雑文エッセイ「蛙の英語名は何?と聞かれて、自信満々に『ビッキっ!』と答えたら×を喰らった・・。」
うん、まぁ、調べたら『ビッキ』って山形や秋田地方で蛙の事を呼ぶ『方言』らしいです。
因みに古語では蛙は『かわず』と言うそうです。ほら、松尾芭蕉の句にもあるでしょ?でも一茶は『痩せ蛙』って言っていたな。
いや、もしかしたらこれも本当は『かわず』と詠んだのかね?たまたま三文字で同文字数だったから言い換えられちゃった?
で、今はテレビなどの普及で方言は馴染みがなく自分は喋れないなぁと思っている子もいるかも知れないが、実は結構知らず知らずの内に使っていて、進学や就職などで他の地域に移り住むと「えっ、この言い方って標準語じゃなかったの?」って事が稀にあります。
まぁ、逆に一部の方言は有名になり過ぎて逆に標準化したなんて例もあるんでしょう。特に関西圏の方言はメジャーですよね。
しかし、ビッキって方言だったのかぁ。ずっと外国語だと思っていたよ・・。と言うか外国語が標準表現になった言葉って結構あるからね。
ほら、カメラなんて今は誰も『写真機』とは言わないでしょ?便所は『トイレ』だし、台所は『キッチン』だ。
凄いのだと電卓の事を『カルキュレーター』と言う人もいるらしい。うん、電卓は電卓でいいんじゃないかなぁ。なんでわざわざ長い呼び名を使うんだ?
因みにホチキスやシャーペンは商標名だそうです。なので正式には『ステップラー』と『メカニカルペンシル』と言うそうな。
逆に外国でも普通に通用する日本語も結構あるらしく、『寿司』とか『天ぷら』なんかはそのままでも通用するらしい。
そして使われなくなった言葉ってのも結構あって、今の子たちは『CD』という言葉が何を言い表わしているのか判らないらしい。
あっ、昔は『フロッピーディスク』ってのもあったな。更に『VHSビデオテープ』ってのもあった。
まっ、商品として作られなくなるとそれを言い表わしていた言葉も一緒に消えるんだろうね。
しかし『ビッキ』は方言だったのか・・。むーっ、いまいち納得できない。まぁ、滅多に使う言葉ではないからいいんだけどね。
さて、今回は少し頭を使ったので『こわく』なりました。なのでこの辺で終わりましょう。
あ~、『こわかった』よ。お風呂にでも入ってリフレッシュするかっ!←何気に英語を使ってます。・・英語だよな?いや、山形弁だっ!まっ、どっちでも『さすけね』けどねっ!
-お後がよろしいようで。-