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準備運動だったハズ……

いつも通っているジムが休みの日になりますと

自治体が運営していますトレーニングジムのある施設に足を運びまして

身体を動かすことにしているのでありますが

先日は

燃やせるゴミを焼却した際に発生しました余熱を利用しました

ジムにプール。そしてお風呂が併設されています施設に行くことに決めまして

そこのオープンが朝10時であることに加えまして

結構な混み具合になるところでありますので

浦安にあるけれども

冠に東京を掲げるレジャーランドみたく

オープンから1時間が勝負。

そこを過ぎてしまいますと

2時間待ち。3時間待ち

と言うことはありませんが

ジムにつきましては

下手をしますと

入場制限を掛けられるところでありますので

オープンと共に

筋トレに入りたい。と……。

そのためには

身体を起こすことも兼ねまして

軽く走っておきたい……。


で。走ることにつきましては

別にジムの中で無くても

出来る運動でありますので

その施設が開店する前の時間を使って走っておこう。

となりまして

朝の8時半の少し前に

スポーツ施設に到着。

駐車場に入ることは出来ますので

まずそこにクルマを置きまして

ジョギングを始めたのでありましたが


大抵。そこで走る時は

少し離れたところにあります大学を周るのでありますが

(私の学力では一生。中に入ることは許されない大学を)

一周し、戻って来ますと

大抵20ないし30分ぐらいで

戻って来ることの出来る場所でありますので

少々モノ足りない。


ほかに無いものか?

と思案しましたところ

南東方向3キロ程離れたところに

たしか

ガイドブックに掲載されている

有名なお寺があったハズ。

と言うことを思い出しまして

片道3キロを往復でしたら

40分は掛からないだろうな……。

と思い針路を南東に定めまして

テクテク走り始めたところ


そのお寺を示す

最初の案内板が見つけるまでに12分。

誉め言葉で言うところの

のどかな。

そうでない表現で言うところの

不安となる風景の中を

最悪の場合

何分で折り返そうか?

を念頭に置きながら

時々歩道が無くなる道を進んで行きましたところ


『左斜め方向に寺あり』

の看板を見つけまして安堵。

ただし

距離については触れられていないため

帰りの時間を気にしつつ、

更に進んでいきましたところ


『この先歩道無し』

の看板を目にしまして


(……どうしようかな?)


と思った矢先に


……寺がありました。


そのお寺。

ガイドブックにも掲載されますような

有名なところであります

そのお寺につきまして

どのような感想を持ったのか?

と申しますと


(……寺。でありました。)


(……寺です。)


観光地は

ガイドブックに掲載されました

プロのかたの手により形作られました写真と文章を見るのがベストである。

と言うことを改めて認識しつつ、


(何事も無く平穏に)

のお願いをしまして

スポーツ施設へ針路を変更したのでありましたが

途中。

歩道が無い個所がありましたこと。

更には

分岐点の1つに

歩道のある道がありましたので

そこを経由して戻ろうと

走っていましたところ


(……迷子)


見知らぬ大通りに出てしまいました。


たぶんこっち。

と決めて進もうとも思ったのでありましたが

よくよくその景色を見直してみますと

クルマでは来たことはある。

スポーツ施設最寄りより

1つ東の合流地点に出て来たことがわかりまして


ならば


目印となる焼却施設と大学が見えるハズ。

と辺りを見回しましたところ

最初思った方とは逆方向に

焼却施設と大学の建物が見えまして


(……危ない危ない)


と大通りへのアプローチの道を


今流行りの

(……逆走をしながら)


もちろん生身1つでありますので

乗用車に迷惑を掛けることが無いよう

細心の注意を払いながら

焼却施設に歩を進め、

戻って来たのでありましたが

ある意味。ショートカットとなったこともありまして

まだ時間はある。

ならば

(私が関係者になることは生涯あり得ない)

大学も一周してしまおう。

と調子に乗って走り始めましたところ

大学周りの

3分の1を過ぎた辺りの

登り勾配のところでしたでしょうか。

たぶん塩分が不足してきたのでありましょう。

になった上に

(もし何かあった時のために幾許かのお金は持ち合わせているのでありますが)

如何せん

周りに栄養分を補充することの出来るような施設は

一周しなければ無い。

厳密には大学の中に入ればあるのでありますが

なにぶん

私の学力では門を潜ることが許されない大学でありますので

軽いブレーキになりながらも

なんとかコンビニに辿り着き、

お金を払い養分を補充しまして

スポーツ施設の駐車場に戻って来ましたのが

オープンの20分前。


クルマの中に入れておきました

本来はジムの中で使う予定でありました

スポーツドリンクを飲み干しまして

少し元気になったところで

朝の10時。

チケットを購入し、

受付を済ませた私が

まず真っ先に向かった先は


(……お風呂でありました。)

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