表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
龍与竜  作者: 龍
1/1

出会い

初めて描く作品です。読んでいただけると嬉しいです。

一応異世界ファンタジーです。まだまだ書き足すつもりです。

 ある日、とても風の穏やかな日に一人の少年が立っていた。その少年は15、16ぐらいの年であった。


 場所はどこまでも続いていそうな原っぱの上であった。白い雲は低く飛んでいて、今にも飛びつけそうなほどかわいらしく、また、美しくあった。


 少年は羊のような牛のような家畜を飼っていた。少年は一人であったが、独りではなかった。


「今日もいい天気だなぁ」


その家畜を引き連れて少年はつぶやく。少年は小汚い格好で、家畜のための道具を数個持っているだけであった。



少年からほど遠くない場所で、その平穏をかき消すものがあった。


「くそっ!!もう追いついてきやがったっ!」


現代的な飛行機とはいいがたいモノにのり、地面すれすれを超スピードで飛行する人物が一人いた。


「何とかして撒けないのか、、!」


その人物は女性であった。彼女はイラつきながらもその追手らしき者から逃げる方法を考えていた。


「奴らのガンシップは飛行時間が長いいから、捕まるのは時間の問題だし、、」


どうやら彼女のガンシップとやらは、燃料がもうすぐ尽きてしまうようだ。しかも、相手と対峙できるほどの戦闘能力もないらしい。


(くそっ!!急いでいたからなにも準備できなかった、、!)


彼女は自分に言い訳をする。



「なんだろう、、」


少年は近づいてくる音に気が付いた。その音は次第に大きくなる。


「何かがくる、、?」


少年が確認しようと音の来る方角にある丘に登ろうとした瞬間


「のわっ!!!?」


ガンシップが突然現れ、少年の頭上を轟音と衝撃ともに通過したのだ。少年は体勢を崩し、丘から転げ落ちてしまった。


「いててて、、」


少年が起き上がりながら確認すると、ガンシップは全部で4基であった。先頭には少し形の違うのがいた。


「なんなんだ、、!?ていうか、そんなことより、、、」


少年はため息をついた。家畜たちが先ほどの轟音に驚いて逃げまわっているのである。


「、、はぁ、、、、」


少年はもう一度ため息をついて、家畜を集め始めた。







評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ