マル
誰の前でも笑う人は良い人かもしれないけれど、それは本当に正しいんでしょうか。
言の葉を裏返してその意味を探した
悲しみも喜びも表裏一体
その笑顔の裏面は?
心は笑いを強制させられる傀儡人形
永遠に笑えばいい。涙の隙間も与えないくらいに
猫を被って、空っぽの笑顔で繕って
それは不幸
汚い空気に染められて
言葉を隠して、感情を誤魔化して
本当のワタシはどこ?
出した言葉の真偽は不明のまま
被害妄想が蜘蛛の巣のように広がる
嫌われてない証明がほしい
湧き出る不安に眠りを奪われる
落ちる夢や金縛りは慣れたくなかった
飲み込んだ言葉が毒となる
その分今に言葉をなくさせて返ってきた
掛けて欲しい言葉はなに
理想郷を夢に見た
故に落ちた穴
孤独に襲われる
救いの手を待つだけで自らは動こうとしない
そんな心を刺したくなる
息をするように笑った
誰の前でも笑った
辛くても、苦しくても笑った
こころの中を、背中を見られないように歩いた
我儘の融通はきかない
ただ、話を聞いてほしいだけ
嫌われている確証も、嫌われていない保証もない
ただ、背中を向けられることが怖い
背中を押す手より、抱きとめる手がほしい
いつしか全てに終りが来るのなら
その終わりは涙を流して欲しい
殴り書きです。少し思うことがあったので書いてみました。