異世界にいったら王子様探しをしないといけなくなりました。
2作目の投稿です。まだ書き始めたばっかりなので温かい目で見てください。
「ミアー。7:00よ、起きなさい。」
ミアはお母さんの大きな声で起こされた。
「はい起きますよ。全く朝からお母さんはうるさいなー。」
ミアは愚痴を言いながらも制服に着替えてリビングに行った。
「おはよう。ミア」
ミアはその者の声を聞いた瞬間に眠気が覚めた。
「ハル!なんでここにいるの?」
声の正体は田中ハル。ミアの幼馴染でもあり、片思いをしている相手だ。
ミアがびっくりしているとハルは不思議だという顔で
「あれ?言ってなかったっけ?親がまた出張で出かけたから、またよろしく。」
完璧な王子様スマイルを向けられてミアは顔を赤くした。そしたらハルが
「ミア顔赤いけど大丈夫?」
と不思議そうに尋ねられて
「べ、べ、別になんでもないよ。」
明らかに動揺した様子だったため、ハルは心配そうにミアを見た。
「まあなんでもいいや。それよりミアご飯食べないと学校に遅れるぞ。今日学園祭の話し合いするんだよね。」
「えっ。ヤバもうこんな時間じゃん。なんで教えてくれなかったの?」
そしたらハルが
「だって言う隙間無かったじゃん。」
と笑いながら言ってきた。
「話し中断して言えばよかったじゃん。お母さんごちそうさま。それと行ってきます。」
ミアはそういった瞬間に家を出ていった。
「おーいミアー!待ってくれー」
「ハルくん。ミアのお弁当持っていってくれないかな?あのこもっていき忘れちゃったのよ。」
ハルが走り出そうとした時、ミアのお母さんがお弁当を持たせてくれた。
「わかりました。おばさんいってきます。」
「はーい。いってらっしゃい。」
元気よくハルが家を飛び出した。
「ミアー待ってくれー。」
ハルが猛ダッシュで走ってくる。ミアの横について
「はあ、はあ、はあ、ミアお弁当忘れているよ。」
ハルにお弁当を渡されてカバンに入れたら、バンっと音がして
「おはよう!ハル。ミアちゃん。」
と、元気よく挨拶をしていたのは
「リツ痛い。」
黒木リツ。ハルとミアのクラスメートだった。
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