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家出貴族 ~今度は自由に生きてみます~  作者: うさまっちょ
青年期《エミリスとドラキュラ城編》
20/30

証明しよう

すみません…色々あって投稿できてませんでした、これからも頑張るので応援よろしくお願いします

 確かに吸血鬼は大きな翼、赤い瞳や角がついている人間の亜種で殆どの個体は別に血を吸わなくても生きていけるため吸血鬼特有の強みを生かして様々なところで社会に貢献している(しかし一部地域では差別などが残っている)

 ()()()さすがに、無理があるでしょ。あなたお日様見えます?

「だったら今真昼だが体は大丈夫なのか?吸血鬼は太陽の光に当たると動けなくなると聞いたことがある」

 早速質問するが予想外の回答が返ってきた。

「あ、いえ、あの、純吸血鬼というわけではなくて、人間と吸血鬼のハーフなんですよ、半吸血鬼(ダンピール)ってやつです。吸血鬼のほとんどは吸血鬼と結婚するんですけど稀に私の親みたいに人間と結婚する吸血鬼もいるんです。信じてくれますか?」

「う~ん」

 まさかそんな都合のよい話があるだろうか。けどここでこいつを殺したら俺は人殺しになってしまう。困ったな。

「じゃあ自分が吸血鬼と断言できる様なことをしてみろ魔法でもなんでもいいから」

 我ながら素晴らしい方法だヴァンパイアの多くは血魔法が得意らしいこれはヴァンパイア特有の魔法で人間や魔物、勿論人魔族にも出来ないから見分けることができるはずだまぁひとつ問題があるとすれば俺が血魔法を見たことがないということだかなんとかなるだろう。

 そうするとダンピールは少し震えながら立ち上がって言った。

「わ、わかりましたけどあんまり得意じゃないし使うと痛いので少しだけですよ」

 そう言ってダンピールは指先からチョロチョロと血をだしフン!!と目を瞑り血を自分の回りに漂わせる。そしてズドドドドと周りの木に見事当てて見せた。

「ど、どうですか?」

 恐る恐る聞いてくるが今のじゃ他の魔法でも出来るからな…

「お前ギルドカードみたいな自分が人魔族じゃないと証明できる物はあるか今のじゃ他の魔法でも出来るからな」

 そう言うとコクコクとうなずき自分のポケットをまさぐって見覚えのあるギルドカードを取り出したそこには見覚えのある位置にデカデカとBと書いてあった。

 もしかしてこいつまぁまぁ強いのか?

最後まで見て下さりありがとうございました。

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