みゆの朝
今回は「みゆ」のお話。みゆの朝ってどんな朝なんだろ。
はぁ、また月曜日か…。登校はいつも1人だ。小学校の頃は数人の友達と行っていたが、気まずくなってきたので行くのをやめた。まぁ私は体が弱いから毎朝母に学校まで乗せて行って貰ってるから関係ないがな。私は挨拶運動というものが大嫌いだ。毎朝「おはようございます!」「おはよう!」とか近所迷惑だ。メリットなんてほとんど無いのにやる理由が分からない。すれ違いざまにも声をかけられるから感情を表に出さずに「おはよう(*´罒`*)」と明るく返事をしてやる。私のキャラがそうなっている以上仕方がない。最近の学生達は純粋な心とか無いし、素の性格を出してる奴なんていない。いたらそいつは世間知らずの脳内お花畑野郎だ。とにかく疲れる。まだ月曜日は始まったばかりだっていうのに‥‥。やっと教室についた。今日は珍しく遅刻をしてない。(これが普通だが)入ってくると「あっ、みゆ!おはよ〜(*´˘`*)」とか「今日は遅刻してないじゃーんw」とかしきりに声を掛けてくる。私、友達に挨拶してますよアピールがすごい。どうせ男子に「おーあいつ明るいな」とか思われたいだけだろ。私をその道具にするな。まぁそこは優しく「おはよー๑´ ³`)ノ」って返してあげてるけどね。私は男子は嫌いだとにかくしつこい。目障りだ。といっても良い奴だと思う時があるけどそんな一時的な感情には身を任せない。そんな一瞬で恋に落ちてたらきりがない。1時限目まで表面上だけの友達としょーもない話をして作り笑いをして暇を持て余した。1時限目まであとちょっと。仕方ない、まだ話を続るか。
次回はみゆと同じクラスの「りく」のお話。