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010⚫️暴海竜は美食家?

「なるほど……この“暴海竜”、獲物の脂肪をそのまま蓄えて濃縮するのか。」

「ジン様、それだけではありません。最適な粘性のミスト状に変え、牙を打ち合わせて着火し、線のように放射するようです。」

「最高温度は?」

「個体差はありますが……鉄を溶かすほどかと。」

「ふぅん。主食は南の大陸の海獣か。脂肪の塊みたいな食材だな。」

「はい。海獣の皮は丈夫な素材となり肉も美味で、骨・牙・爪は建材や装飾に。鳴き声以外は捨てるところがありません。ある意味、海獣を食する暴海竜はグルメですね。」

ジンの中のロイが、「海獣を調理したい」と騒いでいた。


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