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プチトリ!!(仮題)  作者: 谷口 ユウキ
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リメイクしました第一章プロローグ 第一話「おお友よ」

前回のあらすじ


タイトルの通り改造修正しました。

 人一人を家から連れ出すというのは難しい。

 

 心地いい休日の朝。オレ、速水鉄平はやみてっぺい16歳は、引きこもりとなってしまった親友の峪修次たにしゅうじを前に、その事を思い知っていた。

 『彼女に振られて生きる気力を無くした。しばらくそっとしておいてくれ』

 そう書かれた書置きがセロハンテープで学校の、修次の机に張り付けられているのが見つかったのが今から2ヶ月前の事になる。

 人生初の彼女と付き合い始めて2週間持たなかったショックはなかなかに大きかったらしく、妙に繊細なオレの親友はその日から不登校になった。

 彼女無い歴=年齢のオレには『お前は一生部屋に引きこもってろ』と言いたくなるかなりイラッとくる出来事だったのだが、そのまま放っておいたのが不味かったらしい。

 なんと振られた傷をいやす中で何か変なスイッチが入ったらしく、気が付いた時には修次はPC用オンラインゲーム『アルジャンワールド』にそれはもうどっぷりと、部屋から1歩も出たいと思わないくらいハマってしまっていたのだ。

 『アルジャンワールド』は有名なMMOの作品で、ファンタジーな世界観をメインにしたスキル中心のPC専用のオンラインゲームだ。何年か前に『暇だなあ。あ、アルジャンワールドがあるじゃん』という身の毛もよだつようなCMがしょっちゅうテレビで流れていたのを覚えている。

 もちろん有名作品とはいえ、アニメやマンガみたいに精神をゲームにフルダイブできるものじゃない。昔ながらの、パソコンの前でカチカチやるヤツだ。


 昔も今もPCゲームになじみの無かったオレは特に興味も持たなかったのだが、昔からパソコンをやりこんでいた修次はズルズルとネトゲの世界に引き込まれてしまったらしく、電話とメールでやり取りした時には『すまない、オレにはやらなくてはいけない事があるんだ』と言い切る始末。

 その証拠。と言うのもむなしいが、それからの修次が日々コツコツとネットの世界へと旅立っていた事は、ヤツの両親が裏付けている。


 このままでは親友の青春がコールド負けになってしまう。


 そう直感したオレはなんとかして修次を元の生活に戻すべく、修次の家に、というか部屋に上がりこんでいた……のだが、せめて学校にちゃんと来るように説得に来たはずのオレの話は、学校を切り口に日本の学校教育システムが作られた明治に『言われたことをやれる、当時の工場に欲しい人間を育てる』という考えが組み込まれた事とへとすり替えられ、何故か『中、高で習う学習内容の何割がパソコン1台でカバーできてしまうか』という話に発展。挙句の果てに『就職における大学のブランド性』について『容量の同じ2つのカバン、片方は100均、片方はブランド物。同じ値段で買うならどっち?』という採用者目線の例えについての話へとシフトしてしまう。


 こんなはずではなかった。


 自覚はある。明らかに引き籠りと話す話題じゃない。

 もちろんオレだってシリアス(?)な話題に翻弄されるだけでは終わらなかった。

 修次に迷走させられつつも、話題の途切れた一瞬のエアポケットを利用し、最初の話題だった『いいかげん吹っ切って学校に来い』を再度叩きつける。

 すると修次から返ってきたリアクションは簡単かつ簡潔それでいて……。

「そうか。テツも一緒に『アルジャンワールド』やるのか」

 という色んなモノをぶち壊すような爆弾発言だった。


 さて、これまでの経緯から分かるように、峪修次と言う人間はかなり特殊なタイプの人間だ。

 一言で表すなら……まあ本人には悪いが『残念な男』というのが一番しっくりくる。

 頭は良いと思うのだが、幼い頃に持ってしまった『犯罪に精通する俺カッコイイ!』という思想から、その溢れんばかりの才能と集中力で小学、中学の9年間をおかしな方向に突っ走り、16歳という年齢で法的にギリギリなレベルにまで自らを高めてしまっている。

 その上、高校生活と言う青春までもをネトゲにつぎ込もうと……と言うか本人の話ではすでに42万9千5百円もつぎ込んでやがるらしいのだ。

 一高校一年生には大きすぎるお金。とんでもない金遣いの荒さ。

 それだけのお金をどうやって稼いだのか? は、置いておくとしても、その使い方がおかしいという事は断言できる。

 行動力は飛び抜けているのだが、つくづく世間とズレのある男。ソレがオレの親友だった。


 そして今、その明後日の方向に飛び抜けた行動力の矛先は、『一緒にゲームやろうぜ』という形でオレに向けられている。しかも連日徹夜だったのか、目の下の隈とギラつく瞳のオマケつきだ。

 日々の自由時間とかに危機感を感じたオレはすぐさま丁重にお断りし、もう一度会話を振り出しに戻そうと試みた。

「あー、修次? そんなことよりも……」

「テツ、お前の言いたい事は分かってる」

 ちなみに余談ではあるが、修次の言う『テツ』はオレのあだ名、というか略称だ。何となく予想はつくと思うが、由来は短いほうが呼びやすいというありがちなもので、仲の良い奴は大抵こう呼んでくる。

 だがそんな親しみを込めたあだ名も今は空しく響くだけ。いけしゃあしゃあと『分かっている』宣言をされたオレは、その理解したという内容を確認するために修次に質問を投げかける。

「じゃあ峪修次君。その『分かった』内容を答えてくれるかな?」

「はいセンセー。ようはスキル派生における(以下略)、つまりクエスト№67[私のシルバー(銀食器)を返して]にでてくる[イロモノ]さんはSキャラ。みたいな事です」

「話が長い上に意味が分からない」

 しかも最後の結論が地味にアバウトという非常識っぷり。通常の会話に『アルジャンワールド』のスキルやらクエストやら登場人物やらを混ぜ込む。という荒業を発動し始めるとは、何てふざけた思考回路なんだ。

 こうなるとさすがに『もう面倒だし帰ろうかな?』という甘い誘惑が頭の中に浮かび上がってくる。

 だがココですごすごと家に帰れば『学校に来ない親友を説得に来て、何故か日本の教育について熱く語り合って帰ったマヌケな男』が出来上がるのは必至。冗談抜きで何しに来たのか分からなくなる。


「ハア、仕方がない。とりあえずお前の話に乗っててみるか」

「悪いなテツ。目的のためには犠牲もやむなしというヤツだ」

「いや、明らかにそういうのはいらない話だよね」

 学校に来るために生贄がいるとか、どんな殺伐とした日常だよ。

 とりあえず犠牲呼ばわりされてイラッとしたオレは部屋の棚にあるCDケースを指さして宣言した。

「言っとくけどオレがそのゲームやっても学校に来なかったら、ソコにあるお前のCD全部叩き割るからな」

 うん、このくらい言ってやれば大丈夫だろう。

 オレは少なからずショックを受けた様子の修次を見て溜飲を下げる。

 しかし次の瞬間に居心地悪そうな修次の口から出た言葉は、オレの予想の斜め上を飛び越えていくモノだった。

「あー、テツ? そのハッキングソフト結構お高かったんだけど」

 ……CDじゃない。

「お、お手軽そうだな」

「まあ楽ではある」

「へ、へー」

 知らなかった。ハッキングってプログラム任せでもできるのか。ってちょっと待て。コイツ、何でそんなモン持ってるんだ?

「おい、修次? お前……」

「あー、はいはい、分かってる。ちゃんと学校には行くさ。ついでにゲームの事も任せておけ。今の話が分からないなら分かるようにしてやるからさ」

「いや、そういう事じゃ……まあいいか」

 何か聞かない方がよさそうだ。

 オレは思わぬカルチャーショックに動揺したものの、苦笑しながら頷く修次を見てすこしホッとする。

 コイツは言った事は基本必ずやるヤツだ。これでちゃんと学校に来るようになるだろう。裏を返せば、オレがほぼ必ずゲームをやらされる事になるのだが……今は考えないでいたい。


 この後の3時間を目の前のマッドゲーマー(名付けた)に『アルジャンワールド』について熱弁されることをまだ知らないでいたこの時のオレは、とりあえずの目途が立ったことを嬉しく思うのだった。


「心が……折れたよ」

 その後修次の家を出て自分の部屋とたどり着いたオレは、これまで積み重なってきた精神的な疲労を自覚してタメ息をついた。

 あれから延々と続いた修次の語りは、夏休み前の校長先生のお話し並みに苦痛な時間だった。途中から記憶が無い。帰ってこれたことが奇跡に近いような気さえする。

「とはいえ宣言した以上、動かないわけにもいかないか」

 どうせ約束した事なのなら早いうちに済ましておいた方が良いだろう。

 つまらなければ辞めればいい。と割り切る事にしたオレは早速自分のパソコンを立ち上げ、検索ツールで『アルジャンワールド』を検索。検索ワードに引っかかった項目の中から公式サイトを見つけてアクセスし、ファンタジー感溢れるデザインのページから新規登録のアイコンをクリックした。

「えーっと、まずはメアドとパスワードっと」

 オレは表示された登録メニューにある個人情報に関する空欄を順に埋めていき、最後に出てきた『利用規約に同意しますか?』の質問に『はい』を選ぶ。

 するとようやく『ゲームシステムをダウンロードしています。しばらくお待ち下さい』の言葉が映し出され、ダウンロード完了までの残り時間が%で表示された。

「ああ、ダウンロードしてるよ」

 画面の%が着々とその数字を伸ばしていく様子を見ていると、入ってはいけない世界への水先案内人を呼び込んでる気分になる。

「変に影響受けたらと思うとマジで怖いな」

 実は人生初のオンラインゲームという事もあって心のどこかでちょっとワクワクしてる自分がいる。が、ソコがある意味非常に怖い。

 なんせ2ヶ月前までは、さわやか(?)で気の合う親友だった修次の例があるのだ。このゲームを始める以上、ミイラ取りがミイラになる可能性は0じゃない。

 少なくともドハマりしないようには気を付けないといけないだろう。

「このままパソコンの電源を切れたら楽なんだけど」

 残念な事に、あんなに目をキラキラ。もといギラギラさせた親友の頼みを断る事なんて、とてもじゃないがオレにはできなかった。

「ダウンロード完了まで後3分。一応電話しとくか」

 まあ楽しんだもん勝ちだよな。と、考え直したオレは修次に報告するため携帯を取り出す。

 そして『友達って何だろうなー』と、思いつつ修次に電話を掛けると、ワンコール鳴り終わらない内に呼び出し音が切れ通話が開始された。


 いくらなんでも早すぎる。まさか携帯の前でスタンバっていたのだろうか?

「この暇人め」

『テツ。今いきなりケンカ売られた気がするんだがソコの所をどう思う?』

「空耳」

『……で、要件は』

 色々と微妙そうなリアクションだ。オレは受話器越しに伝わる何ともいえない空気に苦笑しつつ本題に入る。

「今『アルジャン』に新規登録してダウンロード中。というかもうダウンロードが終わるから一応報告しとこうと思ってな」

『おお、ホントに始めてくれるのか!』

「まあ約束しちゃったからな」

『そうかー、始めてくれるのかー」

「んで、ダウンロードしたらどうすればいい?」

『あー、じゃあ一番最初のスタート地点の町で待ってるから楽しみにしといてくれ! あ、チュートリアルは飛ばしていいぞ。基本はオレが教えるから』

「分かった分かった。期待してるよ」

 携帯越しに聞こえてくる修次のテンションは何時になく高い。

 たかがゲームでこんなにも喜んでもらえるとは思わなかったな。

 そんなこんなで話している内にゲームデータのダウンロードも完了したので、とりあえず電話を切って、マイク付きヘッドホンのプラグをパソコンに差し込む事にする。

 そしてゲームを起動させたオレは、メールアドレスとパスワードを入力。耳に流れ込んでくるBGMを聞きながらゲームへとログインしたのだった。


 画面一杯に広がった黒の中に白く光る文字が浮かび上がる。

「んーと、『ようこそアルジャンワールドの世界へ、まずはあなたの分身となるキャラクターを作ります。選択肢の中から好きなものを選んでください』か」

 まず最初に自分の操作するアバターのキャラメイクをするらしい。選択肢にはエルフやドワーフなどを始めとしたファンタジー定番の種族が並んでいる。

「……まあ適当に決めていくか」

 ゲームの世界では修次が待っているはずだ。あまり時間をかけてしまうのも悪い。

「種族は無難にヒューマン《人間》かな。性別はまあ無難に男で。顔はー、こんな感じか?」

 顔に関しては正直自分とは全くの別人にしたかった。が、開始した直後にこのキャラで友達と会う事を考えると中々にやりづらいモノがあったので、自分に近そうな髪型と顔のパーツを選んでキャラメイクを終了させておく。

 とはいえ名前はテッペイだとそのまんますぎるから、ちゃんと『テツ』に……ってコッチもそのまんまか。

「ま、コレで良いよな。で、次は……ファーストジョブ設定?」

 次の画面に進むと画面には戦士や魔術師といった、いわゆるRPGでよくある職業が表示されていた。

 一応分かりやすいように前衛職、魔法職、特殊技能職と分けられているのだが……数が多い。多すぎる。

「ていうかなぜ前衛向きに使用人(メイド/執事)がある」

 興味半分でジョブ名の所にカーソルを合わせてみると、『ご主人様の敵を華麗にお掃除☆』という簡単な説明が出てきた。

「……コレも適当でいいか」

 結局選ぶのが面倒になったオレは、とりあえず16歳なので上から16個目の職業、シーフ《盗賊》を選択する。

 すると、コレがキャラメイクの最終項目だったらしく、今度は『本当にこのキャラでよろしいですか?』という人の決心を揺さぶる質問がジワリと画面に表示された。

「適当に決めたのがバレてるみたいで嫌だなこの質問」

 とはいえ『本当にこれでよろしい』という地味に人を馬鹿にした雰囲気の選択肢をクリックする意外に道は無い。

 意を決してクリックすると『設定をセーブ中です』の文字がスクロールされていった。

 続いて現れたロード画面には『セカンドジョブはゲーム内で入手することができます。ぜひ探してみてください』という表示も現れる。

「セカンドジョブ? んー、まあ、これは後で修次に聞けばいいか」

 こうして無事キャラメイクを終えたオレは、修次のすすめに従ってチュートリアルをキャンセルし。

 いよいよ本格的にゲームをスタートさせたのだった。


『それでは冒険の世界へご案内します』

 派手なBGMと一緒に箱の中に飛び込んでいくようなエフェクトが画面一杯に広がっていき一時的に画面が真っ白になっていく。しばらくするとその真っ白な画面にヨーロッパ風の町並と、頭の上に名前の浮かんだ沢山のキャラが浮かび上がってきた。

「もしかしてこれ皆プレイヤーなのか?」

 この画面に映っているキャラだけでも結構な数がいる。今この瞬間に沢山の人が自分と同じゲームをしている事を実感させられる。

 きっと[眠気に耐えて遊ぶメガネさん]や伝説の勇者を彷彿とさせる[あああああ]なんかが横を通っていくのもオンラインゲームならではの光景なのだろう。

「テンション上がるな」

 親友があれだけハマったゲーム。期待度は当然MAXだ。

「とりあえず電話するか……て、何だこれ?」

 修次に電話を掛けようとすると、タイミングよく画面下の『メニュー』からセリフの吹き出しが飛び出してきた。試しにカーソルを合わせてみると『[シュウ]が[テツ]にコンタクトを求めています。応じますか?』という問いが表示される。

「行動速すぎだろ。まあ、らしいっちゃあらしいけどさ」

 オレはあまりの対応の早さに若干呆れながら『コンタクトに応じる』をクリックした。

 すると今度は『[シュウ]がパーティーへの参加を求めています。パーティーに参加しますか?』の表示。

 少し悩んだがコレもとりあえず『はい』を押す。

 すると一瞬でチャットとなった吹き出しの中に『ちょっと待ってろ』という修次からのメッセージが表示された。


 しばらく待っていると画面の向こうで[シュウ]の文字を浮かべた一人の男がこっちに走ってくるのが見えてくる。

 とがった耳が目立つが種族はエルフだろうか? 元の面影が一切ないくらい整った顔立ちをしている。

「しっかしネーミングセンスがかぶってるな」

 まあプレイヤー名が普通でよかったと思うべきなのだろう。

 もし自分の親友が今、画面の左端にいる[変態鬼畜王セクハラー]だったらオレはきっと涙を流していた。

『よう、来たな。それにしてもタレ目まで一緒とは地味にリアルと似たキャラを作ったな。名前がテツなのは予想通りだったが、ソレは予想外だわ』

 ヘッドホンから修次の声が流れてくる。どうやらコンタクトに応じた相手と通話できるらしい。

 言われてる事は散々だが。

「うっさいな。こういうの初めてだから、イマイチ勝手が分かんないんだよ」

『マジでか? オンラインゲームはコレが初めてとか、信じられないヤツだな。俺なんて5年前のゲーム解放イベントの時からコレやってるというのに』

「5年って、マジでか?」

 この『アルジャンワールド』が5年前からある事にも驚きだが、修次が開始当初からプレーしている事も驚きである。ネトゲをやってるイメージがなかったので、振られて自暴自棄になった末にこのゲームを始めたのだとばかり思っていた。

「それにしてもお前のアバターはリアルのお前とは似てもつかないな」

『え、ああ、この見た目か』

 修次のアバターであるエルフは本人よりも背が高くて髪も長く、おまけにかなりのイケメンさんときてる。目の下の隈がクッキリとしたさっきまでの修次の面影は0。むしろマイナスと言って良いくらいだ。

 こんなんだったらオレもイケメンに設定しておくんだったかな。とちょっと後悔した。

『ま、その辺は気にしたら負けいうヤツだ、割り切れ。せっかく『アルジャンワールド』に来たんだし、楽しんで行ってくれよ』

「ん、そうさせてもらうわ」

 こうしてオレの初オンラインゲームは本格的にスタートしたのだった。



ども、谷口ユウキです(-_-)/ 


とりあえずプロローグのリメイク終了です。

ストーリー展開がちょっとだけマトモになって修次の残念さが上がってます。


リメイク前から読んで下さっていた人も、初めての人も。

もし気に入って下さったならこれからもプチトリをよろしくお願いいたします。


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