表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
雲上昇龍  作者: 書記
一章
6/29

四話

鉄すら溶かす程の爆炎とミサイルが放たれ、超高圧により打ち出された水が放たれたミサイルと障壁を切り裂き、船の頭上に海水を蒸発させ雲を産み出し巨大な雷を落とす。そんな中に夕華と勾輝はいた。

勾輝は、頭上に産み出された雲を利用し、巨大な氷弾を産み出し、船に迫っていた爆炎を打ち消した。

先程から、夕華は一つの魔術に集中している。夕華の周りには、膨大な量の魔方陣が出現していて、今も増えている。それを勾輝は魔方陣を描く事で補助をしながら戦っている。

そもそも魔方陣は魔力で描かれた模様である為、自分以外にも使わせようと思えば、魔方陣は使わせる事が出来る。


そして、夕華の魔術が完成したその瞬間、太陽が出現した。

二つの勢力のちょうど間辺りに、膨大な熱と光を持った鳥を作り出す。大きさは300m程もあり、温度も5000度を誇る鳥である。これは大規模魔術「やたがらす」である。

それは、上空にあった雲を消し去り飛び交っていた魔術を呑み込んで、細い火の鞭のようなものを体から伸ばして、近くにあった船に攻撃した。この鞭を伸ばすのは「やたがらす」本体で船にぶつかると、障壁だけでなく、船を消滅させてしまうので、障壁を破壊する為である。

撃破判定の為の障壁と自分達で更に障壁を張っていた敵船の計10枚の障壁を一撃で粉砕した。敵側は、「やたがらす」を打ち消すために氷壁、氷弾、氷槍、障壁、あらゆる手立てを使い、止めにかかる。「やたがらす」で8隻程の障壁を全て破った時、敵も大規模な魔術を使ったようだ。

敵の残りの船団と「やたがらす」の間に空高くまで続き、下からでは分からない程の氷壁が現れた。厚さがかなりあるようで素晴らしい規模だ。大規模魔術「永久凍土」のようで、12人での永続型のようだ。

「やたがらす」が壁に突っ込み、氷を溶かして押し込んでは、氷が再び作られて押し返される事を繰り返している。この「永久凍土」は、産み出すのは、只の氷壁ながら、規模と発動方法で大規模魔術に分類される。

永続型の魔術は、生成が終わっても、術式が終了しない。通常の魔術は、生成が終わると術式が終了する。。永続型の魔術は、発動し続けているのである。つまり、削られたりすれば、もう一度作られる。正に、再生する壁と言えるだろう。

実際「やたがらす」が、弱まって来ている。

その時、「永久凍土」の発動が終了したようで、再生が止まり、その壁に穴を開けると同時に「やたがらす」も消えた。


二つに別れていた敵と味方の船団が「永久凍土」に「やたがらす」が開けた200m程の穴に向かって進んでいる。残った氷はぶ厚い為、そこを破壊して無理矢理穴を開けるより、すでに開いた穴を利用した方が無駄な力がいらないからだろう。その穴に50台のバイクが魚鱗の陣形で突撃してきた。

四輪のバイクでタイヤが前後で二輪を連結されてバイクの状態になっている。こちらの船団が攻撃を開始するとその連結を別れさせて、蜘蛛のような状態で自由自在に動き、水上を駆ける。タイヤを連結させたバイク状態では、通常のミサイルより速く走っている。

その中に一匹の獅子が混じっていた。

それに「やたがらす」の発動と制御で疲労している夕華が、


「あ、あれ…?」


と戸惑っていたのを見て、それに勾輝が気付き、


「あぁ。お前は、演習で会うのは、初めてだったか。」

「そう言えば、あの人校長だったか。」


洋次も思いだして納得していた。

そう、その獅子とそれに乗っていた人は、あの入学式の校長だったのだ。

校長は、嬉々として笑いながら戦っていて、味方側の船の障壁を次々と破壊していく。こちらを見て、笑みを浮かべたまま、バイク数機を伴ってやってくる。

勾輝と洋次が、船から飛び出して迎撃に向かった。

バイク等船から離れたものの撃破判定は、船と同じだが 、三枚の障壁の中に更に船より強力な障壁が展開されている。


バイクには、12連装の50口径で毎分30000発を越えるガトリング砲が装備されている。これは、魔術により砲身の冷却を無用にし、装填と薬莢の排出を高速化して、一度に12の内6の砲身を同時に使う事でこの性能を得ている。それも任意で、撃ちだす瞬間に銃弾を一定速度加速させる魔術と、砲身に磁力を使い加速する魔術を使用する事で、弾丸の初速を高める事も出来るような仕様になっている。

それを、両脇に一つずつで驚異的な火力を得る事が出来ている。また、携行する弾丸も30000発を積んでいて、毎分25000発の弾丸が魔術によって産み出される事により、六分間は撃ち続ける事が出来る。砲身も魔術で強化されていて、銃弾にも撃たれる瞬間に摩擦を無くす魔術が使用されている為、ライフリングの摩耗を防いでいて砲身の交換等も必要無くなっている。

実際は、撃ち続けるわけではないので、もっと長く、うまく使えば、魔力が尽きるまで戦い続けることが出来る傑作機である。こんなに魔術を使っていて、魔力が大丈夫なのかと思うが、そこは、貯力石という魔力を貯めるものが開発され、それを全身に装甲と一緒に装備している為、貯力石に備えられた魔力だけでも、バイク全身の魔術を使用し続けても二時間は動き続けられるのである。貯力石の魔力は使わなければ、少しずつ自動で回復する。

勾輝は、海の上に降り立つと、魔術により空気を足の裏に固定。沈まないようにして、右手に日本刀を抜き、左手に銃身が1メートルはある銃を抜く。

洋次は、両手に銃剣を持ち、魔術書を自分の前に固定。

バイクは、ガトリングを撃ちながら迫ってくる。

それを、勾輝は回避、洋次は防御した。

勾輝は、危なげ無くステップを踏み、幻影を作りだして翻弄し、洋次は、圧縮空気塊を絶妙な角度で盾に作りだした。ガトリングの弾を完全に反らして、洋次は銃剣を、バイクに向け魔術を発動、銃剣の先に加速領域を展開、銃弾に空気との摩擦をゼロに、熱を融解ギリギリまで与え、発射。

銃弾は加速され、一発がバイクに着弾、全障壁を破り、戦闘不能にした。

更にバイクと獅子は近づいて来る。


200メートルを切った所で変化が起きた。

戦闘、終わらなかったので、二つに分けます。

戦闘シーン華がないですかね?

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ