表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
魔力0で最強の大賢者~それは魔法ではない、物理だ!~  作者: 空地 大乃
第三章 マゼル学園入学編

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

424/502

第422話 魔力0の大賢者、また反省文?

「今後お前らは休日に外に出るな」

 

 休み明け――教室に入ってきたイロリ先生が開口一番に言い放った。顔は呆れているようなムッとしているようなそんな表情だ。


「朝からいきなりなんだよ」

「なんでそんなこと言われないといけないのよ」


 イロリ先生の発言を受けて不機嫌そうにアズールとメドーサが言葉を返した。他の皆も不満そうだね。


「外出禁止なんて無理! 休日ぐらい好きに食べ歩きたいよ!」

「リミットは本当食い気ですね……」


 机をバンっと叩き立ち上がってリミットを見てドクトルが苦笑していた。ただ外出禁止となれば確かに市街に繰り出すことも出来ないもんね。


「外出禁止になったらドクトルだってハニーと出かけられないわよ?」

「そんなの横暴です! 断固拒否します!」

 

 メドーサの一言でドクトルも立ち上がって抗議の声を上げたよ。こ、これが恋の力?


「黙れ。俺が何も知らないと思ったら大間違いだ。こないだも勝手に魔法を使って騒ぎを起こしたそうじゃねぇか」

『あ、いやそれは――』


 何となくそんな気はしたけど、宿やレストランでの事がもうイロリ先生の耳に届いてたんだね――


「お前らの頭は鶏か? 前も遊園地で騒動を起こしたばかりだろうが。舌の根も乾かないうちに次から次へと問題を起こしやがって」

「――その件には私は関与していないと申し上げます」


 ここで声を上げたのはメイリアだった。イロリ先生が全員に向けて言ってるようだから反論したんだろうね。


「連帯責任だ。それが嫌ならお前がこいつらを監視しろ」

「そのような権限はマスターから与えられておりません」

「そうか。だったら休みにゲシュタルに会いに行くのも諦めるんだな」

「全力で監視しますとお答えします」


 な、何かメイリアの雰囲気が変わったような。僕と試合した時に出していた球体まで出てきてるよ!


「あ、あの、それは決定事項なんでしょうか?」


 アニマが手を上げて質問していた。イロリ先生は外出するなと言っていたけど、それがイロリ先生の個人の意見なのか気になるところかもね。


「――確かに学園からの決定じゃない。だがリカルドはご立腹だ。俺の管理能力も疑われて有休の話まで言及された。お前らのせいで自由に有休がとれなくなったら許さねぇぞ」

「完全に個人的な恨みじゃねぇかよ!」

「先生なんてそもそも毎日休みみたいなもんじゃない」

「うむ。ほぼ自習だからね」

「黙れ、有休無きゃ勝手に外にでるしかなくなんだよ。それがバレたら給料も減る」

「勝手に外には出るんだ」


 僕たちを指さして文句を言うイロリ先生にリミットがツッコミをいれていたよ。


「学園の決定じゃないなら従う必要ないってことでいいな」

「いい気になるなよ。リカルドだって次に何か問題起こしたら下手したら退学、良くて外出禁止だ」

「皆! 私の食欲の為にも問題を起こさないよう気をつけよう!」

「うん。トラブルになりそうなところにはいかない! 大事だね!」


 目的は違うと思うけどリミットとドクトルが意気投合しているね。


「んじゃ、結局今回は何もなしってことでいいんだな」

「そんなわけあるか。お前らに反省文を書かせるよう言われてる」

「また反省文かよ!」


 イロリ先生に言われアズールが叫んだ。ま、まぁ反省文はね。


「また私たちだけ反省文書かされるのね」

「仕方無しとは言え、納得はできんか」

「誰もお前たちだけに反省文を書けとは言っていないだろう」


 メドーサとガロンが嘆息混じりに口にしたところで、教室のドアが開きキャンベル先生が入ってきたよ。


「今回はZクラスだけではない。アイラ、モブマン、ネガメ、アリエル、アダム、イスナ、クイス、ビロスにも書いてもらっている」


 そしてキャンベル先生が僕たちに説明してくれたね。そうか、前回と違って他の皆も反省文を書いたんだね――

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ