劉瞬、戦後処理と休息をする
長らくの更新停止(一ヶ月ほど)失礼いたしました。
作者の事情により更新できずに申し訳ないっす。
呆れてお気に入り削除してしまった人もいるかも知れませんが
少しずつ更新して行きたいと思います。
お待たせいたしました、それではどうぞ
黄巾賊討伐を終え、戦後処理の最中の公孫瓚軍と義勇軍と劉瞬軍
「伽耶、戦闘被害を報告してくれる?」
僕は韓当さん達から真名を預かったので真名で呼び戦闘での被害を聞いた。
ちなみに伽耶は韓当さんで程普さんは乙葉である。
「はっ、負傷者は軽傷者が300ほどで重傷者が100人ほど出ています」
「やっぱ官軍とは言え練度の低い兵ばかりだからね、やっぱ僕の部隊がほしいなぁ・・・」
「とは言っても仕方ないかと、劉瞬様は将軍とは言え階級の低い方・・・やはり実績を上げなければ私兵はいくらなんでも・・・」
「僕の私兵って言ってるけど実際は何大将軍の私兵だからねぇ・・・」
「いち早く兵を貰いたいですね」
「だね、じゃあ次に捕虜の報告」
「はい、黄巾賊の降伏者が300、あと鮮卑も30名ほど」
「鮮卑まで捕まえたの?」
「は、のちの役に立つかと」
「じゃあその鮮卑の捕虜30人を連れてきてよ」
「はっ!!」
伽耶さんが出て行くと乙葉さんが近寄ってきた。
「・・・・・・・疲れた?」
「うん、でも疲れたって言ってられないよ・・・事後処理が有るからね・・・ふわぁ・・・」
不意に出たあくび、乙葉さんは無表情のまま
「・・・・・・・少し休む」
「え、ちょっと!?」
半ば強引に近くに有った長椅子に寝かされる、何故か膝枕で
「・・・・・・・これ以上は体に響くから・・・・・・・・だめ」
「ん・・・わかったよ・・・」
そうして僕は頬の下に感じる温もりの中、意識が眠りへと誘われた。
乙葉side
私の膝の上には幼い表情を浮かべて寝ている我が主と仰いだ人
戦場では圧倒的な指揮力を持つ将軍とは思えないほどの幼き笑顔で眠る我が主
(・・・・・・・こういう人は自分で悩みを抱える事が多い・・・・・・・だから今は何も考えず眠って・・・・・・・)
私は愛しく幼き殿の髪を撫でる、さらさらの黒髪は先ほどまで戦場にいたとは思えないほどに撫で甲斐があった。
「うぅ・・・」
不意に聞こえるうなされるような呻き声
「ぼ・・・僕は・・・」
何かに怯えるように顔色が徐々に悪くなっていく我が殿、しかし私は無意識のうちに我が殿の手を握り声をかける。
「・・・・・・・大丈夫」
そして頭を撫でる・・・するとさっきまでの怯えていた表情が消え幼き寝顔へと戻った。
(・・・・・・・殿も大きな悩みで苦しんでいる・・・・・・・私に出来るのは頭を撫でるくらい、だけど)
そして私は決意する。
「・・・・・・・どんなことが有っても・・・・・・・私は貴方に忠誠を誓います、この程徳謀の名に賭けて・・・・・・・」
私は小さな決意を心に決め、殿が起きるまで膝枕をしている事にした。
さて・・・今回は無口キャラの程普さんにスポットライトを当てて見た。
さぁて、程普に惚れる方はいるのでしょうか?www
前回、この回で公孫瓚軍を離れる予定だったのですが番外編っぽく本編を提供して見ましたがいかがでしょうか?
程普に惚れた方は感想にでもお書きくださいな
そして毎度に思う作者の驚き
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文章評価 平均:5pt 合計:169pt
ストーリー評価 平均:5pt 合計:170pt
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更新出来ずすみませんでした!!
誰か心のやさしい方はお気に入りを削除された方にお知らせください
「桜咲未来恋夢が更新再開したよ」って
これからもちょびちょび更新出来ればなと思っています。
では、この辺で ノシ




