偶然からの確率
アイザック
『実験の開始です!この(マシンリープロダクション)によって、新たな生命を作り出すのです!!』
ギランダ
『うるせえよ、アイザック。さっさとしやがれ』
こんな茶番に興味なんか無い。リイユウが居ないから俺が居るだけだし
ダンラギ
(・・・暇なのはお前のせいだ)
何でそうなるんだよ!お前だって面白くなりそうとか言ってたじゃないか!
アイザック
『ギランダさん』
ダンラギ
(覚えてねえよ。どうせ俺は表面化しねえし、関係ねえ)
覚えてないじゃないよ!俺は覚えてるんだからな!
アイザック
『聞いてますか?』
ダンラギ
(お前の頭の記憶力でそんな事覚えてられたのか?初耳だな)
俺がバカみたいじゃないか!そんなに記憶力が悪かった覚えはねえよ!
アイザック
『早く避難してくださいよ』
ダンラギ
(じゃあ直接言ってやる。バカ女)
それならお前は中途半端野郎だろ!
ダンラギ
(俺のどこが中途半端だと?)
精神は男なのに、体は女って所が中途半端なんだよ!
ダンラギ
(お前が男じゃないのが原因だ。俺のせいにするな)
アイザック
『人の話を聞きなさい!!』
ギランダ
『なんだよ。うるさい・・・』
目の前には稼動してる(マシンリープロダクション)
アイザック
『早く離れなさい!』
巻き込まれたら大変だ!
ギランダ
『今から離れ・・・おっと!?』
足元の石ころに躓いて・・・
ダンラギ
(馬鹿やろう!何やってんだ!)
ギランダ
『キャー!?』
そのまま(マシンリープロダクション)の中へ