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月光の姫と信望者たち  作者: 山之上 舞花
第1章 セリアテスと記憶喪失と王宮の人々
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13-11 ・・・もしかして攻略対象キャラが?

それから、各家の者が迎えに来るまで他愛ない話をして過ごしました。

その中で、クラーラお姉様について驚きの話を聞きました。

なんと、お姉様には想い人がいるそうです。その方もお姉様を想っていて相思相愛だそうです。

相手の方は身分が低い方で、お姉様に相応しい地位を得るために頑張っていらっしゃるということでした。

機会があったらお会いしたいといいましたら、何故かローラントお兄様とオスカーお兄様が遠い目をしました。何でも、今回のことでリングスタットでの滞在が長くなりそうだ(プラス、ジーク伯父様が立太子した)から、その方が警備のためにいらっしゃることが決まったそうです。騎馬での移動ですから、10日でこちらに着くそうなので、あと5日ぐらいでその方がいらっしゃいます。

今から楽しみです。


・・・あら? 

・・・あらあら? 

今、気がつきましたけど、あのゲームの攻略対象キャラ。もしかして揃ってます?

えーと、たしか・・・。

まずは3人の王子様達。第1王子のアルフレッド・ウィングス・リングスタットに、第2王子のカークライト・モルゲン・リングスタットと、第3王子のシュナイダー・アットリテ・リングスタット。

それから、私に近い侯爵家嫡男は、シュレイン・エレイル・アルンスト。

騎士団長嫡男は、フォルクス・ルーテール・エックハルト。あそこにいる彼。

魔術師長の秘蔵っ子と学園の担任教師はまだいないようね。

それから隠しキャラの公爵家嫡男のミルフォード・カイセル・フォングラム。私のお兄様。


・・・?

おかしいわ。あの顔も見たことがある。宰相の孫の彼。アルザス・ルーファニア・レグルス。

彼も隠しキャラだったかしら?

あのゲーム。確か人気がすごくてシリーズ化の話が出ていたのよね。

ま、まさか。私が亡くなった・・・いえ、彼女が亡くなった後に出たの?

それじゃあ、わからないわ。


ああ~!!!

『オスカー・エルハルト・サンフェリス。サンフェリス国の第2王子!』

そうよ。この名前は続編の速報にあったものだわ。まだイラストは無くて言葉だけだったけど、インパクトがあって覚えていたのよ。

じゃあ、やはりアルザス・ルーファニア・レグルスも続編の攻略対象?

いえ、スチルにあったのよ。普段ツンの彼がはにかむように笑ったものが。


あ、それに騎士団長嫡男はなんでワンコキャラじゃないの。まだ、ゲームの開始時期じゃないからってここまで違うの。いや、これからか。これからなのか。今の騎士団長に似た凛とした感じがワンコに変わると?いや、ないない。それはない。


じゃあ、やはりここは似ただけの世界?

じゃあ、薄い本のネタにされていた、第1王子と騎士団長嫡男の妖しい麗しい世界が見れるとか?

駄目よ、私。ここで妄想の誘惑に負けちゃいけないわ。

落ち着いて、深呼吸をして・・・。


あれ? なんでみなさま私を見てますの? 

まさか、また、言葉に出してました。

えー、どうしましょう。


「ねえ、セリア。さっきから何でお兄様達やミルフォード様、オスカー様、シュレイン様、フォルクス様、アルザス様の顔をみているわけ?百面相しながら」


ローザ様の言葉に声に出していなかったとホッとしましたが、なぜ、名前を言い当てます?

ローザ様は私を見ていたのですか?

では、なくて言い訳を・・・。


「あの、ですね。お兄様とアルザス様はカークライト王子の友人なのですよね。もしかして他の方も王子の友人ではないのかと思ったのです。あと、オスカーお兄様は将来また、キャバリエの姓をお使いになられるのかなと、考えていたのですわ」


ちょっぴりドキドキの、背中を冷汗が伝います。信じて下さるでしょうか。


「なんだ、そうだったんだ。そうだね。僕が臣下に下るときにはキャバリエを名乗ると思うよ」

「サンフェリス国の公爵家の名ですものね。オスカー様」


オスカー様とローザ様が言いましたが、?です。


「セリアテス、全世界で同じ決まりごとがいくつかあるんだけど、その中で各国の貴族の数は同じなんだよ」


私がわからない様子を見てシュナイダー王子が説明してくれましたが、なんか・・・言葉が足りない気がします。

カークライト王子が溜め息をつきました。


「シュナイダー、言葉が足りないよ。貴族の爵位によって数が決まっている。だろう。セリアテス、昔どこかの国で側妃が50人以上いた国があったんだ。もちろんそれに応じた数の子供がいたんだ。その子達が成人した時どうなったと思う」

「公爵家がすごく増えた、と」

「そうなんだ。そしてその子供の代に争いが起こって、結局その国は無くなってしまったんだけどね」


それは何ともコメントしづらいです。


「そのあと、一定の基準を設けることになって、公爵家は10家まで、侯爵は30家、伯爵家は60家、子爵家は100家、 男爵家は150家までと決められたんだ。あと、準男爵と騎士爵という位があるけど、これは名誉職みたいなもので1代しか名乗れないんだ」

「準男爵と騎士爵ですか?」

「そう。準男爵は文官や商人などが功績をあげた時に贈られるんだ。騎士爵はその名の通り騎士に贈られる爵位だよ」


いろいろな決まり事があるのですねぇ。



148話です。


乙女ゲームの話を書くつもりが・・・。

まあ、いいか。どうせ、ゲーム話は学園に入学しなければ進まないし。

ついでの、ネタバラシを。宰相の孫のアルザスは、ゲームの攻略対象キャラです。

ミルフォードと同じ隠しキャラで、発生条件は第2王子の攻略ルートで王子の側近の彼と会話をすることがあり、そこで1回だけ選択肢がでます。ある選択をすると次回から彼が攻略キャラに加わります。

で、件の彼女はアルザスルートにたどり着けませんでした。たどり着く前に亡くなりました。

セリアちゃんが言っているスチルは宣伝CMの一コマにあり、それを覚えていたのです。

もう一人隠しキャラがいましたが、オスカーではないです。

学園編でゲームの続編に関する驚きの事実が出てきます。


と、あおったところで、それでは、また、次話で!

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