劉瞬、引き抜かれる
やっほ~昨日更新を思いっきりサボった桜咲未来恋夢ですwww
いやぁ、すみませんwww
月曜日の仕事が21時にまで及び次の日は足が痛すぎて行動不能になっておりましたwww
ってことで私塾編最終回、「劉瞬、引き抜かれる」
本編をどぞw
「夜分遅くに失礼する、司馬徽どのが営む私塾とはここか?」
「はい、そうですけど・・・?」
聖里の暗殺騒動からしばらくたった時、私塾にとある兵士が訪れていた。
「私は朱公偉と申す、洛陽で何将軍の元に仕えてるものだ」
ずいぶん、懐かしい声が響いてきた、良く見てみると昔よりも落ち着いた印象の朱儁さんが居た。
「朱儁・・・さん?」
「ん?君は・・・劉瞬か・・・?盧先生の私塾にいた?」
「はい、お久しぶりです」
「ところで・・・あの子は息災か?」
いきなり嫌なところをついてきた朱儁さん
「・・・まぁ、元気だと思いますよ?」
「何かあったのか?」
隠していてもなんなので僕はすべてを話すことにした。
「そうか・・・そんなことがあったか・・・劉備もまだまだ甘いな・・・」
「そんなことはないですよ・・・ただ僕が未熟なだけです」
「そんなことはない、人が全て話し合いで解決するなら賊なんて出ないからな」
朱儁さんはそう告げて空を見上げる。
「ところで朱儁さんはなぜここに?」
「あぁ・・・まぁ、率直で言うがここの私塾から引き抜きに来たんだ、つまりは登用だ」
若干、言葉を濁しながら朱儁さんが本題を投げかけた。
「なら、先生を呼んできますね」
「すまぬ、頼む」
僕は水鏡先生を呼びに行った。
「はじめてお会いしますね、私はこの私塾を営んでいる司馬徳操と申します」
「朱公偉と申す、この度は面会いただいて感謝する」
水鏡先生を探しに行ったら案外簡単に見つかり、漢の将軍が来ていると告げたら
「その人を面会室に」
と、言われたので朱儁さんを面会室に連れてきて、中で話を聞いていた。
「で、御用は?」
「うむ、私の上官の何将軍は有能な人材がこの私塾に集まっていると聞いてな、1人でも引き抜いて来いと申し付かったのみ」
「残念ながら、私の門下生をまだ外に出すことは考えておりませんが?」
「でしょうな、そこを承知でお願いしたいのです」
水鏡先生は困った表情を浮かべていた。
なぜ人材がいるのかを聞いて見ると、最近霊帝の調子があまり思わしく無いらしく、何皇后が押す弁皇女もとい弘農王(のちの少帝)と宦官の十常侍の押す協皇女もとい陳留王(後の献帝)が痛烈な睨み合いをしているらしく、何進は人材を多く集め少しでも宦官との争いを優位にしたいという魂胆であった。
「霊帝の具合が悪いとは聞いていましたが・・・そこまで」
「私も気乗りはせぬが情勢が情勢ゆえな・・・すまぬ」
「いいえ、朱将軍が謝る事は無いですよ」
「うむ・・・で、やはり無理だろうか?」
朱儁さんが残念な表情を浮かべている中、僕はある決断をした。
「あの、朱儁さん・・・僕でよければ・・・」
「なに?」
「劉瞬!!」
水鏡先生が慌てているが僕は続ける。
「これ以上水鏡先生への迷惑は掛けられませんから・・・それに」
「劉瞬・・・」
「それに?どうした?」
「この先、大きな戦乱の世が待っているので、先に経験しておこうかな・・・と」
「どうしてもなのね?」
水鏡先生がもう一度聞いてきたので僕は決意を持って
「はい」
とだけ答えた。
「わかったわ、朱将軍もよろしいかしら?」
「私に異論はない、それに何かと気心の知れてる奴だからな少なくとも初見の輩よりはいいだろう」
というわけで、僕は何進将軍に仕えることになった、水鏡塾を出ることに関しては皆に猛反対されたけどね、それで皆からこんな言葉を頂いた。
「私達はあなたのために知を磨くわ・・・だからあなたも次会う時までに、私たちがこの人になら仕えられるって実力になってなさい!!絶対よ!!」
と半ば強引に、決められてしまった。
しかし、平和と思われたこの時が徐々に終わりを迎えていることに気づきながら・・・
よし、私塾編完結っと
朱儁のスペック乗せとくか・・・
姓 朱
名 儁
字 公偉
年齢 「隠して何になる29だ」
能力 武力B 知力C 政治力B 魅力B
能力の強弱はE<D<C<B<A<S<SS<SS+で
兵科適正 歩兵B 騎兵C 槍兵B 弓兵D 斥候A 弩兵D
というわけで朱儁の能力公開!!
全体的にまとまりのある感じで解析して見ましたがどうでしょうか?
朱儁にしちゃ低いんじゃね?なんてのがあったら指摘ヨロシク
ってわけで、次は何進に仕えた劉瞬くん、この後どうなるのかそして劉備との再会は!?では次章、黄巾の乱編をお楽しみに!!
ではまた次回 ノシ