表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
16/19

嫌な予感

 その後、様々な冒険者が俺をパーティーメンバーに誘ってくれたが「登録がまだなので」と言い追い払った。

 酒と血生臭くてそろそろ吐くところだったが何とか受付までたどり着く。

「すみません、ギルド会員になりたいのですが…」

 やっとのことで受付嬢に言うと待ってましたとばかりに冒険者ギルドについての説明をしてくれた。

「冒険者ギルドは国籍や年齢問わず会員になることが可能です。会員になりますとギルド任務が受けられるようになり、任務を達成することにより報酬を受けとることができます。また、S~Eまであるランクを上げること自分の現在の強さを知ることも可能です。一人では厳しい任務などもパーティーを組むことができるのでぜひ活用してみて下さい」

 なるほど聞いた通り任務達成による報酬が貰えるようだな。パーティーを組むのもありだが適当に組みたくないし保留だな。

「では、初期ランクに必要なデータを取るのでこちらの魔道具に手をかざして下さい」

 俺は早速目の前に出された水晶のような物に手をかざす。

 すると水晶は光を発しながら赤色に変化する。綺麗な赤色だ。しかしそれを見て受付嬢が少し慌てながら言った。

「嘘…赤色なんて久しぶりに見たわ…」

 その声を聞いてかいつの間にか冒険者も集まってくる。

「俺赤なんて初めて見たぞ」

「俺は初めからわかってたぜ?」

 などと次々に口にする。

 すると受付嬢は横にした葉書くらいの大きさのカードと万年筆を持ってきて言う。

「データと会員証です。初期ランクでは最高のAランクとなります。理由としてはとてつもなく高い魔力保有量と魔法技術ですね。類いまれな才能です。ぜひSランクを目指して頑張って下さい。お名前もこちらの空白に記入しといて下さい」

 とても嬉しいが後ろにいる冒険者からの視線が…何となくこの後が予想できるのは俺だけだろうか。

最後まで見て下さりありがとうございました。

ブックマークや評価、いいねなど、お時間ありましたらよろしくお願いします。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ