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雲上昇龍  作者: 書記
一章
16/29

十四話

中々早く投稿出来ないです。

申し訳ない。

戦闘はとりあえず終了です。

夕華は、勾輝達が離れていくのを見て、こちらも離れて戦う事にした。

「ねぇ、なんで裏切ったの?」

夕華は、火弾を連射しながら走る。

それに対して篠田は走って来るが答えない。

夕華は、篠田の全方位に火弾を作り撃ち込む。更に電撃、熱線を何本も撃ち込む。

篠田は、撃ち込まれた地点から飛び出して、土の津波を産み出して反撃をする。

「なんで裏切ったのか聞いてるんだよ?」

夕華は、土の津波を魔方陣も詠唱もなしで障壁を作って防ぎ、穏やかな口調で問いかける。

なおも篠田は答えない。

「敵の組織の一員だから、それとも……」



「あなたが本当(・・・)の篠田翔じゃないから?」


「それを何故っ!?」

夕華の言葉を聞いた瞬間、篠田の顔が驚愕に染まった。

夕華は驚く篠田を見て言葉を続けて

「そんなに驚かなくてもいいのにな~。私は名前を聞いた時から知ってたんだよ?篠田くんが本当の翔くんの双子のお兄さんだって事。本名は篠田颯介(しのだそうすけ)だったよね?」

言われた篠田は絶句して、戦闘中だがその場で立ち竦んでいる。

「この学園には関係者しか入れないように確認がされてるけど、双子で瓜二つの二人なら怪しまれないからね。翔くんは普通に学園生活をしていて、颯介くんは組織の仕事をしている。それも翔くんはこれを知らないから万が一ばれても問題ないみたいだしね。今頃本当の翔くんは家にいるんだし。」

篠田は早く倒したほうがいいと思い土槍と氷槍を自分の周りから放つが先程と同じように障壁で簡単に防がれている。篠田は攻撃を続けているが夕華は平然と話す。

「この話ある人から聞いてたんだけどね。あ、もちろん勾輝達は知らないから。実際に会った時に勾輝と直斗が気に入ったみたいだから、「よろしくね」って言っておいたんだよ。あれね、その時盗聴してた颯介くんにも言ってたんだよ。でも、園山くんも颯介くんも裏切っちゃったね。折角言っておいたのに裏切っちゃダメだよ~」

颯介は、超能力で熱線を10本放つ。

「その前の幻獣を降霊して勾輝と戦ったのも颯介くんでしょ。変装用の魔術使って。」

その熱線は夕華が手を前に出して作った障壁に弾かれる。弾かれた熱線は周りを破壊し地形を変えている。

「色々やってた颯介くんには本気で相手をするよ。」

その刹那に夕華は圧倒的な威圧感を放ち、その背後に巨大な魔方陣が生まれそこから巨大な炎の鳥が出てきた。

「朱雀」

現れた朱雀に対して颯介は水弾を放つが朱雀に触れる前にその熱気で蒸発する始末である。

対抗策として幻獣を降霊した。

「キメラ、ケルベロス、オルトロス」

ライオンの頭、山羊の胴体、蛇の尻尾を持ったもの、三首の犬、二つの首の犬が現れた。

三匹が一斉に襲いかかるが、朱雀が周りを蹴散らすように炎を撒き散らしながら回転するとそれに飲まれて三匹共消え去った。

再生も何もしない為降霊した魂ごと消し飛ばされたのだろう。

無駄だと悟り防御に徹する事にしたのか障壁を幾重にも張り、更に分厚い氷壁と土壁を精製した。朱雀は攻撃として炎を吹いた。颯介は、障壁を幾重にも張り続ける傍らで氷の津波を作り迎撃も行った。

朱雀の産み出した炎は氷の津波と氷壁と土壁を瞬時に消し去り、障壁にぶつかった。張られた障壁は30枚を越えるが、1秒で20枚が破られてしまっている。颯介は障壁を次々と張り続けるが、次の瞬間に障壁は全て消えて、颯介は衝撃で吹き飛ばされていた。

吹き飛ばされた颯介は地面を三回程地面を跳ねて止まった。

「ちょっと強すぎたかなぁ。」

夕華は結果を見て呟いてから、朱雀の降霊を解いた。


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


勾輝は、直斗が倒れるのを見て状況を確認して、直斗は結構頑張ったな、と思った。

混乱していた生徒達は落ち着きを取り戻して、バイクもかなり減っている。

生徒達は、連携をとって残りの敵を殲滅にかかるようだ。

その時トラックの上部が開き巨大な大砲のようなものか出てきた。それは学園の中心の方に向けられて轟音と共に何かが放たれた。

今度は何が起こるのかと防御しようと身構えていた者が多数いてそれには反応が出来ず、打ち出された何かは学園の中心の方に着弾したようで煙が上がり始めた。


ここで急に放送がかかった。

「全生徒に連絡する!!学園の重要施設が襲撃されている!!急ぎ救援に向かうのだ!!」

校長の声だ。

学園中心の煙は激しさを増し黒煙となっている。

後方の敵生徒に当たっていた生徒達は中心に向かおうとするがそれを敵生徒が阻む。

トラックは大砲を後方の生徒に照準を会わせて砲弾を撃ち込んでいる。バイクは遂に生徒達の集団の中に入り込んで変形して白兵戦を仕掛けて来る。周りの生徒に向けてガトリング砲を乱射し、ヨーヨーのように前輪を使い生徒達を蹂躙にかかる。

勾輝はバイクを止めにかかった。

バイクが生徒の集団の中に入った事で同士討ちを恐れて、至近距離を高速で動き続ける為被害が増えて、敵を倒せなくなっている。

勾輝は風閃と氷閃を放つがバイクは障壁を強化しているのか無効化されたようだ。それを見て風閃と氷閃を複合させて放つ事で氷の刃の周りに風の刃を纏わせた斬撃を飛ばす魔術を発動した。

斬撃はバイクの両足を切断した。そこへ他の生徒が魔術を浴びせて仕留めた。


そしてバイクは全滅して、トラックも大破、残りは敵生徒のみとなりその数も20を下回った。

「学園中心の襲撃者は聖遺物を強奪して去った。間もなく侵入者は鎮圧される。しかし、周囲の警戒を怠らないように。」


再び放送が入り、今回の事件は終息へと向かった。

次話は事件の裏の事を中心に書きます。

もう間もなく一章が完結です。


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