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ハロウィン

前話とは別人です。妹には夢と希望が詰まってる。

「トリックオアトリート!お菓子くれなきゃいたずらするぞ!お兄ちゃん?」


「あー、そういえば今日ハロウィンか。すまん。なにも用意してないな。」


「ダメだよお兄ちゃん!ちゃんと覚えてなきゃ。そんなお兄ちゃんはスーパーで私の好きなものを奢りなさい!」


「はいはい。分かったよ。もう行くか?」


「あったりまえじゃん!早く早く!」




「で、何買うつもりだ?」


「んー。今このふたつで迷ってるんだよねぇ。でもどっちも食べたら太っちゃうしなぁ~。」


「だったら両方買って半分こするか?」


「するする!ありがとね、お兄ちゃん!」




「ん~!美味しい!」


「こっちも上手いな。食べるか?」


「うん!食べる食べる~。………うま!さいこ〜だねぇ。こっちもあげる。あ~ん」


「おお。美味いな、これ。」


「でしょ?さっすが私!えへへ~」

オチなんてない。

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