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【プロットタイプ】私の家にはジュースがなかった

作者: 秋暁秋季
掲載日:2026/08/31

注意事項1

起承転結はありません。

短編詐欺に思われたら申し訳御座いません。


上手い回答が出来ない人間なので、感想欄閉じてます。

これは読者様の問題ではなく、私の問題。


詳しく知りたい方は代表作の『作品と作者の注意点』に書いてあります。


※『小説家になろう』、『カクヨム』様にも投稿をしております。


注意事項2

なんて言うか、環境によって如何様にも変わってしまうよね。

――私の家にはジュースがなかった。あぁ、虐待とかではないよ? 親の好みがお茶だったんだ。特に占拠してるのは烏龍茶だった。それが当たり前の光景だった。

ジュースを強請る。ということを私はしなかった。そもそもその選択権が私にはなかった。『お茶があるなら、それで良くない?』があった。

つまるところ、環境こそが人を固定する事もあるんだよ。

とは鏡花の弁である。


幼い頃の経験が固定され、成長した後も響くという事はよくあることである。周りから愛されて育って来たが故に善性が強い者も、過酷な状況下で生き抜いたが故に警戒心が強い者もいる。

そうしてその環境こそは、成長してからどうにもならない部分で作用する事も多いのである。

「子供ってさ、『逃げ出す』って選択肢がないと思うんだよ。良くても悪くても、その環境から逃げ出すには大人の手が必要だし、子供一人だけで逃げることは不可能。

ある意味、庇護という檻の中で暮らしている」

当たり前な事なのだろう。契約をするにも、暮らしていくにも、責任が取れる年齢、つまり成人してからでないと難しいものがある。それ等を迎えていないと、そもそも相手にしてくれない。

それ故に、周りを知らないが故に、『これが当たり前なんだ』と何処かで思っている。

「まぁつまるところ、『普通』という概念は、幼少期の家庭環境によって与えられると思ってるんだけど、大体の人は普通に収まる。あぁなんて言うの? 『大勢多数を普通』って言うから。

じゃあその、庇護という檻の中で、普通がズレ込んだらどうなるんだろうね? 多分その普通のズレというのは、成長しても響くでしょう。だって其れが本人にとっての当たり前だから」

「鏡花、俺から見た今のお前は、お前のせいではない。少なくとも法に触れるものの中では」

幼少期の生活が悲惨だったからなんだよ。

其れが今とは関係ないだろ。

って言うし、其れは紛うことなき正論ではある。

幼少期がなんであれ、犯罪はしちゃいけない。


ただなんて言うかな、其から力技で『普通』になると歪むって話がしたくて。

普通の範疇には収まるんだけど、『君、ちょっと過剰なところあるよね?』『君、ちょっとズレてるよね』って括りになるというか。


子供ってさ、逃げられないんですよ。

まぁ当たり前だよね。

暮らしていくには金がいるし、契約とかするにも子供だと相手にしてくれない。

だから大人を介してどうにかするんですが。


だから家庭環境とか学校が、その子供にとっての『普通』になる。

家で虐待されていたら、大人になっても『怒鳴られる』事が当たり前だし、

学校で先生が助けてくれなかったら、『大人は信用出来ない』が当たり前になる。


だからなんて言うか、全方面に『過剰に』警戒心が強くなる。

『いちいちそんな報告いらないよ……』

と言う言葉さえ、

『それ辞めろって言うのが分からない? お前なんかいなきゃ良いのに……』

みたいに過剰に受け止めて、混乱するし、自責してしまう。


怒鳴られる、信用出来ないのが当たり前で、それ以上、つまり『平穏無事』を求める事が大変に烏滸がましく、我儘で、出過ぎたものだと思ってしまう。


そういう人、いっぱい居るんじゃない?

別に法を犯さないけれども、犯してないけれども、過剰なまでに警戒するし、其れを緩められない。

其れが転じて爆発するみたいな。

『私はちゃんとやってます!!』とか叫んでしまうとか。


ジュースがないのは当たり前。

それが普通。

甘さも甘えがないのは普通。

其れが当たり前。

世間の厳しさを、過剰なまでの厳しさを知っている。

だからこのタイトルね。

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