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2014年/短編まとめ

創作少女の出した結論

作者: 文崎 美生

愛してくれてありがとう。


愛させてくれてありがとう。


恋を愛を教えてくれてありがとう。


サヨナラをくれてありがとう。


初恋で始まって初恋で幕を閉じる。


必要ないって気付けたから二度目の恋は存在しない。


友達でいてくれてありがとう。


信頼してくれてありがとう。


信用してくれてありがとう。


裏切ってくれてありがとう。


無駄なものだって気付けたから上っ面で付き合えるんだよ。


結局私に必要なのは、創作の言う名の確立された世界だけ。


私を認めてくれるのも、私が認められるのもこの世界だけで、この汚い現実から救い上げてくれるのは創作。


汚くて醜いリアルは嫌い。


綺麗で作られた創作は好き。


綺麗事だけで何もできない救いようのないリアルなんて、醜いだけ。


綺麗事で型どられて理想を作り夢を与えてくれるのは、創作だけ。


違いは変えられる世界か変えられない世界か。


自分で作り出せるか作り出せないか。


「馬鹿みたい」


頬に伝うは一筋の雫。


他のものは要らないや。


創作だけでいい。


……それを忘れないようにと心に刻みつけて、私はそっと目を閉じた。

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