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(12)契約取引

 翌日。早朝に起きてクルス達と畑仕事をこなした後、一緒に働いている他の一回生達が公設市場に素材の買い出しに向かったのをよそに、一緒にクルスと歩いていると尋ねられる。

「お前は公設市場に下弦草買いにいかないのか?」

「やっぱり今のうちに買った方が良いかな……?」

 意味は分かってはいるが、聞き返した。

「そりゃそうじゃね。確かに俺も下弦草は売るけど、それにしたって数に限りがあるぜ。価格は上がり続けてんだからそのうち品質評価【C】だとほんとに利益出なくなるかもしんねーし、まだ値段もまし、買えるうちにできるだけやっといた方がいんじゃね?」

「そー……だよね。なら規格定型瓶もこの際買い足しとけばいいか。割らなければいいだけだし」

 クルスの言うことは尤も。確かに下弦薬を売るなら今のうちとも言える。供給過多になれば下弦薬側の値段も下がるということも起きるだろうし、少し経ってから本格的にやろうと思ったら最悪の時期になっているかもしれない。考えるだけで、何となく先送りにしている場合ではない。

 クルスが今朝もゴルドーから買った下弦草を示して言う。

「そうそう。だから今日のこれは後にして、行ってこいよ。俺先大食堂行ってるから」

「分かった」

 勧めに従い、下弦草に加えて瓶も買うことにして、急いで一度鞄を取りに寮室に戻り、そこから公設市場に向かった。他の一回生達の後を追う形で、公設市場の学総につくと、食事前に関わらず既に列ができあがっていた。制服から殆ど一回生だと分かる。

「うわぁ……みんな考えてることは同じか」

 まだ三日目、されど三日目。慌てて最後尾に並んで順番を待つ。次々、受付で学生達は先ほど入荷されたばかりの下弦草を大量に買っていくのが見え、段々買えるのだろうかと焦りが生じる。

「リアン、おはよう」

「あ、おはよう、ミラルド」

 声を掛けてきたのは起きたばかりといった表情のミラルドだった。

「三日目でこれとは……自分も並ぶわ。また後で」

「うん」

 まだ眠そうに力無げに片手を上げて列の後ろへミラルドは並びに行った。

 今日は精霊言語、精霊学、植物学、動物学、物質学、霊域環境学、とほぼ座学の講義で詰まっており、霊域環境学が終わる頃には午後三時になる。その事を思い出しながら順番が回ってくる。

「規格定型A瓶を八本、下弦草を…36T下さい」

「少々お待ち下さい」

 精霊達が素早く品物を持って来て決済を行う。

【買入素材】3,420Mf【口座預金】6,620Mf

【調合器具】3,200Mf

 実際に払った額を目で確認すると口座預金の四分の一が一気に減った。

「……うん」

 これも目的のためには仕方のないことだ……と思いながら、軽く一塊の量になった下弦草と瓶を素早く鞄に突っ込んで受付から離れた。ミラルドを待つ間、少し価格帯を眺めていると、

【下弦草1T:95Mf(2↑)】

 下弦草が昨日より2Mf価格が上がっているのは淡々とした事実として、

【下弦薬【C】1T:127Mf(△3↓)】

 下弦薬まで本当に下がっていた。差額32Mfと昨日から合計5Mfも減っている。これは本当に利益が出なくなるのも近いかもしれない。一方で、

【規格定型A木箱【C】:1,000Mf(→)】

【規格定型B木箱【C】:700Mf(→)】

【規格定型C木箱【C】:400Mf(→)】

 木箱がこの価格帯で取り扱われているのに目が留まった。硝子の規格定型瓶よりも買取価格が高い。値段が高いのは、瓶の殆どが学院外部からの買入という事情と、規格定型C木箱自体が規格定型A瓶よりも容積が大きいというのもあるが、瓶程木箱の方が再利用できる回数が中に入れる物の関係で少なくなり易いことが関係しているらしい。下弦草の作成と平行して白椹の丸太を少しずつ加工していけば、ある所で頃合いを見計らって木箱の作成に専念しても良さそうだ、と、つい思いたくなる。

 そこへミラルドがやってくる。

「お待たせ。行こう」

「あ、うん」

 大食堂に向かって歩きながらミラルドが遠い目をする。

「しかし、この調子だと数日後にはどうなることやら……」

「全くだね。……他の調合はするの?」

「次は花梨から果糖を作るのに挑戦してみようかと。一応前にも作成したことあるから」

「へえー。自分で作れるのって良いね」

 ミラルドが微妙な顔をする。

「ただ、最低納入単位のための素材を買うのに資金が必要で……困るわ。仕事した方が安定して儲かるのがね……」

「わかるわかる」

 そうして、話しながら大食堂で朝食を取った後、寮に一旦戻って連続で講義を受けて、とあっという間に時間が過ぎて行った。



 一日の講義が終わりクルスが「超疲れたぁー!」と叫ぶ中、部屋に戻って直ちに下弦薬の作成に取りかかると、

「葉、一枚一枚処理するの考えてなかった、辛いっ……。しかも結果がこれだよ……」

 三時間近くかけて36T、720gg分の下弦草を下弦薬にするも、どれもこれも【C+】と【C】の評価を受け、四回やって一度も【B】にもならない。一度に纏めて9Tずつ煮詰め、煮沸して濾過しておいたプリール森林の水も切れ、以降普通の水を使ったことと、後になるにつれて作業自体が結構雑になったのが原因なのだろうという自覚はあった。それでも【F】にならなかっただけ幸いかと思った、その時。


【伝言】

【送主】ネルフィ・ハイド

【宛先】リアン・レガーレ

【本文】

 こばわー。突然ごめんねー。もし下弦薬作ってたら、売ってあげて欲しい友達がいるんだけど、今時間あるかなー? 詳しい話したいから、女子寮E棟312号室まで来てくれると助かるよー。あ、わたしの部屋じゃないよ、友達の部屋だよー。すごーく良い話だから是非! あとそうだ、リアン君の友達に下弦薬たくさん作りそうな人いたらできたらその子も連れてきて! 三十分以内にこなかったら都合が悪かったんだーって判断するから返信も気にしなくていからねー。来てくれるならもし下弦薬あったら持ってきてねー。じゃねー。


 いきなり緩い伝言が届いた。

「えぇと……丁度だし、行くか」

 丁度作り終えた所なのでタイミングは良かった。伝言通り、ミラルドにも声を掛けてみよう。そう思って、A瓶12本に入った下弦薬を持って、ミラルドの部屋に向かい、かくかくしかじか、話をすると一緒に行くことになった。

「凄く良い話というのは何だろうか……?」

「ありえそうなのは、高く買ってくれるとかじゃない、かな……?」

 考えてみたところで行けば分かる話、ということで、女子寮E棟312号室に行き「すいません」と戸を叩くと、勢い良くネルフィが出てきた。

「よく来たねー。ありがとー! さ、入って入ってー」

「いや、ここ私の部屋だからな! あ、どもども。私の下僕候補達、よく来てくれましたねー」

「ちょ」「え」

 朗らかな歓迎の声とは裏腹にいきなり不審な単語が聞こえ、入るのを反射的に躊躇した。

 制服に白衣を重ね着し、腰まで伸びそうなのを頭の後ろで結わいた金髪に色縁眼鏡を掛けた女性がにこにこ手招きし、その横でネルフィがわーいと両手をたたいて言う。

「さあさ、入って入ってー」

 一瞬、ミラルドと顔を見合わせて、選択を誤ったか……! と思ったが昨日木材の乾燥をやってもらってもいるだけに後に引けない。恐る恐る低姿勢で一緒に中に入ると、部屋の中はほぼ調合器具と調合関係の素材で埋め尽くされていて、レミントンの研究室とはまた異なる薬品の匂いが漂っている。

 椅子を勧められて座ると、散らかってもいるように見えるが大釜が置いてあったりとある意味壮観な部屋にミラルドは感動している模様。

 ネルフィが口を開く。

「じゃ、ささーっとお話どぞー」

「うぃー。来てくれてどうもありがとう。私はジゼル・アーネスト。簡単に話をすると、君達が下弦薬を作ったら私の所に持ってくるという契約をしたい。ただそれだけではない、ここからが凄く良い話だ」

 そう言って、ジゼルはにやりと笑ってつらつらと説明を始めた。

「これから言うことは全て一連の契約として結ぶことになる。まず私は君達に下弦草を買うための資金を貸し付ける。また、私は君達に、私が学総に毎日予約している下弦草を購入する権利を譲渡する契約を結んでおく。そして君達は実際に貸した資金で学総に下弦草を仕入れに行き、そのまま君達の部屋に持ち帰って下弦薬を作成し、完成したものを私の部屋まで届ける。一方私は君達が届けた下弦薬を1T当たり110Mfの固定価格で買い取る。ここで契約の流れとしてはまた戻って繰り返すことになる。そして最後に契約を終了する際に君達は私に貸付金を返済する。こうすれば君達は合法的に調合品売上を伸ばすことができ、私という第三者に対してだが売上単位数を伸ばすこともできる。更なる朗報があるぞ。下弦薬の作成にあたって葉脈をいちいち取り除く面倒な作業はしなくて良い。苦くて渋くて構わない。つまり霊素が抽出できてさえいれば品質は【F】で構わない。そもそも品質【F】で売ってはいけないという決まりはない。学総では扱っていないというだけのことで、第三者に納品すれば単位数にも加算される。おかわりいただけただろうか」

 途中で一度も止めることなく饒舌に言い切ったジゼルに、少しどういうことなのかついて行けず曖昧な返事をする。 

「は、はぁ……何とか」

 黙って聞いていたミラルドが思い詰めるようにして尋ねる。

「……失礼ですが、その方法は本当に有りなのですか?」

「ありだよー。ちゃんと契約もするしおけーい!」

 ネルフィが頭の上で丸をつくった。

「この契約は御星様の許可の下に有効となる。故に、それ自体が君の尋ねる、有り、ということの証明になる」

 ジゼルの返答に対し、少し間を置いてミラルドはゆっくり頷く。

「……成る程。そういうことであれば分かりました。自分には利点しかないのでありがたい話です。是非受けさせて下さい」

 契約の内容としては、ほぼ実質的に、早朝学総で並ばずとも、予約買付ができて、調合品売上を伸ばせる、ということなのだろう。そう判断して、リアンもゆっくり頷く。

「……僕も、お願いします」

 途端にジゼルは右腕を高く天井に掲げ飛び上がった。

「良し来たこれ! これで下僕が確保できとぅァー! ひゃほーい!」

「やったねー! いえー!」

 ぱちぱちぱちー、とネルフィが手を叩いて盛り上げる。

「あ、あのー……」

「すまない。つい取り乱した。今から契約書を作成するから少しそこで待っててくれ。……ところで今更だが、君達の名前をそれぞれ教えてくれ」

 小躍りしていた所、ジゼルは正気に戻って椅子に座り、紙を取って机に向かい始めた。

「あ、はい。リアン・レガーレです」「自分はミラルド・デナーズです」

「わかった。ありがとう。……分配量は半々で良いか……」

 そして、ジゼルは契約書を書き始め、


【個人間契約】

【契約関係】(主)ジゼル・アーネスト→(従)リアン・レガーレ

【契約内容】

  ①主契約者は従契約者に8,550Mfを無利子で貸し付ける。

  ②主契約者は従契約者に、契約期間満了の日まで日付が変わる都度、自動的に主契約者が有する下弦草90T分の予約購入権利を無償で譲渡する。

  ③従契約者は契約期間満了の日まで、日付が変わる都度自動的に譲渡される上記購入権利を行使し、学内公設市場総合窓口予約荷物取扱係にて、予約品を購入する。

  ④従契約者は、主契約者に対し90T分の下弦薬を1T110Mfの固定価格で契約期間満了の日まで毎日販売する。

  ⑤契約期間満了の日、従契約者は主契約者に借入金8,550Mfを返済する。

【契約満了日】

 主契約者が契約を終了する旨を従契約者に知らせた日を契約満了日とする。

【契約署名】ジゼル・アーネスト、


 同一の内容のものをミラルドにも渡した。

「読んで確認してくれ。細かい注意事項を一枚書くのも二枚書くのも面倒だから書いていないが、一般的な規定に準拠すると考えて貰いたい。90Tが多いというのなら一度に18T適正処理できる器具も今使っていないから貸そう。受けてくれるなら、契約署名の欄の私の名前の横に君達それぞれ直筆で名前を書いてくれ」

「あの、質問良いですか?」

「聞こう」

「毎回の下弦草の購入価格はどうなるんですか?」

「1T当たり95Mf一律固定で常に8,550Mfあれば買える。学総で買う際にも、名前を名乗れば権利が譲渡されているから、問題なく買える。購入権利の詳しい内容は気にするな」

「わ、分かりました」

 ミラルドも手を上げて言う。

「自分も質問があります。毎日の納品期限について教えて下さい」

「確定で午後七時に納品しに来て貰えると助かるが、毎日の納品の時に、次の日に午後七時では都合が悪ければその辺はその都度相談しよう。早速明日、午後七時で良いか?」

「自分は構いません」

「大丈夫です」

 リアンとミラルドは返答して頷き、契約書の署名欄に名前を書き始めた。

「……署名できました」

「できました」

「確かに受け取った。御星様、当契約の許可をお願いします」


【契約承認】

 ①個人間契約(主)ジゼル・アーネスト→(従)リアン・レガーレ

 ②個人間契約(主)ジゼル・アーネスト→(従)ミラルド・デナーズ


 許可が降りると、目に見えてジゼルは上機嫌になる。

「よっすぃー。では早速、君達にそれぞれ8,550Mfを貸し付けようではないかー。御星様、お願いします」

 すると互いの眼前に霊文が表示される。

【貸付金】17,100Mf【口座預金】17,100Mf


【口座預金】8,550Mf【借入金】8,550Mf

【口座預金】8,550Mf【借入金】8,550Mf

 ジゼルが続けて言う。

「その資金で明日から学総に行って下弦草を買ってくれ。後は話した通りだ。それと今、下弦薬を持ってきているなら【F】換算で想定しているためかなり安いが契約と同じ1T110Mfで買い取ろう」

 学総で売るよりもかなり安くなるが、この契約を考えれば今ここで些細な利益のために心証を悪くすることは得策、ではない。一瞬迷ったが、売却することに決めた。

「あ、えーと。……お願いします。あ、でも、瓶は……?」

「問題ない。今すぐ空にして返す。出してくれ」

「わ、分かりました」

 言われた通り、持ってきた下弦薬を出して渡す。

「規格定型A瓶十二本か。御星様、一本330Mfで決済お願いします」

【消耗調合品】3,960Mf【口座預金】3,960Mf


【口座預金】3,960Mf【調合品売上】3,960Mf

【調合原価】3,283Mf【買入素材】3,283Mf

 霊文が浮かび上がると同時に、ジゼルから精霊が飛び出して実体化して瓶を持って蓋をあけ、大釜の中に惜しげもなく次々投入していき始めた。突然のことに驚く。

「えっ!」

 目を僅かに見開いたミラルドが試しに質問する。

「……何かに霊素を集積しているのですか?」

「そだよー!」

 知っている様子で割って入るネルフィに続き、ジゼルが言う。

「但し、問題の何にか、は企業秘密としておこう。君も持ってきたなら売ってくれるか。もちろん品質が高いなら学総に売るのが賢明だろう」

「…はい。失礼ながら今日は遠慮させて頂きます。明日から、よろしくお願いします」

 ミラルドは丁重に遠慮した。ジゼルは満足げに頷いて、椅子から立ち上がり、

「これからしっかり納品頼むよ。……さてさて、君達にはこの90Tの下弦薬も一つで入る桶を渡しておこう。わざわざ小瓶に詰めなくて良い」

 桶を二つ持って渡してきて、リアンとミラルドは「わかりました」と言って受け取った。更にリアンは一度に18T処理できる器具も貸して貰い、

「明日七時に頼むぞ」

「今日はありがとねー! またねー」

 ミラルドと共にジゼルの部屋を後にした。借りた器具を桶に入れて運び、戻り始める。

 ジゼルが終わりという日が契約満了日ということに、一抹の本当に下僕的な意味での不安が残るが、それを差し引いてもこちらがかなり好都合な気がする。霊素の集積についてまだよく知らないが、実際のところはどうなのか、ミラルドに尋ねた。

「……詳しいこと知らないけど、毎日19,800Mfも払ってまで、霊素の集積ってやる価値あるの? たった五日で10万近くなるし……ちょっと信じられないんだけど」

 上を見上げて考えるようにミラルドが言う。

「10万でも20万でも、全ての掛かった費用を越える売価に設定して売れば、価値はあるかと。当然のことだけど」

「まぁ、それはそうだけど……」

「それでも結局下弦草が費用的に一番安く済むね。こうして自分達みたいな利害の一致した都合の良い労働力も期待できる。売上と単位数を伸ばしたい一回生がいるこの時期ならではの、上手いやり方だと思うわ。時間が経てばより利益率の高い品目が作れるようになる訳で一回生にはうまみが少なくなるから」

「ああー……。意外とああいう契約はあちこちでやってるのかもしれないね」

「その可能性は大いにありえそう。ただ、煮詰める時間だけは減らせない以上、最低二時間半で利益1,350Mf、時給540Mf未満。これ、確かに下僕と称されてもおかしくはないわな……」

「……だね……」

 思わず二人で苦い顔をした。しかし、それでも容易に素材の調達ができ、売上と単位数を高効率で伸ばせるのは事実。



【損益】

【素材売上】681Mf


【調合品売上】5,520Mf(納品単位数:学総4、他12)(3,960Mf)

【調合原価】3,603Mf(3,283Mf)

 差引計 1,917Mf


【労働・契約収益】34,340Mf(1,400Mf)

【生活費用】380Mf

【採集権利】181Mf

 差引計 33,779Mf


【資産】

【口座預金】32,026Mf(6,606Mf)

【買入素材】821Mf(△3,283Mf)

【採集用具】22,900Mf

【調合器具】38,180Mf

【素材加工具】1,000Mf


【負債及び資本】

【借入金】8,550Mf(8,550Mf)

【資本金】50,000Mf

【営業利益金】2,598Mf(677Mf)

【労働・契約利益金】33,779Mf(1,400Mf)

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