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一つ目の港町

 空を飛ぶ岩の上に草木が生えている光景をたくさん見て、俺はあることに気がついた。

 海に島が見当たらない。


 そうなると、大地のほぼ全ては宙に浮かんでいて、人が暮らす所も空の上なのか?

 そんな俺の予想通り、人の住む場所も空を飛ぶ大地の上だった。


 横を見ても端が見えないほど巨大な岩の上にこの世界の人達は町を作り、住んでいた。

 巨大な岩に浮かぶ町もあれば、その町の近くの小さな岩の上に一軒家が建てられている。

 空に住んでいるのが当然のように、人は暮らしていた。


 そんな世界だからか、何十隻もの飛空艇が当たり前のように飛び交い、自由に島の港に発着している。


「すげぇ……。飛空艇だらけだ」

「大型船は港に泊めるのがルールだよ。外周部に作られた公共立体港を使って。市内の移動は小型船を使うの」


 フランが指さした方を見てみれば、外周の岩に木で作られた四角い枠組みが何個もあった。

 その四角い枠の中に、色々な形と色をした船が突き刺さって繋留されている。


 車の立体駐車場を飛空艇バージョンで作ってみました、みたいな光景だ。

 そんな立体駐車場から島の内側へと発車しているのは、モーターボートのような空飛ぶ小型の船だった。どうやらこの世界では船とか飛行機の代わりどころか、自動車の代わりすら飛空艇になるらしい。


「すげぇな異世界……飛空艇無しじゃ成り立たない光景だ」

「飛空艇は僕らの足だからね。僕の仲間の所に行けば小型艇ボートが借りられるから、そこまでは自力で飛んで行こう。五分くらい飛べばつくよ」


 歩くみたいなノリで飛ぶって言うんだから、笑えるよ。

 当たり前のように地面からジャンプすれば、身体がふわりと浮いてそのまま空中を蹴って昇って行くフランを見て、俺は慌てて後を追いかけた。

 空中を単に蹴るよりも木や岩などの出っ張りを蹴った方が速度も出るらしく、俺達は崖をぴょんぴょんと飛び跳ねながら上に昇って行った。


 地球の重力が何十分の一くらいになったら出来そうな動きをあっさりやれる世界。二段ジャンプも出来るし、アクションゲームのキャラクターになった気分だよ。何より落下死が無いのがありがたい。


 そうして崖の上にまで辿り着くと、美しい街並が現れた。


 真正面を見れば、白い石畳の道路の両脇には木と漆喰で作られた建物が並ぶ。

 建物の前には椅子と机が並び、オープンカフェみたいなお店がたくさんあるのは、港から降りてくる旅客のためだろうか?


 上を見れば人が当たり前のように空をゆったりと飛んでいた。女性の下着が思い切り見えるけど、気にしていないみたいようだ。実はパンツじゃないから恥ずかしくないのかもしれない。


「フラン、店はこの通りにあるのか?」

「ううん、屋根の上だよ」


「屋根の上?」


 そんな町中からさらに上空へ飛び、屋根の上に降り立つと、町はまた様子を変えた。

 屋根の上がどうやら地球で言えば駐車場になっていて、モーターボートのような飛空艇が無数に屋根の上に置かれていた。


 そして、場所によってはお店のような建物が屋上に建てられている。

 ここが町だよ、と言われても信じてしまいそうなほど、屋上にも建物が建ち並んでいた。異世界ってひしひしと感じるよ。

 そんな屋上に立てられたお店の中に《ランドラー研究所》と書かれた看板のある建物に俺達は飛び移った。


「ここだよ」

「ここにフランの仲間がいるのか」


「うん、初等学校からの大事な友達でさ、エンジン周りの整備から船の改装まで何でも出来る凄い人なんだ。ライカいるー?」


 フランがライカという名を呼びながら木の扉を開ける。

 お店に入るというよりかは友達の家に入るような気楽なノリから察するに、よっぽど仲が良いのだろう。

 お姫様のお友達というのだから、やっぱり貴族のお淑やかなお嬢様なのかな? フリフリの服を着て、優雅にお茶を飲んでいるとか。

 なんて幻想はすぐに撃ち砕かれた。


「あーはっはっは! クッソ最高! エーテル動力変換率が五十パーセントも向上してるとか、マジ笑える! このエンジン改造案やっべぇ! 最高にイカしてるじゃん! アタシ最高!」


 奇声のような笑い声をあげ、スパナを片手に部屋の中を跳ね回っている赤髪ツインテールの巨乳少女がいた。

 白いノースリーブのシャツを着て、腰から下はオレンジ色のツナギのズボンを着ている。腰にはつなぎの袖が巻き付けられて、帯みたいになっていた。

 そんな格好で跳ね回るもんだから、思わず目線が釘付けになるほど、おっぱいがぶるんぶるん! と跳ね回っていた。


「うっきゃー! フラン見てよこれ! このエーテル回路の結晶構造! 超絶芸術的でしょ!? ……って、あれ? フラン!? フラン様!?」

「元気そうねライカ。それと、この格好をする時はフレンって呼んでと言ったでしょう? 外に出たら気を付けてよ?」


 ライカは空中で三回転するくらいにはしゃいでいたのに、俺達と目が合った瞬間スパナを床に落とし、信じられない物を見るような目をして固まった。

 顔から血の気も引いているのか、赤かった顔がサーッと青く変わっていく。


「ご、ごめんなさい、フレン……」

「ライカは相変わらずエンジン弄ると、人が変わるね」


「あうあう……。またやっちゃいました……恥ずかしいです……」

「それと、男の人がいるから、その格好を速くどうにかした方が良いよ?」


 止めて下さいフランさん、そのままで良いです。おっぱい最高です。ノースリーブだからこそ見える脇と二の腕、そしておへそも最高です。

 なんて言ったら完全に変態扱いされそうだな。

 もちろん、言わなくても変態扱いされた。


「え? きゃああああ!? 見ないでええええ!」


 案の定叫ばれた。

 俺が何したって言うんだ……。

 ライカは慌ててつなぎを着直すと、ジッパーを首元までしっかり引き上げた。それでも膨らみがばっちり分かるあたり、すごいおっぱいだ。服の上からでもぶるんぶるんしそう。


「あう……すみません……。お見苦しいところをお見せしました」


 ライカが頭を下げて謝ってきた。こっちとしては凄く良い物を見せて貰ったと感謝するぐらいな物を見られたから、気にしてないけどね。むしろもっと見たいです。


 さすがに言わないけど。

 それにしても、さっきのはしゃいでいた姿とは打って変わって、随分大人しい印象に変わったな。服装がつなぎじゃなくて、フリフリのついたドレスでも着ていればどこかのお姫様みたいな印象だ。


「気にしていないよ。俺は毛利空良もうりそら

「あ、あたしはライカ=ランドラー。あの……フラン様のこと、この通りどうかお願いします。あたしも一生懸命がんばりますから」


 自己紹介と一緒に深々とお辞儀された。

 この子はよっぽどフランのことを大切に思っているんだろうな。でも、この子ががんばるって何のことだ?

 そういえば、船の機関士が必要だ、ってフランが言ってたけど、まさかこの子が?


「えっと、もしかして、君が俺達の船の機関士になるの?」

「は、はい。あたし、エンジンいじりと、船の修理は得意です。それと船の改装も出来ます。よ、よろしくお願いします!」


 ライカはちょっとおどおどしているけど、フランのために一生懸命な感じが伝わってくる。

 にしても扉を開けた瞬間の暴走娘は一体なんだったんだろう。こうして接してみると、引っ込み思案な女の子にしか見えないんだけどな。


「失礼なこと聞くけど、さっきは何ではしゃいでたの?」

「あう……やっぱ見られていましたよね。恥ずかしぃ……。そのー……あたしエンジンとか船の装甲とか弄っているとテンションが上がっちゃって、我を失っちゃうんですよね……。さっきもこのエンジン回路を弄っていたら、つい」


 てへ、と頭を下げながらフランが可愛く笑う。

 こんな子がスパナ片手に跳ね回っているんだから、キャラ変わりすぎだって。


「安心して毛利君。ライカの腕は確かだから」

 俺が心配そうな目でライカを見ていたせいか、フランはライカのフォローを入れた。

 まぁ、発想がぶっとんでいる異世界のお姫様のお友達だ。

 飛空艇を弄ってテンションが上がるぐらいしないと、お姫様にはついていけないんだろう。それにそんなぶっとんでるお姫様に腕が良いと言われるのなら、腕は本物なんだろう。


「分かった。ライカ、船のことをよろしく頼む」

「はい! 任せて下さい! 可愛く格好良く仕上げます! きゃー! 私の船ー!」


 ライカがスパナをグルグル振り回して子供のようにまたはしゃぎ始めた。本当に大丈夫かな……。

 船のことになると性格変わり過ぎだろ。

 船の話しになった途端、飛び回るほどだ。おかげで服の上からでも分かるくらい揺れている。


 よし、これからは何かあったら船の話を振ってみよう。下心はない。決してない。


「……毛利君、鼻の下伸びてる」

「えっ!? そ、そんなことはないぞ!?」


「はぁー……。まぁ、ライカは魅力的だよね。女の僕から見ても魅力的なんだから……」


 俺は図星を突かれて驚いたけど、フランの顔を見て気持ちが落ち着いた。


 フランが自分の胸を見下ろしながらため息をついて、寂しそうな顔をしたせいだ。

 残念ながらフランはフルフラットのまな板なのだ。


 異世界でも女性はナイスバディに憧れを持つのだろう。でも、胸の大小なんて大きな問題ではない。そう大事なのは心だ。俺はそんなことで差別はしない! 男の子だからな!


「大丈夫。俺は小さいのも大好きだ」

「そんなカミングアウトされても困るよ!?」


「ハッ!? しまった。つい思ったことを口にした!?」

「むぅ、覚えてろよー……。僕がちゃんと正装したら、ぎゃふんと言わせてやる」


 良かった。どうやら元気になったみたいだ。でも、正装か。

 そういえば、男装のためにサラシを巻いているって言ってたっけ? まさか、意外とあるのか?

 実は着やせしていて、脱いだらすごいというヤツか!? 実はものすごい失礼なことをしたのか!?


 なんて何を考えているんだ俺は!? 今は胸の大きさの話しをしている場合じゃないだろう。


「って、今はそんなことよりも大事なことがあるだろう。なぁ、ライカ?」

「そうですね! 大事なのは大きさより、色と形と感度です!」


「そうそう。色と形も確かに大事。実物を見てみてガッカリなんてこと――あれ?」

「そうなんですよね! 口径が大きくても照準の感度が低過ぎたり、高すぎたりしたら当たらないですし! 個人に合わせて船を調教しないといけません! それと、色ですけど船体も色の塗り方で発見のしやすさが変わりますもんね!」


 どうしよう。船の話しだった。

 やべぇ。思わず勘違いして乗ってしまったせいで、フランが蔑むような目で俺を睨んでくる。

 違うんだ。俺は真面目に今後のことを話そうとしたんだ。


「フラン! 今のは誤解だ!」

「僕を連れ去るための話を始めても良いかな?」


「うん……」


 フランの冷たい眼差しが痛い! それに口調にも棘が出てきたぞ。仕方無いだろう。俺だって男の子なんだ。


「僕の船は今夜の二十三時に出港する。公共港じゃなくて軍用港から出るから、島内部と島近辺の待ち伏せは出来ない。航路上に港湾警備部隊がいるからね。だから、毛利君とライカは港湾警備部隊のいない航路の上で待ち伏せして欲しいんだ。はい、これ、地図と航路」


 フランが地図を広げると、曲がりくねった矢印が地図の上に描かれていた。

 何度も大きく曲がっているせいで、直線距離の二倍くらいの長さになっていそうだな。

 よっぽど行き先を知られたくないのかな。まぁ、お姫様の護衛だし、そういうものなのかな。

 ん? 地図をよく見たらなんだこれ? 船が避けている先には白と黒の三角形の地図記号がいっぱい書いてある。


「フラン、この三角形はなんだ?」

「白い三角形は大きい浮き岩が存在する場所、黒い三角形は浮き岩の暗礁地帯。こういう障害物になる岩が入り組んだ空域は空賊が潜む格好の場所だからね。安全を考慮して待ち伏せ出来ない空域を選ぶんだよ」


「でも、それだと逆に王族や貴族の乗った船は、開けた道しか通りませんと言っているようなもんじゃないか? 簡単に航路が割り出して襲いやすそうなんだけど」

「こっちも空賊が来ると分かっていれば、準備が出来る。僕の護衛艦隊は十隻いるから、逆に返り討ちに出来るんだよ。遮蔽物の無い場所で待ってたら、軍艦十隻による集中砲火をぶつけて、一分以内に沈められる」


 単純に航路を分かりづらくするための道ではなく、船団を展開して包囲殲滅戦をするための航路か。そう聞くと随分と物騒に見える道筋だ。――って、ちょっと待てよ?


「俺達その航路の上でフランの船に奇襲をかけて、フランをさらうのか?」

「うん。だから、こうやって航路の載った地図を広げているんだよ?」


「その近づけば一分で船を落とすような軍団に、障害物無しで待ち伏せしろと?」

「その通り」


「人の命を何だと思ってるの!?」

「すごく大事にしているよ。だから、今までの僕達では絶対出来ないことだった。でも、今は空賊王の力を持った毛利君がいる。お願いだ、毛利君の知恵と力を借してほしい」


 すげぇよ。褒めているようで壮絶な無茶振りをされているよ。お姫様より詐欺師の方が向いてるんじゃないかなこの子、なんて思うほど無茶な話しなんだけど、そこまで言われたらやるしかないよなぁ。


 男の子としてはさ。


 それにどのみち、島崎と戦う時はクラスメイト全員を相手にしないといけないかもしれないし、十隻くらいの集団戦は体験しないとな。

 さてと、となると、十隻の軍艦からの飽和攻撃に晒される道を通らず、船団の旗艦に取り付くための方法か。

 一番簡単な方法は最初からフランのいる船の中にいることだろうけど。


「俺が出港前からフランの乗る船に忍び込むってのはどう?」

「難しいかな。既に貨物は搬入済みだから、貨物室には忍び込めない。それに忍び込んでいるのがばれたら、私を連れ出せても、島崎に乗組員達が侵入者を見逃した罪で罰せられてしまう。最悪殺されてしまうかもしれないし、ごめん、せっかくの案だけど潜入作戦は出来ない」


 正否にかかわらず、潜入されたって時点で乗組員達にとってはアウトか。

 俺は乗組員と敵対している訳じゃないし、フランの部下だもんな。出来るだけ傷つけない方が良いんだろう。


 となると、話は振り出しに戻って、外側から近づく方法を考えないといけない。


 さて、どうする? 何もないところには隠れられないし、って、ちょっと待てよ?

 この航路は船を隠せない見晴らしの良い航路って言っていたはずだ。なら、もしかして――。


「なぁ、フラン、本当に隠れる場所は無いのか?」

「船を隠す大きさの岩はないよ。だから、地図には載っていないんだ」


「逆に言えば船を隠せない大きさの岩ならあるのか?」

「小岩なら宙に浮いているけど……。人が隠れられる程度だよ? そんな物があっても魔導砲の弾避けにもならないし、船首で弾けるから足止めにもならないよ」


「それだ!」


 俺はフランの説明を聞いて、成功を確信した。

 この作戦は人一人隠せる小岩があれば良い。それだけあれば十分だ。

 だって、この世界の空は人が飛べるんだから。


「それって? まさか毛利君!?」

「そうそのまさか」


「飛空艇無しで旗艦に取り付くつもり!?」

「正解。作戦は単純だ。俺が岩に隠れて、フランの船とすれ違う瞬間に飛び乗る」


「それなら気付かれずに船に飛びつけるけど、帰りはどうするの? 船がなかったら逃げようが――。あ!」

「そう。空賊王の宝物庫を最初に試した時に出来ただろ?」


「なるほど、僕をさらって船の上で、船を取り出す訳か。これは確かに事前に察知しようがないし、止めようがないね。僕には思いつかないすごい手だよ毛利君。さすが空賊王」


 船で近づけないのなら近づかなければ良い。

 攻撃されるのなら、されなければ良い。

 そんな無茶な要求を満たせる俺のスキルに感謝だ。

 後はそのスキルを万全に使うための道具の調達をしないとな。


「ライカ、色々と欲しい物があるんだけど工面してもらえないかな?」


 俺とフランはこれだけで意思疎通が出来たけど、俺のことを良く知らないライカは困ったように手をあげていた。


「あ、あの、フラン、毛利様、話しについていけてないんですが、今なんて言いました? 空賊王? 空賊王って空賊王グリードのことですか?」

「あぁ、そっか。そう言えば説明していなかったね。毛利君見せてあげてよ」


「んじゃさっそく。開け。空賊王の宝物庫。えーっと、何だそうかな。あぁ、買い物しないといけないし、金貨の袋でも取り出すか」


 フランに言われて宝物庫を開くと、机の上にボトリと金貨の詰まった袋が落ちてきた。


「え? えぇ!? 何もないところから金貨が現れました!?」

「それが俺のスキル、空賊王の宝物庫の力だな。一度俺の物にしてしまった物は自在に出し入れ出来るんだ。金貨に比べれば遙かに大きな飛空艇でも俺の物であれば、この空間に出来た歪みから取り出せる」


「あぁっ! それで船の上から船を取り出すとか、すごいこと言っていたのですね。本当にグリードの伝説みたいな能力です! あの空賊王と同じなんてかっこいいです!」


 ライカが手を何度も叩いて大はしゃぎをしている。まるでお話しに出てくるヒーローにでもあった子供のようだ。

 でも、そこはさすがに大人なのか、俺の言いたかったことをちゃんと理解して、話の筋を戻してくれた。


「魔導砲と動翼爆雷、白兵専用の武器、空中を移動するための小型艇、飛空艇に関する物は全て下の階に取りそろえております。水と食料の購入は私にお任せ下さい。毛利様は人に顔を覚えられると困るでしょうから。他にご入り用はありますか?」

「バッチリだ」


 これで手はずは整う。

 こうして作戦を立て終わった俺達は各々の準備を始めた。

 俺は道具類の登録を、フランは自分の船に戻りさらわれる準備を、ライカは水と食料を確保した。

 そして、フランの予告していた23時よりも前に俺達は港を離れ、月の無い夜の空を飛んだ。

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