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雲上昇龍  作者: 書記
一章
8/29

六話

新キャラ登場です。

キャラかなり薄い気がして来ました。


翌日、登校中に勾輝は夕華と後もう一人と喋っていた。

「勾輝達は、昨日は悪かったな、演習に一緒に行けなくて。あ、後入学式も。」

「お前、気にすべき事の順序おかしいからな。」

と勾輝が呆れながら話す相手は―戸次直斗(とじなおと)―という青年である。勾輝は、さらりと少し長めの黒髪なのに対し、短めの茶髪てある。二人共長身であるが。

「昨日は、家で銃に術式を組み込む手伝いをしてたからな。」

「お前は、いつも補助具の事ばかり考えてるからな。」

直斗は、家業で補助具に関して学んでいる。学園ではもちろん、補助学に属している。

補助具とは、銃、剣等様々な物に魔術を組み込んで動かす物の全ての総称である。

「それと、この前の物は出来てるのか?」

勾輝は、直斗に自分専用の補助具をいくつか作って貰っている。かなり前に頼んだのだが、

「いや、まだだ。後、少しの調整と思い付いた機能を付けたくてな。」

「まだ改良する気か!!これで…いや、もういい…」

まだまだ完成は遠いようだ。

直斗は、補助具に関する事になると見境がなくなる。

常識も見事に無視である。しかし、腕は中々良い。

現在勾輝が使っている、銃と剣は全て直斗個人が作った物である。洋次の銃剣も直斗の家に作って貰っていて、直斗も手伝っている。

「勾輝。昨日は、洋次さんが負けたらしいけど、相手はどんな奴なんだ?」

「ああ、俺達の学園の校長だ。俺達と戦っている間、かなり楽しそうだったよ。ちょっとした戦闘狂みたいなものだな。」

「確かに、校長先生って変な人だよね。」

「簡単には変人って言う事か。」

直斗が聞いて来たのに答えると、夕華が同意した。

「だからこそ、入学式の演説だろうな。前から、聞いた事があったんだが。」

「だから、有意義だろうって言っていたんだ。」

「強い上に面白い校長なんだなぁ。」

「振り回されそうだがな。」

直斗が期待しているのを見て、前評判から前途多難かもしれないと思う勾輝。

勾輝が聞いていた、前評判は、

『楽しい事狂いの戦闘狂』

である。どんな解釈をしても良い事がなさそうである。

「強いのは、俺達で身に染みて分かったよ。」

「あの巨兵強かったし。」

強かった事は認めるしかないが。

夕華も巨兵には、かなり手間取っていた。疲弊していたとは言え、巨大な槍の攻撃は迎撃するだけでも一苦労していた。

洋次の攻撃を受け止めたり、避けたりする程の強さの兵士を産み出す降霊術を大量に使うのはかなり強いのである。

「校長の話は良くわかってきたけど、学園はどうなんだ。」

「今日は、学科事に別れて授業を受けるそうだ。」

学園は、クラス事に別れているが、学科は均等に別けられている。三人は、同じクラスだった。ちなみに、大体地域が近いもの同士が同じクラスのなるようにされているからだ。

「なら、昼飯はどうする?」

「食堂に全員で集まるのでいいだろう。」

学園の教室に着いて、もう時間なのでそのまま別れた。



勾輝は、構築学科の集合場所にて授業の説明を受けた。

「構築学科の諸君には、新しい術式の開発を行って貰うわけだが、まずは、今日までに作ってくるように連絡しておいた系統の術式をみせて貰おう。これは、テストだ。術式は、複雑なほどいい。なお、既存の術式をそのまま使用した場合、減点対象となる。勿論、そのままでなくとも改良しただけより、完璧に新しいほうが評価はいいぞ。」

そう言って、構築学の先生はある機械を使う事を説明した。

その機械は、術式の構築時の魔方陣を感知して記録、更に解析を行う装置である。

今回は炎を産み出す系統の術式の作成である。

最初の生徒達が始まった。この部屋の装置は六台、構築学科の生徒は200人、この部屋は約60人である。一人五分程で採点までされている。

最初の生徒の術式は、周りの空気から熱と酸素を集め炎を産み出し、更に熱くしていくもののようだ。40点。

次の生徒は、熱を産み出しそれにより炎が産まれ、それが尾を引いて動き、壁に当たると反射する。60点。

その次の生徒は、何もない所に炎という文字を描き、そこに炎を産み出す。60点。

魔術で物理現象を産み出す方法は、いくつかある。必要な物、炎ならば酸素や熱を周りから集める又は、何も無い所から魔術で産み出す。というものがある。魔力の効率が少し違って、集めるほうが効率が良いが周りに集める物がなければならない。何も無い所から産み出すのは、どんな時でも使えるのである。もうひとつは、炎という文字を描き、それから魔術使用者が想像して、そのイメージで産み出す方法もある。イメージが、はっきりしないと使えないのとイメージを使う為、術式が複雑になる。それぞれに一長一短がある。

先生が言っていた、既存の術式とは、熱、酸素を産み出す、又は、集める術式等基本として体系化されている術式の事だろう。要は、それに他の要素を絡ませれば、得点出来るのである。


そして、勾輝の番がやって来た。

この小説を読んでくれている方に感謝をこめて、

大した事がない小説だと思いますが、ここまで読んでくださりありがとうございました。

まだ、一区切り着くまで長い予定ですが、これからも読んで下さるとありがたいです。

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