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透けたわたしは空を飛び、娘は幸せだった、と父は書く

作者:月食ぱんな
最終エピソード掲載日:2026/03/21
気がついたら、わたしは日本武道館の舞台袖に立っていた。

ライトの熱気に鳴り止まない歓声。
アイドルグループ『Baby☆U』が目指していた場所。

でも、少しおかしい。

ステージでは親友の天音ちゃんが泣きながら、わたしの名前を呼んでいる。

客席には白いペンライトの海。
そして無数のタオルに書かれた文字。

『R.I.P. KANAN』

どうして?
わたしはここにいるのに。

愛するみやびくんもどこにもいないし、このままじゃ幽霊のまま彷徨うことになっちゃうんだけど?

そんなわたしを救ってくれたのは、お父さん。

わたしは、自分が幽霊になった理由をお父さんと探る。

でも、なんか変。

現場にいた人たちは、みんな違うことを言う。

「押された」
「飛び出した」
「助けようとした」

……ねえ、どうしてそんな嘘をつくの?

人はみんな、自分に都合のいい物語を語るって、お父さんは言った。
だからわたしは、自分の記憶を信じることにした。

これは、わたしがいなくなった夜の話。
そして、誰も本当のことを言わない物語。
透けた私は、今日も飛ぶ
01 塗り替えられる「白」
2026/03/14 21:17
03 ひとりぼっち
2026/03/14 22:32
04 お父さん
2026/03/14 23:22
05 わたしが死んだあと
2026/03/14 23:45
07 すり替えられた恋人
2026/03/15 01:04
08 あの子じゃない
2026/03/15 15:21
09 あの日、雨の中
2026/03/15 18:41
10 まぁ、いっか
2026/03/15 22:39
娘は幸せだった、と父は書く
12 紫煙の向こう側
2026/03/16 11:00
13 思い込み
2026/03/17 11:00
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