姜維の裏の顔
やぁ、桜咲未来恋夢だよ
よし、続いて書いちゃうよっとw
今回は姜維のお話!私塾編もこれ入れてあと2話くらいで終わるよ~
さて、何を話そうかな?www
何が聞きたい?劉備のスペックでも書こうか?(今更
んじゃ、「第8話 姜維の裏の顔」本編へ
追伸・・・長編になってしまったw
「ちょいと長居しすぎましたかねぇ~・・・」
夜の帳の降りたころ少女は消えそうに呟く
「母上・・・必ず助けますから待っててくださいね~」
今は陣形の講義の時間・・・のはずだが
「これは・・・こうすると頑丈になる・・・」
「こうしても攻撃力が上がりましてよ?」
「・・・だけどこうすると急襲への備えが・・・」
「こうして防御を上げてもいずれ疲れるだけですわ!!」
司馬懿もとい海里の真名を預かって数日、僕の周りには人だかりが出来ていた。
「はわわ・・・ここをこうしてもいいのでは?」
「あわわ・・・ここをこう応用してもよさそうでしゅ・・・噛んじゃいました・・・」
「ここはこうでもいいんじゃないかな?朱里、雛里」
なぜか、諸葛亮と龐統の真名まで預かる事になってしまった。
理由を聞くと
「「海里しゃんと風里しゃんとも打ち解けてましゅから信頼できるからでしゅ・・・はぅ・・・噛んじゃいまちた」」
と同じ言葉を息ピッタリに言ってくれた、そして未だに真名を預かってないのは・・・
「おやおや~私に何か用で~?」
姜維である、あれからよく会話するがまだ信頼されてないって言ったところか
(まだまだ、頑張らなくちゃね)
僕は前向きに行く事にした。
講義が終わって夜の帳が街を覆った時、姜維は謎の男と話をしていた。
「なんの用で~?」
「水鏡を暗殺せよ」
「こりゃまた、ずいぶん急だね~」
「我が主は水鏡の登用を諦めたと言う事だ、母親を殺されたくなかったら命に従え」
「わかりましたよ~」
姜維が了承すると謎の男は消えた。
「もう時間はありませんね~」
姜維は悲しそうな表情をしたが
「これも母親のためですよ~」
姜維は決意の表情で私室に入って行った。
「明日は山に出て薬草の講義をするわ、持って行くもの薬草の本くらいでいいわ」
水鏡先生が課外授業をすると言い出し、準備をするために今日の講義は休みになった。
今日は、海里・風里・朱里・雛里と供に書店に行ってきたが姜維の姿が見えなかったが・・・
そして次の日、山にて薬草の講義が始まった。
「ここに生えているのが血止めの原料になる氷血草よ、このように葉っぱが白くなってるでしょう?これが止血めの原料よ、これが今日の課題この氷血草と琥珀草を籠一杯に積んできて頂戴」
「「「「「「はい」」」」」」
「あ、姜維は残ってね」
「うわわっと・・・わかりました」
姜維は残って僕たちは薬草を探し始めた・・・若干の嫌な予感がするが・・・
「んで~?水鏡先生~何か用ですか~?」
「あなた・・・何か隠してない?」
水鏡先生がそう言うと姜維の表情が固まる
「何のことですかね~?」
「とぼけないで、私にはわかるわ」
水鏡先生が断言すると
「あちゃ~バレちゃいましたか~」
姜維は狂ったように笑うと2つの短刀を両手に持ち
「劉表の命でね、死んでもらうよ司馬徽」
姜維対司馬徽の戦いが始まった。
「!?」
「どうしたの?劉瞬?」
なにやら背筋に寒気が走り後ろを振り向くと風里が聞いてきた。
「なにやら嫌な予感がしてね・・・」
「空気が怪しいですわ・・・」
司馬懿も言い得ぬ不安を感じていた。
「ちょっと水鏡先生のところに行ってくる!!」
「あ・・・劉瞬!!」
「ま、待ちなさい!!」
不安を拭い去ることが出来ず、僕は水鏡先生の元に駆け出した。
姜維の短刀の1つが水鏡先生に掠る。
「なかなか粘りますね~・・・」
「伊達に何年も暗殺から逃れてきてないわ・・・」
とは言うものの水鏡先生の体には傷跡だらけだった、対して姜維は傷1つなかった。
「とは言ってももう終わりですね~では」
姜維は水鏡先生の目の追いつかない速度で襲い掛かる
(ここまで・・・ね)
水鏡先生は覚悟を決めた・・・しかし激しい音がして水鏡先生の意識が途切れることはなかった。
「劉瞬・・・ですか~、邪魔をしないで欲しいですね~」
「生憎と門下生と恩師の殺し合いを見るのは耐えられなかっただけですよ」
鍔迫り合いを果たして姜維は距離をとる
「困りましたね~」
「母親が人質になってるの?」
「あらら~なぜ知ってるんですか~?」
「母親はなんて言ってた?」
「うるさいですよ~・・・」
姜維の語尾が弱くなっていくそして・・・
「母親は、君に「だまれぇ!!」っ!!」
「君に何がわかるんだ!?父親に先立たれ私には母親しかいないんだ!!こんな苦しみ・・・君にはわからないだろうがな!!!」
「わかるよ!!僕の両親は流行り病で亡くなったから!!」
「っ!?」
姜維が驚きの表情を浮かべる・・・
「母親だって君の足を引っ張りたくないはずだよ・・・」
「君に・・・何が・・・」
「バレたか・・・」
「誰だ!!」
姜維が振り向くと水色の鎧を見につけた男がいた。
「劉表臣下蒯良の部下ですよ・・・しかし・・・もうすぐ暗殺が完了したのに・・・」
「姜維のお母さんは?」
「聖里に迷惑は掛けられないって言ってね・・・」
「う・・・そ・・・」
姜維はガクッと膝を折る。
「まぁ、ここまで痛めつけてくれればとどめを刺すだけですが・・・者ども構えよ!!」
周囲から弓を構えた兵士が僕たちを狙っていた。
「では・・・よき眠りを・・・撃て!!」
部下の号令により、弓が水鏡先生に向かって放たれた。
「いい加減に・・・しろ!!」
僕は隠していた力を使って矢を弾いた。
「な、なんだ!?」
「もうユルサナイ・・・」
そうして修羅が再び舞い降りた。
「がはっ!?」
最後の弓兵が倒され残るは部下一人のみとなった。
「なんで・・・こんな奴が・・・」
「お前ら・・・ユルサナイ・・・」
そして部下の首は刎ねられた、ことが終わり周囲を見るとなんとも言えない表情をした皆がこっちを見ていた。
「あはは・・・」
劉瞬は再び拒絶されると思い覚悟を決めた・・・しかし
「ありがとう・・・劉瞬」
「え?」
水鏡先生の口から出たのは感謝の言葉だった。
「だって僕・・・人を・・・」
「大丈夫よ・・・」
水鏡先生はやさしく僕を抱きしめる
「あなたは友達のために怒ったんだから・・・」
そうして僕はまた大声で泣いた。
朱里たちが大騒ぎに気づき駆けつけた時には僕は泣き疲れて眠ってしまっていた・・・
後日、水鏡先生を襲った姜維は許されて僕には感謝の気持ちを表したいと真名を預けられた。
「私のことは・・・聖里と呼んでくれ・・・」
こうして僕は私塾の皆と打ち解けたのだった。
はい、無理矢理ですねwwwすみません
姜維フラグは大雑把に書きましたwww
ちょっと反省しております
さて、次回は私塾編最終回
劉瞬君がある勢力に登用されますよっと
んじゃまた次回 ノシ