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雲上昇龍  作者: 書記
二章
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二十四話

予定通りに投稿出来ました。魔法陣の仕組みが出ます。読み飛ばして頂いても問題ありません。

訓練が始まって、全員が四人一組になった。勾輝は、その時ちょうど喋っていた四人で集まった。


「とりあえず四人集まったから、やってみようぜ。」

「なら、配置を決めないとね。この中で一番制御が上手いのって誰?」

「正三角くらいの規模なら、直斗が一番適任なんじゃないか?しかし、俺の考えでは他の三人の制御で威力も変わると思うぞ。」

「それは良いけど、一番重要なのはタイミングだと思うな。この訓練って、今の一年生には難しいんじゃないかな。」


順に直斗、翔、勾輝、夕華が言った。

夕華が言った通り周りを見ると、全員が各所に散らばってやっているが殆ど成功していない。かろうじて西園寺とその取り巻きが火を出すことに成功している。


「多分、中央の三角の頂点に中心を合わせて他の三人が正三角形を作らないといけないんだろう。」

「それと他の三人の三角の頂点を中心に向けると更に良くなるんじゃないかな。」


勾輝と直斗が更に意見を言う。流石に構築学に所属する生徒である。魔術を新しく作る為にも構築学の生徒は比較的魔術に関する理解とその知識は他の学科の生徒より優れている。学科分けは絶対ではなく、他の学科でもこの学科の授業は取ることが出来るが、基本的にその学科の生徒が一番詳しくなる。


魔術の魔法陣は、規則的な形には様々な意味がある。例えば、五芒星と五行の文字を魔法陣で描けば、五行の力を使う事が出来るのである。最近は、魔術の仕組みを知られたくない為、五行の部分等は頭の中で魔法陣として描くのが、主流となっている。

それは、事件の時に夕華が使った「四象」が分かりやすく効果を現しているだろう。これは四角形の魔方陣を東西南北に向けて、それを四神が司るとして描く事により、強力な結界を張る魔術なのだ。この時、夕華は声に出すことで、魔法陣の一部を省略していた。

他の魔法陣を使う魔術も全て基礎は五行などで魔力を借りる、または自分の魔力を使う事で、まずは魔力を集めるのだ。それに火を出す、水を出す等の意味を持たせる事で魔術が発動している。

水を出す等の意味は、頭の中に記憶されている物、又はイメージを引き出している。これは、魔法陣では線と線の交点(頂点)の部分が引き出している。

これは、一つの交点に交わる線の数が増えれば、蝋燭の火の魔術をガスバーナー程度の火にする事や温度を上げる事が出来るのだ。魔術の制御は魔法陣がどれだけ精密かとイメージで発動している場合はそれが正確かだ。

しかし、この魔法陣の仕組みに例外がある。

それは、魔術教会が正式に定めた、基本的な魔術だ。

この魔術は『基礎魔術』と呼ばれ、発動すれば必ず一定の効果を現す。これは、魔法陣に火などのイメージが組み込まれており、最低限の能力があれば、発動出来るものだ。子供に魔術を教える時にも使用されている。因みに、専用の紙を持ち、それに魔力を流せば、自動で魔法陣を描いて発動する。

今回の訓練にも使われており、個人事に差を出さず、能力を見る為である。


「皆理解出来たよね?早速やってみない?」

「俺は大丈夫だ。中央の基礎魔術を貸してくれ。」


夕華が声をかけたので、翔も異論は無いようなので、直斗に専用の紙を渡した。

全員が配置についたので、直斗が魔術を発動する。

正三角形の魔法陣が広がった。そこで他の三人が各頂点に移動して、魔術を発動する。更に魔法陣が広がり、正三角形の各頂点から正三角形が頂点の一つを中央に向けて出来た。魔法陣に漢字が書かれていく。

そして、魔術が発動して、直径五メートルの炎柱が頭上に出現した。


「よし。上手くいったな。」

「………なんか規模が大きい気がするんだけど。」


勾輝は満足したように頷いているが、翔は少し戸惑っているようだ。


「こんなもの何じゃないのか?」


直斗が疑問そうに聞いている。

それを聞いて、翔が直斗と喋り始める。


「なら、私は先生を呼んでくるね。」


そう言って夕華が走り去っていく。

そこで勾輝は、一人で今使った魔術の魔法陣に関して考え込むのだった。


少しすると先生がやって来た。

翔と直斗は既に話し終えていて、夕華も教師と一緒に戻って来ていた。いつの間にか周りに人が集まっていて、視線が集まっていた。


「お前達、もう出来たのか。それも離れた所からもよく見える程の威力を出すとはな。」


やって来た教師は少し呆れているようだ。


「周りの生徒は良く聞いておけ。早くも成功させた組がいるようだが、まだ始めてから五分だ。あと20分程あるので、10分後に要点を伝える。出来なかった組は、次の授業までに考えてくる事になるぞ。早く終わった者達は、自由だ。」


教師は、周りの生徒に言ってから、合格の確認でもう一度先程の魔術を行った。それを確認すると、改めて驚いていたが、「合格だ。」と言って他の生徒を見に行った。

次の投稿は、いつになるかわかりません。

1ヶ月後には投稿するつもりですが、もっと早いかもしれません。

不定期の投稿で申し訳ありません。

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