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番外編 零と刃  作者: BM天魔
3/3

いざ!決戦!?(そして、最終回)

僕達は、食屍鬼グールの前にいた。

食屍鬼グールは、高い再生能力があるから、

「気をつけなよ」と、刃に言われた。

食屍鬼グールを倒す為に戦う。

僕は、走った。ダッ!ダッダッダッダッ。

「おい!」と、刃の声が聞こえたが。走った。

殴った。バンッ!!霊力を込めた為か?食屍鬼グールの顔が吹っ飛んだ。だが、2秒で再生。プシュッ!

そして、また、殴る。バンッ!再生。殴る。バンッ!

このように、連続で、殴った。20回くらいかな?

殴り続け、遂に再生出来なくなり、消えた。

そうだ、食屍鬼グールにも、限界があると考え、殴り続けたのだ。

流石に、刃に引かれたが。ショック。

そしから、僕達は、いつも学校で会い、時々、一緒に戦った。

式神も使えるようになり、僕は、あれから、かなり成長したと思う。

そして、3年くらい経ち、高校生になったのだ。


そんなある日だった。

「式神!炎の章!!爆炎(ばくえん)

と、いつもの様に、1人で悪魔を倒していた。

すると、パチパチパチと。どこからか拍手が聞こえてきた。

「誰!?」


「素晴らしいですね…。零さん。」

その者は、女性だった。

黒の長髪で赤いチャイナドレスを着た、モデル体型の美人だった…。

「誰なの?」


「名乗ってませんでしたね。私の名は、天童 春麗(しゅんれい)

「あなたが、よく知っている、刃の師匠ですよ…。」


「刃の師匠!?」


「ええ。師匠ですよ。少しだけ稽古してあげましょう…。」


「願ったり叶ったりね。是非、刃の師匠と相手したかったからね! 」


「フフフ。威勢はいいわね。来なさい…。」


「望むところだ!

「式神!炎の章!業火炎(ごうかえん)!!」

と、天童春麗に向かって、炎が噴き上がる。

その炎は、直ぐに、天童春麗を包んだ。

しかし、その炎の中に、人影が動く…。

「無駄よ…。」

と、天童春麗が僕に、向かってきた。

物凄いスピードで…。

「式神!地の章!絶壁(ぜっぺき)!!」

と、物凄く高い壁を作ったが…。

天童春麗は、それを軽く乗り越えた。

「式神!風の章!旋風(せんぷう)!!」

と、空中にいる天童春麗に向かって、強い風を浴びさせた。

だが、僕が作った壁を蹴って、その風を難なく避けた。

僕は、直ぐに後ろを向くが…。

「チェクメイトですよ。かわい子ちゃん…。」

と、首元に刀を向けられた。

「どうやら、そのようだね…。」

僕は、悔しかった。

負けることは分かっていたが…。

とても、悔しかった。

なぜなら、全くダメージを与えられなかったから…。

でも、それ以上にある気持ちが粘えた。

その気持ちは…。

「僕を師匠にしてください!」

天童春麗の師匠に、なりたかったのだ…。

結局、師匠にはしてもらえなかったが…。

時々、稽古をしてくれると約束してくれた。

ついでに、刃のことも教えてあげるとも、言ってくれた。


「それでは、帰りますね。かわい子ちゃん…。」


「約束守ってくれよ!春姉(しゅんねぇー)。!」


「そちらも、刃には内緒で頼みますよ…。」


こうして、この物語は幕を閉じたのだ。

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