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コーラを飲んだらゲップが出るっていうくらい確実じゃッ!

 寮生活は息苦しい時もあったし、相変わらず劣等感を腹に抱えたままの生活ではあったが毎日登校していた。相変わらず健康優良児の私は学校でインフルエンザが大流行した時にも元気だった。思い返してみると高校生の間、風邪ひいたり熱を出したりしてなかった。だから寮生活中に熱を出すとどうなるかを知らない。看病とかどうしてたのかな?


 多少のトラブルはあったものの2年生も無事に終わり3年生に進級できた。将来どんな仕事がしたいか、その為にはどんな資格が必要なのか真剣に考え始める学年になった。中学生の頃は自分がどんな仕事をしたいかなんて考えもしなかった。自分に将来があると想像もしていなかったのに、将来したい仕事は何かを考えていることに驚いた。


 私の高校は普通科の高校だが、教育内容は少し専門学校に近かった。3年生になる時に文系理系に分かれたクラス分けになり専門的な勉強ができる授業も選べた。高校の勉強は中学校の復習を多く含む内容だった為、中学時代の壊滅的な成績でもちゃんと授業についていけていた。


 なりたい職種は文系だったが理系のクラスを選んだ。英語が嫌いで数学が好きだったという安直な理由からだった。それでも試験の度に真面目に勉強したし、成績の順位も特別良くはなかったが平均以上は取れるようになっていた。勉強をちゃんとすれば成績が上がる。

「コーラを飲んだらゲップが出るっていうくらい確実じゃッ!」と今更知ることができた。



 専門的な授業の時は福祉関係の授業を選択した。一番興味があったからだ。

 色々な施設への実習もさせてもらった。知的障害者施設や幼稚園、保育園、特別養護老人ホームなどもあった。所詮高校生なので大したことはできなかったのだが、それでも色々な人に「ありがとう」と言われたことが嬉しかった。今まで身内以外に感謝されることなどあっただろうか。


 こんな風に誰かに感謝されたり誰かの為になれるような仕事がしたい。漠然と思うようになった。

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