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雲上昇龍  作者: 書記
二章
20/29

十八話

ギリギリで投稿するつもりが日にちが変わってしまいました。

30分後に作業を終えて、教室にいる所にあのパーティーから直斗の端末に連絡が来た。

この学園では一人に一つずつ端末が配られている。


これから1時間後の昼休みに、先生を呼んで決闘が始めるそうだ。決闘は、課外授業のような扱いで授業中であっても認められている。しかし、相手のパーティーはこの決闘で新入生に実力を見せると同時に今回の直斗のような人間を出さないようにする為に観客が来れる昼休みにするそうだ。

決闘をする際は、双方の同意があれば、決闘場所はどこでも良いが、公平な事を目指すなら闘技場だろう。

闘技場は、訓練や決闘等の為に作られたドームである。これは、幾つかあり大きさが違う。闘技場の広さが100m程の物が六つ、500m程の物が三つ、800mの物が一つである。実際は、それに合わせた観客席があるので大きさは大きくなっているが。ちなみに800mの物は学園中心の地下にある。

予約を取って使うのだが、今回は片方が戦闘の『順位持ち(ランキング持ち)』の一角とあって闘技場を使う。100mの闘技場である。500mと800mは普通の決闘では使われない。

順位持ち(ランキング持ち)』とはパーティーのランキング制度で戦闘等の分野のランキングの一位から五位までのパーティーの事を言う。そのパーティーは周りから羨望を受ける。新入生に実力を見せ求心力を強める為に闘技場の観客席は、かなり人がいる。

相手―大連寺麗子(だいれんじれいこ)―という名前の女子の先輩は個人のランキングは持って無いそうだ。

ランキング制は、パーティーと個人の2つがある。分野は殆ど共通だ。


その先輩と戦う直斗は、余裕の表情で俺達と会話していた。


「直斗。あんまり問題を起こすなよ。面倒だろうが。」

「ムシャクシャしてやった。反省はしてない。ロボットを馬鹿にしたあいつが悪いと思っている。」

勾輝は直斗に注意するが、無駄なようだ。

「まぁ、遠からずこんな事が起きるって勾輝は分かってたでしょ?それに面倒なだけなんだし、良いじゃない。」

「すでに色々やっている彩原さんが言う事じゃない気が…」

夕華の直斗へのフォローに対し本物の篠田翔がボソッと呟いた。

あの事件後、本物の篠田翔は何か知っているか事情聴取されたが何も知らないという事で特に処分無しで学園に戻って来ている。家族の父親は事件後行方不明になっており、襲撃のテロ組織との関係があった事が疑われている。兄の事は居る事すら知らなかったそうだ。その兄のした事は全て知らされている。夕華に戦闘で敗北して捕まった事も知っている。その兄は瀕死の重症で未だに意識が戻らないそうだ。

これに関しては夕華がやり過ぎている。

「翔の言う通りだが、確かに予想はしていた。だが分かっていても文句を言う事とは別問題だ。本当にもう少し慎重に、落ち着いて行動してくれ。」

「分かったよ、勾輝。」

直斗が分かったと言ったので、勾輝は安心した。

とそこへ。


「あのガラクタのロボットの事は直斗が気にする事じゃないよ。」


夕華が少し笑いながら挑発してくる。

「ガラクタだと!よくも…」

「アハハハハ。怒った怒った~。その怒っている事のどこが慎重になったの?アハハハハ。」

前言撤回だ。残念ながら安心は出来ない。直斗と夕華が揃ってしまっては、今後は自分の手に終えないかもしれない。

ダメだ、早くなんとかしないと。

篠田翔が勾輝の肩に手を置いて頷いている。

同情よりも平穏が欲しいな~、と勾輝は思う。

目の前では炎弾と氷弾と銃弾が飛び交う。周りには配慮しているのか流れ弾はしっかり消されているが。


そんな事をしている内に時間が経って来たので闘技場に移動する事になった。


移動した闘技場はすでに観客席席がかなり埋まって来ていた。殆どが新入生のようだ。『順位持ち(ランキング持ち)』の実力を見に来たのだろう。

決闘に置いては実弾、真剣が使われる。制服の防御機能のおかげで本気の勝負が出来るようになっている。

勾輝達は観客席に移動した。

直斗は腰に日本刀を下げ、左手にアサルトライフルを持つ。

相手の大連寺先輩は今現れた。

大連寺先輩は特に何も持っていない。

「先生が来たようね。くだらない道具に拘る事を後悔させてあげるわ。ガラクタはガラクタなのよ。」

「……………」

大連寺先輩が話しかけるが直斗は静かである。

「時間です。大連寺さん、戸次君準備はいいですか?」

先生は二人がうなずくのを確認した。

「では。始め!!」

戦闘をはじめるつもりがその前おきで一話使ってしまいました。

文章の書き方が安定して無い気がしてます。

読みにくいですよね。申し訳ありません。

次話は戦闘のみで一話の予定です。

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