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リッケンブロウムはJOXA支部園庭にて、火酒に魅入られた阿呆どもに送る カイド一行凱旋の酒飲み前口上の詩歌
「リッケンブロウムはJOXA支部園庭にて、火酒に魅入られた阿呆どもに送る カイド一行凱旋の酒飲み前口上の詩歌
灼熱地獄の 砂漠より
酒を断たれた 苦しさよ
故郷の寒空 身に染みて
気狂い水(火酒)が 血に染みる
飲めや歌えや 踊れや食えや
祝いの心得あらば 沸け
樽の中身は 残してくれるな!」
「フー!!!!!!!!」
JOXA支部のそれはそれは広い庭が、街の人々で埋め尽くされていた。
それでもカイドのよく通る声が敷地の隅々に響きわたり、乾杯の合図に出遅れる者は一人もいなかった。




