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雲上昇龍  作者: 書記
一章
9/29

七話

遅くなりました。

勾輝は自分の番が来たので、装置の前に立ち、術式を発動させた。まずは、中心から円の形に魔方陣が広がり、中心から線が伸びる。それは円に繋がり、五芒星、五角形、四角形をえ描く。五芒星、四角形の頂点を中心に更に芒星と四角形が描かれる。

ここで既に感心の声が聞こえて来ている。

しかし、魔方陣の展開は止まらない。

いくつも描かれた魔方陣の内一つが発動、六つの炎が産まれ、炎は六芒星を描く。その六芒星といくつかの魔方陣により、六芒星の中央にマグマの塊が出現。そして幾重にも広がった魔方陣が発動した。激しい光を放つ、熱の塊が産み出された。

「きゃあぁ」「うわっ」

激しい光にいくらか悲鳴が聞こえた。

一部の生徒は、以前の校長の演説時に学習して、光を減らす魔術を使っている。

今回、勾輝が使った魔術は、昨日夕華が使った魔術、「やたがらす」の劣化版といえるものである。元々は、「やたがらす」も勾輝が作った魔術である。その「やたがらす」と比べると、操作性、熱量、規模が抑えられたものになっている。

評価は90点だった。

これより良いのは、出ないとは思うが念の為と言った所でこの点数らしい。

その後は、特に特色もなく進んで最後の生徒になった。

最後の生徒周りを見回して、こちらを見て獰猛な笑みを浮かべたように見えた。そして、魔方陣が描かれ出した。

それは勾輝のものより複雑に、そして早く描かれていく。周りの人間は複雑な魔方陣に驚いているが、勾輝はあの生徒を思い出して違和感を覚えた。あの生徒は、西園寺の取り巻きにいた生徒で、昨日の試験で水原のペアだった生徒である。試験の時は、そこまで速い魔術の発動は、していなかったはずである。補助具を使っているにしても、速すぎる気がしている。

そして、勾輝は違和感の正体が分かった。その直後に魔術が発動した。

「「伏せろ!!」」

勾輝や気づいた人間が叫ぶと同時に熱風が吹き荒れ、ガラスが割れる。実習室は、耐熱等をされていて、被害はガラスとそれによる負傷者に留まった。

煙の中から、その元凶は姿を現した。


それは、異形だった。

ライオンの頭、山羊の胴体、毒蛇の尻尾をもった異形が姿を現したのである。

「焼き尽くせ!!」

異形は、火炎を放つ。これに勾輝や気づいた人間が魔術で防御する。火炎は強力で、気づいた人間の中の弱い人間の魔術はすぐ破壊されている。防御の魔術は、勾輝と他数人で破られそうになっている。

そこへ事態に対応し始めた生徒が異形へ攻撃を始めて、火炎が収まった。次々と攻撃に加わって行き、25人程が戦う事で何とか互角になり始めた。勾輝は、そこで自分に攻撃を仕掛けて来ている、先程の生徒を見つけた。

この学園内は武器の携帯が認められている。それには拘束具をつける事が原則となっている。しかし、拘束具は魔術により解除可能なのである。拘束具解除の魔術は、瞬時に可能である。

先程の生徒は、自分の武器の拘束具を解除し、銃を撃ってきていた。銃より撃ちだされる銃弾には、一発一発に魔術がかけられていた。勾輝は、咄嗟に通常の障壁を張りすぐ破られてしまった。だが、瞬時に身をかがめ、間一髪避けた。銃弾は、そのまま突き進み、壁を粉砕した。喰らえば重症は確実、当たる場所次第で死は免れない。

勾輝は、腰にさしてある刀『瞬聖』の拘束具を解除した。

「抜刀。」

勾輝の一言により、瞬聖に組み込まれた魔術が発動。閃光が走り銃弾を切り裂き、生徒が張った障壁を切り裂く。抜刀による刀の筋に添って、細く圧縮した空気により物体を斬る魔術である。勾輝は、銃まで斬るつもりだったのだが、障壁が張られていたようだ。

抜刀による攻撃と、同時に相手も銃を撃ちながら魔術を発動。勾輝の四方に魔方陣が出現して頭上に雷が産まれた。勾輝は、刀に魔力を込め一方の魔方陣を切って破壊した。破壊された為、雷は霧散。魔方陣は、魔力によって描かれる為、制御した魔力によって破壊出来るのである。その間も飛んでくる銃弾は、蜃気楼によって幻覚を作り狙いを分散、角度をつけた曲線を描く障壁で銃弾をそらしている。そうしている間に、場所は外に変わった。

幻覚に惑わされるのを嫌ったのか相手は、全方位に土石流を産み出して来た。それを瞬聖の魔術のより両断。接近しようとした勾輝を熱線が襲ってきた。熱線は、障壁を破壊して消えた。そこへ銃弾と空気塊が襲ってきて中々近づけない。熱線は、次々と放たれいくつにも別れたり、曲がったりして勾輝に襲ってくる。熱線は威力が高く、勾輝の障壁では、足止めかそらすのが精一杯である。ならばと、瞬聖に組み込まれた次の魔術を発動。

「瞬閃」

自分の足下と生徒の後方に魔方陣が出現。次の瞬間には、勾輝は生徒の後方に居た。後方では、生徒の手足が治る程度に斬られている。この刀の名前の由来ともなった魔術で、魔方陣から魔方陣へ高速で移動する魔術である。生徒は、手足を斬られてなお抵抗を見せ、魔術と超能力を使ってくるものの先程より弱く狙いも雑だった。勾輝は空気塊で死角から気絶させた。魔術で拘束をした。


勾輝は、校舎より火炎が吹き出るのをみて、そちらへ向かった。

お粗末な文章ですいません。

ネーミングセンスまでないのは、痛いです。

やっと超能力を出せました。まだまだ考えている事は色々あるのですが中々うまくいかないですね。

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