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ピピピピピッ ピピピピピッ
目覚まし時計が鳴り響く。
俺はぐっと伸びをして、朝の支度をし始めた。
昨日…あのあとマラードに会うことはなかった。
魔女、か…。あれも疲れてた俺の、幻覚だったのか?
朝食を食べ終え、学校へ向かった。
…が。
いつもあるその場所に、なくなっていたのだ。
そればかりか、目の前には見たこともない草原が広がっている。
俺は、普段通り学校へ向かおうとした。
いつもの駅で下車し、徒歩で通学。
場所を間違えるはずなど、ありえない。
このままでは遅刻してしまうっ…
とりあえず俺は、ケータイを取り出した。
誰かに電話でもすれば、なんとかなるだろう。
…だが、考えが甘かった。
ケータイの画面には…「連絡先0件」。
その他の項目全てを見たが、全部のデータが消えていた。
孤独感に苛まれる中、俺はたった独りで唖然としていた。
20分くらい経っただろうか。
ピロンッ♪
ケータイに、見たことのないメアドからメールが届いた。




