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episode15-二度目の夏-

 2度目の学校祭が終わって夏休みがやってきた。今回はサマーライブがあった後に前から計画していた海での合宿も行うことになっていた。果たして、ARJは二度目の夏をどう過ごし、どんな思い出を作るのか?

-登場人物-

真田純さなだじゅん

坂本連さかもとれん

井上理子いのうえさとこ

百合咲友里ゆりざきゆり

中島優なかじまゆう

・ジュンの母

※今回はユリの視点で話が進む箇所がほんの少しあります。

2011年7月31日 日曜日

-真田家・ジュンの部屋-

ジュン:ふぁ~・・・朝か・・・。

今日は夢祭りの当日・・・つまりサマーライブ当日だ。

ジュン:まだ7時か・・・発表は13時からか。

現地には9時に集合になっていた。俺はその後、顔を洗って、朝飯を食って、歯を磨きに行った。

2時間後

-山の温泉・駐車場-

タッタッタ・・・

ジュン:おまたせ!!!

レン:よし来たか。

サトコ:じゃあ早速、会場見て回わろな!

ユリ:そうね!

ユウ:夢祭りは久しぶりなのでワクワクします!

 俺達は駐車場から夢祭り会場へと移動していった。

-山の温泉・コミュニティーパーク-

ジュン:おっ!店がいっぱいだ!

レン:食べ物の店が多いな。

 食べ物のほかにはフリーマーケットの店や企業の展示スペースなんかもあったりする。夢祭りはイベントが盛りだくさんであるが、突然予定されていなかったイベントが開催されることもあった。例えば何年か前に高校野球で北海道のチームが優勝した瞬間に夢祭り会場の食べ物が全部半額になったり・・・。

サトコ:そう言えば昼飯は何食うん?

ユリ:ここは夢祭り名物の流しそうめんがいいんじゃないかな?

ユウ:あぁ!それいいですね!僕も小さい頃ここに来て食べましたよ!いい場所とらないと全然そうめん取れないんですよ。

ジュン:マジか!?それはあるいみ戦場だな!

レン:もう受付始まってるぞ。 

 ちなみに流しそうめんは2時間おきくらいに数回行われている。

ジュン:よし!受付に行こう!

 俺達は受付を済ませた後、会場をくまなく回った・・・そして流しそうめんが始まる11時になった。

-山の温泉・流しそうめん特設会場-

 俺は竹で出来たそうめんを流す場所に、つゆの入った紙コップと割り箸を持って立っていた。

ジュン:もう始まるな!準備はOKか?

レン:大げさだな・・・。

サトコ:何言ってるんや!この戦いに勝たないと昼飯抜きやで!!!

ユリ:それは結構重大ね!

ユウ:まあ・・・全員分はある程度当たると思いますが・・・。

 そうこう話しているうちにそうめんが流れてきた!

ジュン:開戦じゃあーーー!!!

レン:そんなに騒ぐほどの事じゃないだろ・・・。

サトコ:取ったでーーー!・・・うっうまいやん!!!

ユリ:本当ね!

ユウ:なんだか久しぶりって感じです!

 そうして俺達は昼食を済ませた。比較的いい場所を取れたのか、腹いっぱいにそうめんを食べられた。

1時間後

-山の温泉・ウォーターパーク-

 ウォーターパークと呼ばれる野外ステージでサマーライブの準備が始まった。今回は軽くリハーサルしたら終了のようだ。今回は順位を争うとかはなく、普通に2曲演奏したら終了のようだ。1時間しか時間はないから2曲しかできないようだ・・・。

サタン:久しぶりARJ!元気だったか?

 リハーサルが終了した後DEATH&HEAVENのサタンが話しかけてきた。

ジュン:はい!元気にやってます!

サタン:それはよかった!今回は優勝とかはないようだね。

ジュン:そうみたいですね・・・。

サタン:まあ、またカウントダウン・ライブで対バンさせてもらうぜ!ARJの演奏聴かせてもらうからな!

ジュン:はい!よろしくお願いします!

サタン:あっそう言えばさぁ・・・

 DEATH&HEAVENのサタンと色々と話をした。久しぶりの再会だったが、話によれば全国ツアーをやっている途中で震災が起きたので、途中でツアーが中止になってしまったとか・・・初めての全国ツアーだったのにこんなことになってしまったので残念そうにしてしていた・・・。サタンはこう言っていた「震災のバカヤローーーー!!!」と・・・俺も同じ気持ちだ・・・。

30分後

 しばらくして、俺達の出番になって1曲目を演奏していた。

♪~

ジュン:今日は聞いてくれてありがとうございます!!!ARJです!

イエーイ! 

ジュン:次の曲は俺達のバンドを組み始めた時に作ったオリジナルソングです!聴いて下さい・・・「THE Amerikan Rok Japan」!!!

♪~

 演奏が終わった後、俺達の出番が終了した。DEATH&HEAVENの演奏も見たが・・・相変わらずの暴れっぷりだった。そして夢祭りは終了した・・・。

その夜

-真田家・ジュンの部屋-

ジュン:さてと、来週の金曜日には夏合宿が迫ってるのか。今一度宿泊先とか確認しとかないとな・・・。

 夏合宿はすぐそこに迫っていた。日程は1日目で移動&積丹観光&スタジオで練習で、2日目は海水浴&スタジオで練習、3日目でこっちの町に帰ってくることになる・・・2泊3日だ。

ジュン:えーと・・・宿泊先は「ホテル積丹ブルー」か・・・。

 ホテルの予約はすでに取ってある。ホテルでは珍しくスタジオ付きだそうだ。ホームページのスタジオの写真を見てみたが、なかなか立派なスタジオみたいだ。天然温泉も立派な温泉らしく、浴室内と露天風呂から見えるのは一面のオーシャンビューらしい!温泉好きの俺には、たまらないホテルだ!料金も安く1部屋6000円だそうだ!それで2部屋なので12000円だ!(ただし食事は付いていないのでレストランで済ませろとのこと。)

ジュン:やっべえ・・・超楽しみすぎるーーー!!!

 俺は合宿のことで1人テンション上がりまくりになっていた。

2011年8月5日 金曜日

-真田家前-

ジュン:ふあ~・・・眠い・・・。

ジュンの母:何言ってるのよ。今日はみんなと合宿行くんでしょう?お母さんも眠いのよ・・・。特別に車に乗せてってあげるんだから感謝しなさいよ・・・。

 そりゃあ眠いのも無理はない。だって今は朝の5時なのだから・・・。

ジュン:うぃ~どうも。

レン:おはようジュン・・・ふぁ~・・・。

ジュン:よし来たか。じゃあ出発だ!

 レンが合流して家の車が出発した。言うのを忘れていたが、家の車は結構大きめだ。5人+荷物が乗っても大丈夫だ!車内はさすがにギュウギュウにはなるが・・・全員を乗せた車は目的地である積丹へと向かって行った・・・。

2時間後

-車内-

ブ~ン

ジュン:う・・・うん・・・おお!

俺はすっかり寝ていた。気が付くと辺りはもうすっかり明るくなっていた。

レン:・・・何だ?大声出して・・・おっキレイな海だな。

ジュン:だろだろ!

レン:シー・・・他の3人は寝てるんだから静かにな・・・。

ジュン:あースマンスマン・・・。

ジュンの母:もう少しでつくからね。

ジュン:了解!

レン:分かりました。

 海の景色にしばらく浸っていると、今回の合宿で泊る「ホテル積丹ブルー」に着いた。

-ホテル積丹ブルー前- 

ジュン:おぉー!!!ここが「ホテル積丹ブルー」か!!!

サトコ:立派やな!

ユリ:こんなに大きなホテルにスタジオがあるなんて・・・なんだか不思議ね!

ユウ:もうチェックインの時刻でしたっけ?

ジュン:ああ、そうだ!今回の合宿はこのホテルが拠点となる!出かける時とかは必要なものだけを持って、ここに荷物と楽器を置いて行くんだ!

サトコ:ジュン・・・確認やけど・・・。本当にここのスタジオにドラムがあるのね?

ジュン:当たり前だろ!!!ドラムのないスタジオなんてなかなか無いだろ!!!

サトコ:それはそうやな!

ユリ:スタジオって1時間で何円かかるの?

ジュン:普通は1時間1000円だけれど・・・何と!宿泊者はずっと使い放題だそうだ!!!

ユリ:それはすごいわ!

 ホテルの前でホテル内に関してや、今回の合宿についての話をした後にホテルへとはいって行った。

-ホテル積丹ブルー210号室-

 俺達はチェックインを済ませた後に自分の部屋に来ていた・・・。

ジュン:ふぅ~!ここが俺達の部屋か!景色イイ~!

レン:良い部屋が取れたな、海が一望できるぞ。

ユウ:荷物を整えた後に10時にホテルを出て積丹観光に行くんですよね?

ジュン:そうだ!

 ちなみに女子2人は隣の部屋の211号室となっている。母さんは明後日の7日の朝にホテル前に迎えに来てくれることになっているので、今日は軽く積丹観光をした後に俺達の町に帰るそうだ。そして荷物をまとめ終わり、ARJはホテル前に集合した。

-ホテル積丹ブルー前-

サトコ:じゃあ、まずはどこに行くんや?

サトコが訊いてきたので、俺は地図をバッグから出した

ジュン:まずは神威かむい岬だな!

 その後、俺達は神威岬に向かった。

-積丹・神威岬ゲート前-

ジュン:ここが神威岬だ!

ユリ:この先に絶景が待ってるのね?

ジュン:その通りだ!じゃあ早速その絶景を見に行くぞ!

 俺達は神威岬のゲートのくぐり坂を上って岬までの長い道を歩いて行った・・・。

20分後

-積丹・神威岬-

ジュン:おお・・・。

レン:すごい・・・。

サトコ:絶景やん!!!

ユリ:海がこんない青くて透明なんて・・・私こんなキレイな海初めて見たわ!

ユウ:これが積丹ブルーですか・・・。

 目の前には、一面の透明で青い海(積丹ブルー)とその先に広がる水平線があった・・・。目の前には大きな岩が立っていた。

ユウ:あの岩・・・何ですかね?

 その言葉を待っていた!とばかりにガイドブックを素早く開いてこう答えた。

ジュン:あれは神威岩だな!澄みきった海中に立ちつくす乙女の化身とも言われているらしいぞ!

ユウ:あぁ・・・そう言われてみれば、女性に見えなくもないですね。

ジュン:さて!絶景も十分堪能したところで次に行くぞ!

サトコ:ちょっと待ってくれや!まだ記念撮影が終わってないで!

ジュン:あぁ!そう言えば!

レン:おいおい・・・頼むぞ・・・。

 あまりの絶景にうっかりしてしまった。もう昼メシの時間になっていたので昼メシを食いに行った。

-積丹・カムイ番屋-

 ここは神威岬のすぐそばにある喰処に来ていた。ここでは積丹名物のウニ丼が食らべれる!俺達はもちろんウニ丼を食べに来たのだが。

ジュン:さて・・・ウニ丼は・・・。

 俺はメニュー表を見ていた。そしてウニ丼を見つけた・・・2500円だ!

ジュン:うわお!超~贅沢!

レン:俺たち幸せ者だな。

サトコ:ウニ丼食ったて思い出が出来るで!

ジュン:じゃあウニ丼5つください!

ARJ全員でウニ丼を頼んだ。2500円×5=12500円・・・うわお。そしてウニ丼が来るのを今かと待ていた。

15分後

店員:お待たせいたしました。ウニ丼が5つですね。

ジュン:はい!おおっ!うまそー!!!

レン:じゃあ食うぞ。

ARJ:いただきます!

ジュン:モグモグ うっうまい!!!

レン:ウニってこういう味なんだな。思った以上に美味いな。

サトコ:昔はウニだめやったけれど・・・小学6年の時にもう一回食ってみたら食べれるようになってたんやで!

ジュン:よくあるよな!そんなこと。俺も昔は、納豆食えなかったし・・・。

ユリ:うん!口に入れた瞬間に積丹ブルーの磯の香りが口いっぱいに広がって行くわ!

ジュン:だからどこのグルメリポーター!?

 すっかり元気になったユリを見て俺はなんだかホッとした。残り少ない人生で沢山の思い出をユリには作ってほしいからな・・・。もちろんレン、サトコ、ユウも同じく沢山の思い出を作ってほしいが。

15分後

ユウ:ふぅ~、美味しかったです!

ジュン:じゃあ午後一発目行っちゃいます!?

レン:で、次はどこに行くんだ?

 俺はガイドブックを急いで出した。

ジュン:水中展望船に乗りに行くぞ!

サトコ:水中展望船ってなんや?

ユリ:海の中が見える船よ。船の下に海中を眺めるところがあって、そこからこの積丹ブルーの海の中を見れるのよ!

ユウ:それは面白そうですね!

ジュン:じゃあ行くぞ!おおっと店の人にお礼言わないとな!今日はおいしかったです!

店員:どうも!

ジュン:また来ます!

レン:次はいつ来るんだよ・・・。

 そしてウニ丼がとても美味しかったカムイ番屋を後にした。

1時間後

-積丹・美国湾-

 俺達は1時間ほどバスに揺られて水中展望船に乗れる港に着いた。丁度船も港についていて、もう少ししたら出港するそうだ・・・。

ジュン:おお!これが水中展望船の「ニューしゃこたん号」か!

レン:これに乗るんだな。

ジュン:そうだ!

ガイド:ではそろそろ出港の時間ですので、「ニューしゃこたん号」に乗船ください。

サトコ:楽しみやわー!

ユリ:海の中ってどんな感じに見えるのかしら?

ユウ:乗りましょう!

-ニューしゃこたん号・展望デッキ-

 俺達は「ニューしゃこたん号」に乗船した。しばらく上のデッキで積丹の豊かな自然の景色を見た後にメインとなる下の水中展望室に移動した。

-ニューしゃこたん号・水中展望室-

ジュン:青っ!!!

レン:すごいな・・・これじゃあ海の中が丸見えだ・・・。

サトコ:さすが積丹!ええ所やん!

ユリ:あれ?何か魚が泳いでいるわ!

ユウ:何の魚でしょうね?

ガイド:あの魚はウミタナゴという魚です。この積丹の海にはたくさん住んでいます。

ジュン:へぇ~。ウミタナゴねぇ~・・・そう言えばタナゴってあの川にいる奴だよな?

レン:そうだな。

ジュン:じゃあタナゴの海バージョンってことだな!

 そして海底が深くなっていた所から浅くなっているところに船は進んできた。すると海底に見えたのは・・・!ちなみにウミタナゴはタナゴという名前がついてはいるが川にいるタナゴとは全く関係がないらしいぞ!(笑)

ジュン:ウッ・・・ウニだぁーーー!!!

レン:あんなに沢山いるのか・・・。

サトコ:あんなにいたら・・・。

ユリ:食べ放題・・・。

ユウ:取り放題・・・。

ジュン:その取ったお金でお金がガッポガッポ・・・!

レン:おい密漁ヤロウ!間違っても取るなよ・・・警察に捕まるからな・・・。

 しばらくそのウニだらけの景色に見とれていた・・・。

ガイド:それではみなさん上のデッキに出てみてください!海鳥たちがたくさん寄ってきてますよ!

ジュン:おっ、そうか!じゃあ上に登ってみるか!

 俺達は上のデッキに戻って行った。そこで待っていた景色は・・・。

-ニューしゃこたん号・デッキ-

ジュン:うわお!

 そこには沢山のカモメたちが船に近寄ってきている・・・。

レン:人に慣れてるんだな。

サトコ:かわええな~!

ユリ:ほんとね!

ユウ:こんなにカモメに近づいたの初めてです!

 そんな感じでしばらくカモメと戯れていた・・・そして水中展望船「ニューしゃこたん号」は美国湾に到着した・・・。その後俺達は次の目的地に徒歩で向かっていた・・・。

ジュン:いやぁ~すごかった水中展望船!

サトコ:来て正解やったで!

レン:で、次はどこに行くんだ?

 俺はまたガイドブックを取り出す・・・今日はガイドブック大忙し!

ジュン:ええっとだな・・・美国神社だな!

レン:何で神社なんだ?

ジュン:新年一発目のアレを挽回したくてさ!

レン:あぁ・・・あれか・・。

ユウ:なんですか?アレって・・・。

サトコ:ジュンの引いたおみくじが末吉だったんや・・・。

ユウ:あぁ・・・なるほど。

 そして俺達は美国神社に向かって行った。なかなか長い道のりだった・・・。

-積丹・美国神社-

ジュン:じゃあおみくじを1つください!

 俺はおみくじを1つ買った。そして中を開けた・・・。

ジュン:・・・。

レン:まさか・・・またなのか・・・?

ジュン:大吉じゃーーー!!!

サトコ:おおっ!

ユリ:やったねジュン!

ユウ:良かったですね先輩!

 俺は見事に正月のリベンジを果たした!これで1日目の日程の積丹観光は終了した。

1時間後

 俺達は「ホテル積丹ブルー」に戻ってきていた。今回は一応合宿なので・・・スタジオに来ていた。

-ホテル積丹ブルー・スタジオ-

♪~

ジュン:ふぅ~、今日も良い音出してるねぇ~!

レン:この曲ってまだ曲名ないんだよな?

ジュン:そうだな!ここは曲名担当ユリの出番だぞ!

 ユリは少しの時間考え込んで口を開いた。

ユウ:ここは・・・「Recollections」なんてどうかしら!?いっぱい思い出が出来たからね!

レン:良いんじゃないか?

サトコ:素晴らしいやん!!!

ユウ:ユリ先輩のネーミングセンス良いって聞いてましたけど・・・本当ですね!

ジュン:よし決定!じゃあ次の曲練習するぞ!

ARJ:オーーー!!!

♪~

 俺達は晩メシを挟んで2時間ほどたっぷり練習した・・・そして第2回目の花火大会が始まる!

-ホテル積丹ブルー・海水浴場-

ジュン:さあ始まりました!第2回目のARJ花火大会!

ユウ:ARJに入って初めての花火大会なので楽しみです!

ジュン:よ~し早速オープニングいくか!

ARJ:た~まや~!!!

ピュ~ドン!!!

 俺達は2度目の花火大会を楽しんだ・・・海でやるとやっぱり山でやるより一味違う!

ジュン:じゃあいよいよ第2回花火大会もフィナーレだ!

レン:今年のはどんなのなんだ?

ジュン:フッフッフッー・・・それはお楽しみ・・・。じゃあ打ち上げるぞ!

3・・・2・・・1・・・ファイアーーー!!!

ピュードンドンドンドンドン パラパラパラパラパラ!!!

サトコ:へぇ~・・・これまたすごいのが上がったな~・・・。

ユリ:これ結構いい値段したでしょう?

ジュン:ああ・・・去年の軽く倍はした・・・。

レン&サトコ&ユリ&ユウ:(お金かけてるな~・・・。)

 第2回の花火大会は幕を閉じた。いいだけはしゃいだ後に待っているのは・・・!お待ちかねお風呂タイム!!!

-ホテル積丹ブルー・男風呂-

ジュン:いやぁ~サイコーだなぁ・・・。

 俺は夜の海を見ながら湯につかっている・・・。

レン:そろそろ露天風呂行かないか?

ジュン:そろそろって・・・まだ3分しか入ってないぞ・・・。

ユウ:(話には聞いてたけれども・・・レン先輩って本当に暑がりなんだな~・・・。)

-ホテル積丹ブルー・男露天風呂-

ジュン:うわお!絶景かな!

 露天風呂に出ると夜の海とその反対に積丹の夜景が見えている・・・。

レン:これはいい景色だな。

ユウ:ええ!そうですね!

 俺達は風呂を後にした・・・。

15分後

-ホテル積丹ブルー・廊下-

ジュン:ゴクゴク プッハー!やっぱり風呂上がりの牛乳は最高だなぁ!!!

 俺は休憩所の自動販売機で牛乳を買って飲んでいた。今は自分の部屋に向かっている途中だ。

ユリ:っ・・・!

ジュン:どうしたんだユリ?

ユリ:あぁ・・・ちょっと忘れ物しちゃった・・・。みんなは先に戻っていて・・・。

ジュン:?・・・わかった・・・。

 その時、俺は何となくユリの様子がおかしいことを察した・・・。

-ホテル積丹ブルー・女子トイレ-

ユリ:ゴホン ゴホン ハア・・・ハア・・・。(なんなの・・・この身体の痛みは・・・。)

 私は突如襲ってきた体の痛みに苦しんでいた・・・その身体の痛みはすぐに引いていった・・・。

ユリ:(これもまさか病気のせいなの・・・!)

私は刻一刻と近づいている死を再認識した・・・でも私は!

ユリ:ハァ・・・残りの人生一所懸命生きるって決めたんだもん!よし!部屋に戻ろ!明日の海水浴楽しみ!

 私は何事もなかったかのように自分の部屋へと戻って行った・・・。

2011年8月6日 木曜日

-ホテル積丹ブルー・海水浴場-

ワーワー! キャッキャッ!

ジュン:やっぱり海はサイコーだな!

 俺達はホテル内にある海水浴できるスペースに来ていた。海水浴をできる範囲はとても広くて、泳ぎ放題、はしゃぎ放題だ!

バシャ

ジュン:うわっ!

 俺は突然海水を被った・・・海水が飛んできた方向に振り向いてみると・・・。

ユリ:フフフッ!

ジュン:ユリかよ!やったな~!そ~れっ!

バシャン!

ユリ:キャ!じゃあもう一回!

バシャ

ジュン:うわお!

レン:・・・ああやってると何だか彼氏と彼女みたいだな・・・。

サトコ:せやな・・・。

ユウ:ですね・・・。

 そんな感じで海ではしゃいで10分後、今度は海水浴場探索として砂浜を歩きだした。

ジュン:おっ!これは何だ?

 俺は貝のようなものを見つけた。その貝殻は見事に丸い形をしており、そして薄い・・・指で割れてしまいそうなくらいだ・・・よくよく見ると貝殻には不思議な模様が入っている・・・。

ジュン:何だろ・・・まさか!宇宙からやってきた貝とか!

レン:ないだろ・・・それは確かサンドダラーっていう名前の貝じゃなかったか?

ジュン:サンドダラー?

サトコ:こういう貝もあるもんなんやなー。

 海の岩がたくさん集まっているところにユリが海に向かって凝視している・・・。

ユリ:・・・何だかここの岩場に何かの気配を感じるわ・・・。

ユウ:何かいるんですかね?

ジュン:ちょっと待っててくれ!

ダッ!

 俺は急いで秘密兵器を取りに行った。

5分後

タッタッタッ

ジュン:ハァ・・・ハァ・・・もって来たぞ!

サトコ:何やそれ?

ジュン:フッフッフー・・・これは簡単釣竿だ!こんなこともあろうかと思ってね!

 俺はこんなこともあるだろうと準備して着ていた簡単釣竿を持ってきた!ユリの凝視していた岩場は遊泳スペース外にあったので運良く使えたのだ!

ジュン:じゃあ早速餌をつけて・・・。

俺は釣竿の針にイソメ(海釣りの餌)をつけて海に垂らした。そしてすぐに奴はあらわれた!

ジュン:おっ!!!来たぞぉーーー!!!

俺は急いで竿を上げた・・・するとそこには・・・。

レン:・・・カニ?

サトコ:ちっちゃ!!!

ユリ:このカニがここの岩場にいたのね・・・。

ユウ:逃がして上げましょうか・・・この大きさじゃあ、食うところもなさそうですし・・・。

ジュン&レン&サトコ&ユリ:(なんかさらっと恐ろしいこと言ってるよーこの子!!!)

 そして探索場所は海の中になった!

ブクブクブク・・・

ジュン:プッハー! 何か魚がいたぞ!

 俺は積丹ブルーの海にシュノーケルをつけて潜っていた。海の中に何やら魚がいたので全員に報告した。

レン:じゃあ俺も潜ってみるか・・・。

 俺に続きレンは海に潜った。

3分後

バシャン!

レン:ふぅ~・・・。

 レンが陸に上がってきたので俺は聞いてみた。

ジュン:どうだった!?

レン:あれ・・・ウミタナゴじゃないか?

ジュン:あぁ・・・あの水中展望船で見たヤツか・・・。

 その後も時間は過ぎて行って海水浴探索は終了した・・・。

1時間後

-ホテル積丹ブルー・売店-

ジュン:ふぅ~疲れた時の飲み物はサイコーだな~。

 俺はスタジオで練習している途中の休憩時間に売店に来ていた。まだ休憩時間はたっぷりとあったので俺は売店に何かないか見てみた・・・。

ジュン:何かね~かな・・・ん?これは・・・イイ!!!

-ホテル積丹ブルー・スタジオ-

バタン!

ジュン:ハァ・・・ハァ・・・。

レン:どうしたんだジュン?そんなに息切らして・・・。

ジュン:みんなに渡すものがある!

 俺は売店で買ってきたARJメンバーへのお土産を渡した。

レン:何なんだこのストラップは?俺のは緑色か・・・。

サトコ:何やろか・・・この形。私のは黄色やな・・・。

ユリ:なんだか独特なヒシ形ね・・・私のは桃色ね。

ユウ:ストラップのヒモが付いている上の方は長めなのに・・・ストラップの先端は短めのヒシ形をしています・・・僕のは赤ですか。

ジュン:フッフッフッー!みんな!このストラップ同士を合体させて見るんだ!

レン:こうか?

サトコ:こうかいな?

ユリ:こうね?

ユウ:はい・・・合体しましたけれどこれでどうなるんですか?

ジュン:これが俺のストラップだ!

 俺はすかさず最後の青いストラップを全員のストラップと合体させる・・・!!!

レン:おお!

サトコ:これは!

ユリ:星・・・!

ユウ:5つ合体させると星型になるんですね!

ジュン:そうだ、その通りだ!ARJはいつかスターになるからな!

レン:理由はそれだけなのか?このストラップを選んだ理由は・・・。

ジュン:いや、それだけじゃない!ARJは誰一人かけてはならないものなんだ!だからこのストラップをプレゼントしたんだ!!!

レン:なるほどな・・・確かにそうだな。ありがたく貰っとくぞ。

サトコ:ありがとな!

ユリ:大事にするねジュン!

ユウ:宝物にします!ありがとうございましたジュン先輩!

ジュン:よし!じゃあ練習の続き始めるぞ!!!

ARJ:オーーー!!!

♪~

 俺達はまた練習を始めた・・・今回の合宿は沢山の思い出もでき、さらに様々な体験もさせてくれた、とても盛りだくさんな合宿だった。翌日、俺達は地元へと帰って行った・・・今回の高校生活2度目の夏休みは前回よりも内容の濃い夏休みになった。そしてまた目指せ!カウントダウン・ライブ優勝!を合言葉に練習は続いていく・・・。


ToBeContinued

 サマーライブ&夏合宿!最後まで読んでいただき誠にありがとうございました!今回はサマーライブと夏合宿を両方とも描いたため文字数が多めになってしまいました・・・。積丹は海がとてもキレイなところです!そのキレイな海は「積丹ブルー」と呼ばれています!あとウニがとても有名なところですが・・・僕自身はあまりウニが食べられません・・・。(ウニ好きの皆様すいません・・・。)

次回予告

 夏休みが終わって、あっという間に外は秋になってきた・・・秋になったら山野高校名物のマラソン大会のはじまりだ!全長12キロものコースを舞台に数々のドラマが生まれる?何だか波乱の予感のマラソン大会が今、始まる・・・。次回episode16-マラソン大会-おっ楽しみに!!!

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