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この作品に描かれている内容は、
如何なる実在する人物、組織への誹謗中傷を意図したものではなく。
現実世界のいかなる団体、個人を指し示すものではなく、
全て物語でありフィクションであり、実在の人物・団体、実際の事件とは一切
関係ありません。
この作品いかなる犯罪行為を肯定するものでありません。
イスラム国となろうの相関性には、興味深いものがある。奴隷を合法とすることや処刑が残虐なこと
自らの教えや主張が絶対であり反対するものには一切の理解妥協を示さないこと。そして劇場型で
大規模な物語を好むこと、イスラム国の広報映像も非常に派手なものが多くハリウッド映画などと
比較する論者などもよくいた。
そして、さらに興味深いのは、なろうを好むネット民たちが、総じてイスラム国を大バッシングし
イスラム国戦闘員のフェイスブックなどに挑発的画像を投稿するなどの行為を繰り返していたことを
記憶していたことも多いだろう。
主義主張が同じで望む世界も同じ者同士が争うそして、外部から見れば滑稽だが当の本人たちに
とっては一大事このようなことは人類の歴史を見れば枚挙に暇がない。
バグダディのことをよく知る日本人は、少ない。おそらく大半の人が、あの例の後ろで扇風機が、
回る中演説する動画と、アメリカによって殺されたことぐらいしかしらないだろう。
しかし、ヨーロッパ特に、フランスでは、イスラム国に関心が非常に大きいことからバグダディ
のドキュメンタリーなどが作られておりかなりかなり詳細まで取材されている。
バグダディは、もともとは内気な人間であり大したカリスマ性もなかったからしい。
そして家庭は、貧乏。両親は、読み書きができない貧農だったらしい。ただ、バグダディ自身は、
勉学はそこそこできたらしく、数学は90点台を取れるぐらいの知識があったらしい。
しかし、本命の法学はいまいちで、他の文系科目も成績があまり良くなかったらしい。
そのためバグダディは、「神学」の世界に身を投じることとなる。これが、のちのイスラム国へと
つながっていくこととなる。
なんで、バグダディのどうてもいいネットでググればいくらでも出てくるようなエピソードを書いたか
というとバグダディの人生こそなろうとの相関を示す最高の資料だからだ。
貧農の家に生まれ、才能に恵まれず、周りからは才能を評価されず、テロリストとしてもいつも二番手
そう、貧乏な家に生まれ、スキルなく、才能に気づかられず追放されるが、一発逆転。
まさしく、なろうで好まれるテンプレのと言える人生だろう。
そして、ご存知の通り、イスラム国の最盛期には、戦闘員は5万人そして国土は、イタリアほどのほどの
大きさになったという。そう、イスラム国を支持する人々は、確かにいたのだ。
そう、今なろう系に数十万人が熱狂するように。
そして、なろう系をに熱狂する人々がこれだけ大勢存在するということは、みな
心中になろう系のストーリーが存在するということだ。
それは、つまり我々の中には、奴隷に対する欲求、チートに対する欲求、評価されていないという不満が
常に存在するということなのだろう




