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プチトリ!!(仮題)  作者: 谷口 ユウキ
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第二章 第九話「ほうご対面とな」

前回のあらすじ


人間関係。それは対人戦の中で複雑に絡み合い、絡めない人を蚊帳の外に弾く重要なファクター。

弾かれた人は大抵ちょっと困る。


  ●


 テツたちが屋敷に入る少し前。屋敷の中に通された『鳥籠』ことウィラーは、応接室らしき部屋に入り、予想外の光景に目を見開いていた。


 すーげー部屋。何この飯の量。

 そう内心で驚いたウィラーは手近な椅子に座りながら、部屋ののテーブルに大量の食事が置かれた光景に戸惑いを見せる。

どーいう状況だろーねぇ。

元々部屋にいた冒険者は二人いたが、食事をとっているのはエルフの老婆一人だけ。もう一人の冒険者は壁の花になってじっと立っている。


 見た感じはばーちゃんの持ち込み……いや、出前とかなのかねー?

 こればかりは食事中の当人に聞くしかないだろう。食事をとっているエルフの老婆は身の丈ほどある杖を持ったローブ姿で豪華な食事に舌鼓を打っていた。


 なーんか大食い大会を彷彿とさせんだよなー。

 その事に飯の量が多いからかねー。と結論付けたウィラーは、気軽な口調で老婆に話しかける。

「おー、誰かと思ったらSSランク、『速成樹海』のばーちゃんじゃねーか。なんで飯食ってんのさ」

 まあここにいるってのはファブロフ爺さんに聞いて知ってたんだけどさー。

 と思いつつ、相手のリアクションを待つと、ウィラーに気付いた『速成樹海』が食事の手を止めこちらを向いた。


 『速成樹海』。一人で何人ものSランク冒険者を相手取ることのできる実力者にしてエルフの魔法職において最強と呼ばれる冒険者で、ウィラーにっては実戦で連携したこともある、顔見知り程度には知った相手だ。

 『速成樹海』はウィラーに気付くと意外そうな顔で、

「ヒッヒッヒ、誰かと思ったら『鳥籠』坊やじゃないかい。あんたがこの手の仕事を受けるとは珍しいじゃないか」

 とフォークを片手に目を細める。

「うるせーよー。んで、この手の仕事を受けないのは一緒だろー。ばーちゃんは何で院のさ」

「分かり切ったこと聞くねえ。飯食って金貰って帰るためさ」

「あ、この飯カルネルが出してんだ」

 つまり依頼主の家にタダ飯を食べに来たわけだ。そのあんまりな内容に、

「マジかよばーちゃん。コレ飲み食いして金貰って帰んの!?」

 と、ついあきれた声でコメントしたウィラーは、テーブルの上の料理にあらためて目を向け、衝撃を受けた。

 よく見ると高級食材が多い。そして高い酒も多い。


 そういやこのカルネルとかいうの、食品の流通で財を成した奴だっけかー?

 確か美食家としても知られていたはずだ。とウィラーは記憶から情報を引っ張り出し手思い出す。

 自分も食べて良いのだろうか?

 そう疑問を持ったウィラーは、

「なー使用人さん。あのご飯って食べて良い?」

 と、自分をここに通した使用人に聞いてみる。

「……申し訳ありません。SSランクの冒険者のみ特別扱いするようにとの指示が出ておりますゆえ、ご縁了ください」

 アッサリ却下された。


「そーかー。食ってはいけないのかー」

 つまり人を呼び出した挙句知り合いの婆さんが美味い飯食ってる様子を見せつけ、その上で人質を盾に脅迫するわけだ……。

 正気かどうかは置いておこう。

 その上で、ケンカ売ってるとは思ってたが、まさかここまでとは。と怒りを覚えたウィラーは、そういやその黒幕がいねーな。と疑問を感じ、再度使用人に質問した。

「んで、肝心の依頼主は?」

 我ながら適当な聞き方だ。それに対し使用人は丁寧な口調で、

「親方様もすぐにいらっしゃるかと思います。親方様のご挨拶が終わり次第、高ランク冒険者の方々には貴重品の集められた各部屋の守護に当たっていただく予定です。ああ、『速成樹海』様はこのお部屋で大丈夫ですのでご安心ください。後でデザートをお持ちいたします」

 と華麗に一礼してドアの横に待機した。

 それを聞いたウィラーは、

「なるほどねー」

 と納得の声を作る。


 おおかたカルネルがここで顔見せをした後、警護の名目で指定した部屋に自分を呼びつける算段なのだろう。

 指定した部屋を守るよう全員に依頼すれば他の冒険者に知られることなく、秘密裏に取引が可能と言うわけだ。

 相手の発言をそう理解したウィラーは、それにしても、と眉間のしわを深くする。

「このばーちゃんとの扱いの差はなんなんだろーねー」

 自分へのお知らせは仕事という名の脅迫。向こうへのお知らせは食後のデザートについてなのだ。流石にこの差は憤る。

 しかし当の『速成樹海』は、

「これが世界のあるべき姿さ……お代わり」

 と、ふざけながら飯を食べていた。


 ばーちゃんはダメだ。そら優遇されてるヤツがその状況に異を唱えるわけがねーわな。

 と考えたウィラーは、壁の花になっていたもう一人の冒険者に声をかける。

「なー、あんたはどーよ。扱い違いすぎると思わねー?」

 せめて飯くらいは自分達にも出すべきだよな。と内心で付け加えて質問すると、その冒険者は、

「……いえ、実力の差があるのは確かですから。僕、食べてきましたし」

 とやんわりとウィラーの言葉を受け流し、気まずそうな愛想笑いを見せてきた。

 

 そんな冒険者に対し、

 そういや子の冒険者、噂のSランク相当ってやつかー。ばーちゃんとのランク差を考えると、SSランクの『速成樹海』の扱いに文句を言うのは難しいかねー。

 と考えたウィラーは町できいた噂を思い返す。

 確か実力は十分だが、精神的な欠陥があるー、っつー話だったっけか?

 この情報に関してはファブロフ爺さんも認めており、テツ達に『こやつとの戦闘では助けを呼ぶことが肝心なのじゃ。ええの? 危なくなったら敵の仲間を呼ぶのじゃぞ』とか言っていた。


 アレ何だったんだろーか。

 自分が今日戦う事は無いだろーって話だったから流して聞いてたけど、今思うと相当おかしなことを言っていた気がする。

 その事に、最近の若者はよーわからん。と考えたウィラーは食卓と化したテーブルに視線を戻しため息をつく。

「そんな目でこっちを見るんじゃないよ」

『速成樹海』から即座に苦情が飛んできた。

 それを聞いて、

「くあー、なんか自分の扱い悪くねーかねー」

 とウィラーが思わず愚痴を言う。

 そんな時、ウィラーの耳に二度、木を叩く音が鳴り響いた。


 ノックの音だ。直後、ドアノブの回される音が後を追い、部屋のドアがゆっくりと開かれ、目つきの険しい老人が部屋の中へと現れる。

「お初にお目にかかる。吾輩がこの屋敷の主、カルネルだ。知っての通り、諸君らにはこの屋敷の金品を狙う賊への対応を依頼した次第である」

 今回の黒幕、カルネルだった。


 こいつがカルネルか。

 ウィラーはカルネルが部屋に入る様子を座った状態のまま睨み付け、観察する。

 Bランク相当と思われるスーツ姿。加えて何かしらの効果を持つであろう腕輪と帽子。手にはステッキを装備した状態だ。

 打撃武器か杖なのかまでは分からないが、少なくとも個人防備は整えているようだった。


 そんなウィラーの視線の先で、

「現在外では賊が現れ、外の冒険者たちが交戦中だ。諸君らには万が一に備えた守りをお願いしたい……肝心の賊についてだが、こちらを見てもらったほうが早いだろう」

 と話すカルネルは、おもむろに使用人に目線をやる。

 それに気づいた使用人が、素早く懐からマジックストーンを取り出し、起動する。すると使用人の手にあるマジックストーンが宙にマス状の映像を映し出した。


「ヒッヒッヒ、こいつは上空からの映像だねぇ」

 『速成樹海』が端的に述べる。その言葉に頷いた使用人は、

「屋敷の外の映像を飛行モンスターの視覚を用いて映しております」

 と簡単な説明を述べた。

 どうやらマジックストーンに[召喚士]のスキル、[感覚リンク]を入れてあるらしい。本来なら術者の視界に直接映る視界を、マジックストーンを介し映像として見れるようにしてあるようだった。


 映し出された映像には屋敷に向かって走る二人の侵入者と、それを防ごうとする冒険者のパーティーが映っている。

 ちょうど鎧を着た『絶対不破』が、片手に構えた冒険者で飛んできた弓矢を防いでいる所だった。

「えげつなー」

 と言いながら、どこかに[カメレオンローブ]を使用したテツがいるのだろうな。とウィラーが考えていると、『速成樹海』が使用人に確認を取る。

「人が動いていないねえ。気持ち悪いくらいに棒立ちじゃないか。……これ、音は入らないのかい?」

「仲介している術者曰く『聞く価値はない』との事なので……」

 聞かれた使用人が言いずらそうに言葉を返す。それを聞いた『速成樹海』は、

「なんだいその理由。いいから流しな」

 と命令に近い要求を出し、使用人を困らせる。

 だが最終的には音を流すことにしたらしい。カルネルに確認を取った使用人が、

「少々お待ちください」

 と言ってギルドカードで術者と連絡を取り始めていた。


 映像は『絶対不破』が人質をとっかえひっかえして敬語の冒険者と何か言い合っている所だ。屋敷の敷地では人質を取られた警護の冒険者が『絶対不破』に向けて人質を放す様呼びかけている。

 音は聞こえないが大体わかる。どうせ『卑怯な真似を!』とか『その人を離せ!』とか言っているんだろう。

 音が入ればより詳しく状況が分かるはず。

 そう考えているうちにマジックストーンから音声が流れだす。


『そいつは知らないやつだ。よし、撃っていいぞ。というか撃て』


 警護の冒険者が人質への攻撃を指示していた。

 その言葉を聞いたウィラーが、映像を前に『速成樹海』へと話しかける。

「なーばーちゃん、最近の若いのって無慈悲なのか?」

「知らんよ、そんなもん」

 言い合っているとマジックストーンから人間関係のもつれが聞こえてきた。

 その様子を見ていた『速成樹海』は、 

「確かに聞く価値ないねぇ……悪かったね。切っていいよ」

 と使用人に話しかける。


 それを横目に、あいつら何やってんだろーねー。と、ウィラーが内心愚痴っていると、出入り口を塞ぐように立ったカルネルが、『こいつらお前の手引きだろ』とでも言いたげにウィラーを睨み始めていた。


 ここは他人のふり一択。お仲間にされてはたまらない。

 そう考えたウィラーの横で、

「申し訳ないが『速成樹海』殿、賊の対応に動いていただけますかな?」

 とカルネルが『速成樹海』に声をかける。

「ヒッヒッヒ、その理由は?」

「相手は外の冒険者集団を抜けてくるレベル。Sランク一人で対応できるとは考えにくい。ならばここは最大戦力をぶつけるべきと、そう考えた次第だ」

 それらしい理由だ。その言葉を述べたカルネルは加えて、

「依頼主は私だ。意向には従ってもらいたい」

 と有無を言わせない口調で言い切り『速成樹海』を見据えて返答を待つ。

 それを受けた『速成樹海』は、仕方ないねえ。と呟いて腰を上げると、

「それじゃあ行ってくるとするかい。全く、今日は戦うつもりじゃなかったんだがねえ」

 と言ってそのまま、視線を映像のほうへと向けた。

 視線の先、マジックストーンの映像はいつの間にかノイズと暗闇を映すものになっている。

「これは……。どうやら何者かによって映像を送っていた召喚モンスターが潰されたのではないかと……」

 使用人が驚き混じりにそう言うのを聞いて、

「そういう事だろうねえ。映像で見えていたのは二人だったが、こりゃ少なくとももう一人はいるね。ヒッヒッヒ、楽しみじゃないか。ある程度壊してもいいんだろう? ……この屋敷」

 と『速成樹海』が獰猛な笑みを見せた。


 その発言に眉間を抑えたカルネルは、

「入口近くなら許容しよう」

 と仕方な下げに許可を出した。その言葉を聞いた『速成樹海』は満足そうに頷くと、屋敷の入口へと向かっていく。

 その姿がドアの向こうに消えたタイミングで、カルネルが壁の花となっていたもう一人の冒険者に話しかけた。

「申し訳ないが『速成樹海』のフォローをお願いしたい。私としても屋敷を壊されるのは本意ではないのでな。なに、君なら上手くできるだろう」

 その言葉に頷いたもう一人の冒険者は静かに部屋を退室した。


 美味いこと言いやがんなー。

 実際は邪魔者を追い出すだけだろう。と思うが、こちらの事情を知らない冒険者は静かに頷いて『速成樹海』の後を追ってしまう。

 まさに現状はカルネルの掌の上。と言った感じだ。


 だがその実はどーなんだろーね。

 と、ウィラーは内心でほくそ笑む。

 そろそろファブロフ爺さんの用意したギルドの別動隊が動きだす頃合いだ。

 今この屋敷を取り巻く状況をカルネルは読めないでいるだろう。

 その事に、

 まー、自分にもサッパリ読めないんだけどさー。

 と肩をすくめたウィラーは、今頃屋敷に踏み込んだであろう三人に内心でエールを送り、こっそりと笑みを浮かべていた。



  ●



 一方、屋敷に入ったテツは召喚したモンスターを先行させ周囲の警戒を行っていた。

 その際に一息をついているとアリスさんの警告が入る。

「シルフの感知に引っ掛かりがある。気配がいくつかこちらに来るぞ。二人とも、気をつけてくれ」

 その言葉に頷いたオレは、一度大きく深呼吸して自分のいる場所を見渡した。


 今オレがいる場所は屋敷のエントランスホールだ。

 バスケットコートほどの広さを一、二階にわたってくり抜いたような空間だ。その両端には階段があり、一階の頭上を二階の通路がぐるりと一周する作りになっている。

 入り口正面から見た二階奥には大きな扉が設置されていることが確認できた。


 オレはそんな屋敷の様子を見ながら、

「かなり広そうな屋敷ですけど……これ、移動どうします? バラけるわけにはいかないんですよね」

 と一緒にいる二人に声をかけた。

 今の自分たちは元々の襲撃組に加え召喚モンスターを二体追加した編成だ。

 分かれて動くこともできなくはないが……、

「そうだな。バラけた状態で高ランク冒険者と当たったら対応しきれないだろう」

 とアリスさんが補足する。

 すると、それを聞いたMrフルフェイスが、

「ここで待ってりゃあ誰か来そうじゃねぇか?」

 と見もふたもないことを言い始めた。

「いや、玄関で礼儀正しく待ってるとか、どんな賊ですか! 完全に客ですよソレ!」

 と、オレは思わずツッコミを入れる。


 すると地味に響いたその声に、

「ヒッヒッヒ、それじゃあ相応のもてなしをさせてもらおうかね」

 という知らない人の声がリアクションとして返ってきた。

「え?」

 と思わず呟けば、突然頭上に影と風切音が来る。

 巨大な大木だった。


「木!?」

 どう見ても木だ。それも相当な質量をもつであろう巨大な木。

 床に突き立つように落ちてきたソレを飛びのき回避したオレは、えぐられた床が音を立てて落ちる中、視野を広めに保つため、壁際へ。大木と見知らぬ声の主の両方が視界に入るよう位置を変える。

 すると、いつの間にか広間の奥、二階の通路に一人の老婆の姿が確認できた。


 アレがSSランク冒険者『速成樹海』……。

 事前に聞いてた通りの、魔法職のエルフの老婆だ。


 今の巨木は間違いなくあのエルフの老婆によるものだろう。

 それを察したオレは緊張を感じながら手にした杖を握り直す。

「おやおや、まあまあ、何だろうねえ。数が増えてるじゃないかい。魔法職に、召喚モンスターかい? また厄介なのが来たもんだ」


 『速成樹海』がそう言う後ろで、二階の通路に人影が追加された。

 二人目か!

 と参戦者に目を向けたオレを初め。その場にいた全員がその正体を確認する。

 そして新しく表れた冒険者を見た『速成樹海』が上機嫌に笑い出した。

「ヒッヒッヒ、これはまた気が利くじゃないか。一人でやるには骨の折れそうな相手だから助かるよ」

 その言葉に新しく来た冒険者は、

「自分がどこまでできるかはわかりませんが全力を尽くしたいと思います」

 と丁寧に答え、興味無さげな目でこちらを見る。

 そんな相手を確認したオレは、アリスさんとMrフルフェイス、そして召喚した2体のモンスターと共に臨戦態勢を取りながら思わず呟きを漏らす。

「出たか。『トラウマおじさん』……」

 いつの間にかその手には短刀が握られていた。


 実力はSランク相当と言われるピーキー冒険者、『トラウマおじさん』。

 そしてSSランク冒険者『速成樹海』との戦闘が始まろうとしていた。


『お知らせです』


以前の試験投稿で「ボケとツッコミに乗り切れない」というお声をいただき、何が悪かったのか友人を交えて話し合った結果、三人称がどう、とかよりも「!」をなるべく使わない様にしているのが悪いんじゃないのか。という結論に至りました。

そこで、依然頂いた「主人公のツッコミ叫びすぎ。テンション高すぎてついてけない」というご指摘に少しだけゴメンナサイをして、今回から主人公のツッコミにおける「!」の使用制限を解除することにしました。


今後は用法、用量に気を付けながら正しく「!」を使っていく予定です。

また以前のツッコミに対しては、二章終了後の大修正で使用するか否かを考えつつ「!」の有り無しを判断する予定です。

よくよく考えると一章初期はもう三年前。今見ると修正かけたのにネタは甘いわフワついてるわで見てられないレベルのため「!」以前の問題な気もしますが、直せる分は直すつもりです。


修正後のタイトルを『今日の僕らの迷走譚』にする予定ですが、修正前の今は『コレが作者の迷走譚』というありさまで、本当に申し訳ありません。

とりあえず少しでも迷走を何とかしたい。という事で「!」縛りの解禁に対するご理解、ご容赦のほど、よろしくお願いいたします。




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