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リッケンブロウムはJOXA支部園庭にて、真理の探究者とその他大勢に送る、偉大なる魔術師、末次飼(みじかい)彬(あきら)の酒飲み前口上の詩歌

リッケンブロウムはJOXA支部園庭にて、真理の探究者とその他大勢に送る、偉大なる魔術師、末次飼みじかいあきらの酒飲み前口上の詩歌、いくで~!


三千世界の 真理を統べるは

白衣の似合う ナイスガイ

視線で射るは 浮世うきよの謎ども

調子のいいときゃ 幽世かくりよまで!

知らぬが花、知らぬが仏 と知りながら

見知らぬふりができぬ者ども!

知らざぁ 言って聞かせてやろう!

イデアの泉が尽きるまで!!」


「フー!!!!」


 このときばかりは、リッケンブロウムの連中も心得ている。たとえ詩歌の中に”その他大勢”に向けたフレーズが入ってなくても、全力でグラスを掲げて、酒を飲み干し、大いに騒ぐ。彼らは本当に優しいと思う。というか、騒げればいいだけなのだろう。当然、この後行われるアキラの話よりも、連日繰り広げられるカイドとシドの撃拳の方に皆は熱狂していた。


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