初戦闘
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さて、そろそろ焼けたかな?
俺は手羽先を火から遠ざけ少し冷めてから手で持つ。
「いただきます」
初めての料理だ。美味しいといいけど。
俺は早速手羽先にかぶりつく。
「うん、生臭いな」
あれ?しっかり焼けてるはずなんだけどな…まぁ食べれないわけではないし最後までいただくとするか。
「やっぱちょっと生臭いんだよなぁ~」
まぁ、次に生かそう。塩をもっと肉に揉み混むべきだったのかもな…反省だな。
再び歩き始め約1時間
「森かぁ。道は続いてるし、進むしかないか」
変に遠回りして迷子になるのも嫌だからな、魔物がでてくる危険もあるがここは進もう。
森の中に進むとそれはもう凄かった。森というかもはやジャングルだ。
しかし、森に入って早々、ガサガサと前の茂みから音がした。
「なんかいるな」
俺は咄嗟に近くの木の陰に隠れる。
フゴォァァ
どんな魔物の声だろうか、チラッと見るとそこには豚面人、いわゆるオークがこん棒を肩にかけ歩いている。
何となくだが初めに会敵するのはゴブリンかスライムだと思っていたのだがなぁ、現実はそうはいかないか。
しかし困ったな、こいつを倒さなければ先には進めなさそうだ…パパっとぶっ殺すしかないか…
俺は素早く木陰からでてオークに掌を向ける。
「超質量紫炎槍‼(業火+物体縮小+放出)」
俺の掌で限界まで圧縮した紫色の炎がオークに直撃、しかしこの技は2段構えだ。
オークに直撃してすぐに物体縮小を解くことで…
チュドォォォン
物凄い轟音と風と共に砂埃が舞い、バキバキと木々が倒れる音がする。
まばゆい光で前が見えない…けど音だけで分かる。正直ここまで威力が強くなるとは思っていなかった…
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