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SS-1-1:風見祐里

 大切なひとを失いかけた。そして、大切なものを失くした。

 それはまだ何も知らなかったとき。純粋な想いだけで護れると信じていたころ。

 示された道はひとつではなかった。ただ、選ぶべき道は決まっていた。

 復讐−−ではない。

 心に抱いたのは「憎い」ではなく、どこまでも「許せない」という感情。

 一人の少年に出会ったとき、鏡の中の自分を見たような、そんな錯覚に陥った。

 映し出されるのは、深い悲しみと、強い怒り。

 彼は闇を受け入れた。私もまた光を捨てた。

 たった一瞬。すべてを終わらせる、そのときのために。

 せめて、大切なひとが幸せでいられるように、私たちは闘う。


  *  *  *


 対邪族の拠点となる主要都市におかれる司令室のうち、本家に近いところにある支部。そこの副司令官−−司令官が失踪したいま、実質上の司令官代理である−−風見祐里は、近年まれにみる嬉しくもない忙しさに頭を悩ませていた。

「−−副司令、邪族反応です。総数、三!」

 いったん落ち着いたかに見えた邪族の襲撃だが、ふたたび司令室に緊迫した空気が広がる。

 オペレーターの報告に心の隅で焦りを感じながらも、つとめて平静を装った。祐里の不安は伝染する。イコール指揮系統の麻痺につながるからだ。うぬぼれでなく、そのことをわかっていた。

「邪族の特定を急いで。現在位置は?」

 薄暗闇に浮かぶモニターに映し出された周辺地図に、いくつもの光点が輝いている。不気味に赤く光っているのは、すべて邪族の存在を示すものだ。

 新たに加えられた光点は支部のすぐ近く。

「双灰峰の手前……黒家の私有地に向かう道です!」

「なっ−−」

 かつて御神の灰家があった場所。そして、現在はどぶねずみの隠れ家となっているはずの場所。しかし、こんな大胆なことをするものか。

 祐里は一瞬だけ、通信席に座った少女に目をやった。

「すぐ映像を出して!それから−−」

「邪族の特定、終わりました。ランクAの低位邪族が一体、二体の中位邪族はそれぞれランクDとランクC!モニターに出します」

「−−低位のほうには一般隊員を回して。誘導は情報部に任せます。中位のほうには作戦部からレベル4以上の隊員を」

 指示に従ってオペレーターが各所に通信を行う。的確かつ迅速な対応。まだ若くして指揮系統に配属されているのは、その指導力と判断力の賜物だった。

 しばしモニターを見つめ、そこで違和感を覚える。普段は見慣れているために流し見ることが多いのだが、いつもとは違った感じがした。

「……映像、拡大できる?」

 緑の繁る山々を背景に霊体の邪族がたたずむ。専用のカメラでなければ撮れない、ある意味お宝映像だが、そのかたわらに−−

「……男の子?」

 誰かの呟きに、はっとさせられる。

「御神三家のライブラリで照合。一致する人物がいないか調べて!」

 祐里の発した言葉に、その場の全員が息を呑んだのがわかった。邪族と動く人間を組織の中に探すこと。それはつまり、裏切り者が内部にいるということだから。

「黒の波動は?」

「いえ……反応ありません」

「そう」

 邪族と契約して闇を受け入れた者には、邪気とは違う特有の気配がする。それを組織では、黒の波動と呼んでいた−−このネーミングは一種のあてつけだ。

 たいていの人間は、闇に侵食された時点で自我を失い、人の姿を維持できなくなるのだが、高位の霊能者に限って原形を保つことがあった。その例を一人知っている。

 二年前−−あの忌まわしい邪神事件を起こした研究部の人間。禁断の呪によって霊質の高い生物を喰らい、邪族と契約しながらも黒の波動を隠し通して何人もの犠牲を出し、御神三家を危機に陥れた男。

「−−副司令、本家から直通回線で通信です」

 自分を呼ぶオペレーターの声に、祐里は我に返った。

「……本家から?出して!」

 モニターに白髪混じりの中年の男が現れる。昔から変わらない、他人を寄せつけない鋭い目つきをした御神の人間。

「……黒の家長……」

 珍しい本家からの通信。それだけでなく、まさか、巷で話題の神代重成が出てくるとは。

 祐里はおもわず、また通信席のほうを見てしまった。

「−−副司令の風見祐里です。何か緊急の用件でしょうか?邪族の対応に追われているので、手短にお願いしたいのですけれど」

 明らかに嫌味が含まれているような口調になってしまったが、許容できる範疇だろう。指揮系統では上下関係といった序列がそれほど厳しくない。敬語を使うことは当たり前だが、権限としては同等に近いものが与えられている。

 それに−−感情を抑えきるのは、なかなか難しかった。

「通達だ。作戦部の星野恭子の召集を禁止する」

「は?」

 表情を崩して間抜けな声を出してしまう。

「奴らが邪族と共に人間を動かしたということは、法剣のありかに見当がついているということだろう?わざわざ向かわせることもあるまい」

「それは、そうですが……」

「人間は絶対に逃がすな、捕らえろ。場合によっては殺しても構わん」

「そ、それは−−」

「家長会議での決定だ。総帥に別件の用があるため、私が代行している」

「−−っ!」

 あまりにもふざけた物言いに、理性の糸が切れそうになった。完全になめられている。それとも、挑発しているつもりか。どちらにせよ、ろくなことではない。

 緊急時であろうとも総帥の代行は認められていない。そもそも、御神三家において最高機関である家長会議は、二年前から凍結されていて一度も開かれていなかった。いやそれよりも、まだ報告すらしていないのに邪族と人間の出現を知っていることがおかしい。これでは自分が『向こう側』だと言っているようなものではないか。

 それに−−人を殺せ、と?

 祐里は人を殺したことがあった。自分に嫌悪を覚え、行為に恐怖を覚える。そのうえでの、殺人。けれど相手は元人間であって、邪族と契約した者に限る。反応もない、明らかな『人』を殺せとは異常な命令だ。

 組織の人間はさすがに馬鹿ではない。気づいた者も多いだろう。祐里が黙っている数秒間、皆が息を詰めて行く末を案じていた。

「……わかりました。では、失礼します」

 答えると同時に黒の家長が通信を切ったことで、今度は祐里の決断に注目が集まる。

 −−どうすればいい?

 決まっている。なめられているのなら、思い知らせてやる。挑発されているのなら、乗ってやればいい。結局、することは変わらない。自発的か、受身か−−その程度の違いだ。

「−−現状を維持して、邪族の殲滅を最優先とします。できれば、対象の人間には接触しないように。それから、以後の本家からの通信はすべて無視しなさい。回線を遮断しても構わないわ。責任は私が取ります。いいわね?」

 滅茶苦茶な指示に、だがしかし、ほっとしたような安堵の溜息も聞こえてくる。

「誰も異議はないの?」

 祐里の問いに、何人かが苦笑で応えた。

「ここは、副司令の指揮下ですから」

「ありがと」

 信頼を言葉にしてもらえて、その場の全員に感謝の意を表した。


 祐里は考えていた。恭子を召集してはいけないわけ。黒の家長が言った建前も、確かに重要な理由ではある。しかし、ふざけた通信の内容からして、信じることなど到底できなかった。

 だが、神代重成という人物がそんな簡単なミスを犯すかといったら、むろんノーだ。誰でもそう答えるだろう。けれど、その先入観さえなければ−−本当に恭子を対象の人間と逢わせたくないだけだとしたら?

 彼は現れてから一歩も動いていない。年の頃は十五、六くらいだろうか。会ったことはないと思うのだが、その顔に見覚えがあった。

「まさか……」

 真っ先に浮かんだ名前に、祐里は言葉を失った。

「加奈」

「はい?」

 オペレーターのひとりが振り向く。周りにはほとんど知られていないことだが、この少女は黒家の−−神代家の末娘である。

 とある事情から預かっている、大事な−−人間だ。

「あとはよろしく」

「わかりました」

 この世界でも笑顔を絶やさない、愛すべき後輩に見送られて、祐里は司令室を出た。


  *  *  *


 駅前の大通りに近い住宅街の一角、住まう者が一人しかいない家があった。周りに比べてどこか寂れた印象を受けるのは、やはり事情を知っているからだろうか。

 結局、中位邪族の殲滅には恭也だけを行かせた。レベル4以上は他にいなかったのだ。皆、現場からは遠い場所にいる。かといって、レベル3以下の隊員を向かわせるのは危険すぎた。一歩間違えば命を落とす。実力が足りない者を行かせることは出来なかった。

 しかし、恭也も強いわけではない。レベル4では最下位だ。だからこそ、レベル6の恭子と組ませたのに。

 −−始まったのか。二年前の……続きが。

 確認したいことがあって、法剣の所持者−−星野恭子の自宅にやってきていた。鍵は本人から預かっているため、堂々と入ることができる。もっとも、なくても勝手に開けるつもりだったが。

 人の気配は、なかった。

 恭子は学校だろうか。もしかしたら、悪いクセで丘にでも行っているのかもしれない。まだ短い付き合いだが、それなりに恭子のことを理解しているつもりだった。

 玄関の扉を開き、靴箱の上を覗き込む。

「……やっぱり」

 小さな声が洩れた。飾り気のない写真立てに、懐かしくも悲しい光景が、時を止めて写し出されている。

 家族四人で恭子と並んでいるのは、よく知る亡くなった両親と、そして−−


 ピリリリ……ピリリリ……。

 無機質な電子音が、支部へ戻ろうとしていた祐里の思考を中断させる。

「もしもし、加奈?」

『祐里さん!あの、恭也くんが!』

 加奈の慌てふためいた様子に、瞬間、過去の悪夢がフラッシュバックした。

「きょ、恭也は?無事なのっ!?」

 取り乱して、あのときと同じ言葉を返してしまう。固く閉じられた扉にすがりついて、ただ泣き叫ぶことしか出来なかった、あのときと同じ言葉を。

 加奈は祐里の反応に驚いたようで、きょとんとしていた。

『えっと……大丈夫です、けど……ランクDの中位邪族に逃げられて、対象に足止めされています』

「そう」

 その報告に、ひとまず安心する。

「人員、回せる?」

『いえ、誰も』

「わかった、私が行くわ。実体化まで一時間以上残ってるわよね?追跡は続けて。それと、周辺一キロ圏内のレベル2以上の一般人の避難を。念のため、ね」

『はい』

 彼が向こう側の人間だとは思えない。情報部から盗み出した情報が正しければ。

 けれど、人は変わるものだから。

(−−間に合って、お願い!)

 祈るような気持ちで、祐里は走り出した。


  *  *  *


 祐里の恭也に対する愛情は、皆が思っているよりもずっと強い。ただ、まっすぐにそれを示すのが気恥ずかしいだけで。

 恭也が一緒の生活に幸せを感じること。恭也を大事にしてあげたいと思うこと。恭也に自分を好きでいてほしいと願うこと。

 ……ブラコンといわれても仕方がない。

 初めて恭也に会ったのは、十二歳のときだった。七つも離れていたが、それは一目惚れだったのだろう。『可愛い』という気持ちが『愛しい』という想いに変わるのに、それほど時間は必要なかった。

 内気な弟の腕をひいて強引に連れ出すのが常だったが、外の世界には楽しいこともいっぱいあるのだと教えてあげたかったからだ。

 はじめ心を閉ざしていた弟が自分から手を握ってくれたとき、どれだけ嬉しかったか。いまでも鮮明に思い出すことができる。

 十五歳になった誕生日の夜、母は不思議な問いを投げかけてきた。

『守りたいもの、ある?』

 静かに、優しくも厳しく、かすかにつらそうな表情をたたえて、母はそう言った。

 守るという言葉の意味を、その重さを、ちゃんとは理解していなかった。だから、深く考えずに答えた。

『うん、あるよ。恭也のこと、守ってあげたい!』

 どこまでも純粋なその想いは、大人になった現在も変わっていない。

『守りたい』

 祐里にとって、戦う理由はそれだけで十分だった。


  *  *  *


 霊山、双灰峰に続く登山道を背にして、二人の少年が向かい合っている。

 どちらも剣を抜いているわけではないが、黒衣の少年は揺るがず、組織の制服を纏った少年は非難の色を込めて、お互いに強い視線を注いでいた。

「−−恭也!」

 祐里の一声で、ふっと空気がゆるむ。

「ここは私が引き受けるわ」

「……わかった。俺は、逃がした奴を追う」

 身をひるがえそうとした恭也の腕を、祐里は反射的に掴んで引き止めた。

「深追いはしないで。三十分を切ったら、恭子ちゃんを呼んでかまわないから」

「でも、恭ちゃんは−−」

「お願い」

 じっと恭也の目をみつめて、必死に訴える。

「……わかったよ」

 戸惑ったような表情を浮かべた恭也は、振り返ることなく市街のほうへ坂を下っていった。その後ろ姿が見えなくなるまで送って、向き直る。

「蒼司くん、ね?」

「……貴女も僕のことを知っているんですね」

 いま、敵味方は関係ない。問いを発し、答えを返すだけ。

「四年間、ずっとあなたを捜していたのよ?」

 そう、恭子は一日たりとも『日課』を欠かしたことはなかった。

 事件が起きた現場周辺での聞き込みや、当時の膨大な量の書類の閲覧。邪族や法剣の関係からも調査をしていた。もちろん、組織の人間として厳しい訓練や任務をこなしながら。

 だがそれでも、祐里や恭也のように染まろうとはしなかった。出来るかぎり学校へ行き、いつでも日常に−−過去に戻れるように、境界線を引いていた。

「戻る気はないの?」

 −−特別なことはなくていい。ふつうに、平凡な生活を、蒼司と過ごしたいんです。

 胸に秘めた夢を教えてくれた恭子は、珍しくはにかんでいた。

 彼女は考えたことがあっただろうか。もし再会できても、戻れる可能性は少ないのだということを。

「戻る?どこにですか?」

「決まってるじゃない、恭子ちゃんのところよ。あの子はあなたを捜すためだけに、こっちの世界に入ってきたのよ?」

 わずかに表情を曇らせたようにも見えたが、それだけだった。

「あなたは、何がしたいの?」

 自分から姿を晒しておいて何も語ろうとしない蒼司に、苛立ちが募ってくる。

「なんで、戻ったの?なんで、まだ−−」

 さっきとは違う意味で、祐里は問いかけた。彼にも伝わっているはずだ。

「僕は、まだ終われないんですよ。やることが、ありますから」

 儚げで、もろく壊れてしまいそうな蒼司の姿に、身に覚えのある悲壮な決意を見て取った。

「あなたは……黒の家長を、探しているの?」

 ほんの少し、瞳の奥の濁りが増した気がした。

「−−今夜、姉さんに会いに行きます」

「えっ?」

 突然の宣言に驚かされる。

「いまも監視されていますから、たぶん包囲されるでしょう」

「何を考えているの?」

 その存在には気づいていて、あえて無視していたのだが−−監視?

「姉さんに接触すれば、うちの上層部は法剣を奪おうとするでしょう。いまのところ中立−−相互不干渉ということになっていますけど、おそらく神代も動くはずです」

「あなた……」

「いい加減、終わらせましょう。長引けば、傷つく人が増えるだけです」

 てっきり、相手方がとうとう動いてきたのかと思っていた。だが、違った。

 蒼司は本当に終わらせたいだけなんだ。復讐したいわけではなく、この状況が生み出す理不尽さが許せないだけ。祐里には、その気持ちがよく理解できた。嘘でないこともわかった。

「貴女は適当な理由をつけて、御神の本家に僕を連れて行ってくれればいいですから」

「……私があなたの言うことを信じるとでも?」

「信じなくても構いません。それなら、ほかにも手立てはあります」

 揺さぶりをかけようとした祐里の言葉を、あっさりと切り捨てる。

「けれど、終わらせたいのは同じでしょう?風見祐里さん」

「どうして、私のことを……」

「二年前、湯沢の研究所にいましたよね?」

「−−っ!」

 嫌なことを思い出させてくれる。

「僕もいたんですよ。もちろん、別件ですけど」

「……いいわ。それで?何か、手伝うことはある?」

「これを−−お願いできますか」

 蒼司は懐から取り出したものを、祐里に差し出した。恭子に渡せと、そういうことだろう。

「預かるわ」

 蒼司が無言でいるので、御開きだと思って立ち去ろうとしたが、ふと気がかりができて足を止めた。

「包囲されるって言っていたけど、二人で大丈夫?」

「ええ。神代に勘づかれたら元も子もないですし、姉さんも法剣を持っているんでしょう?」

「そう、ね……」

 こともなげに言う蒼司を、なぜだろうか、祐里は空恐ろしく思った。

「それじゃあ」

 数歩あるいて振り返ったとき、黒衣の少年はもういなかった。気を取り直して腕時計を見やると、逃げた中位邪族の実体化まで三十分なかった。

 恭也は、ちゃんと恭子を呼んだのだろうか。それとも、追いついて滅ぼせたのだろうか。急に心配になってくる。

 加奈に連絡して聞いてみようかという矢先、携帯が鳴った。恭也からだ。

「もしもし?」

「祐里姉、ちょっと頼みがあるんだけど−−」


  *  *  *


 この場所から、街の全景を綺麗に見渡すことができる。人工と自然の調和が作り出す景色。

 そこには笑う人がいて、泣く人もいて、一瞬一瞬のうちに様々な出来事が繰り広げられているのだろう。

 ときに心が傷つくのは構わないと思う。それでも、人は未来を望んで小さな−−それでいて大きな一歩を、踏み出していくはずだから。

 だけど、日常を壊すようなことは決して許せない。命という、取り返しのつかないものを奪おうとする−−純粋なだけの、透明なだけの力を、私は許さない。

 多くの人たちが何も知らないで安心して生活できるように、日常を守るために、私たちには力が与えられているのだと思うから。

 私たちは闘う。すべてが終わる、そのときまで。


恭子が、丘で考え事をしていた時間。ファミレスでの会話の詳しい説明。あとは黒封筒の行方。

事件の全体像や組織の過去なんかも見えてくるようにしました。何か思うところがあったなら嬉しいです。


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