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ちょっと一息姉妹編 百合(ゆり)+桜(さくら)

「 お姉様、さくらはここでどう指せば良かったのかしら」


虹野姉妹の妹、桜である。


「 むー・・・難しいよねー、王を動かすのは悔しいしー」


「お姉様、私は王を動かすのに抵抗なんてありません、最善が王を動かすべきならそうするのみです」


「 でもさぁ桜も殆ど動かさないじゃんよねー」


「 お姉様、私はお姉様と違って動かす必要の無い局面では動かしていないだけですのよ、お姉様は動かさない事に拘りを持っていらっしゃるようです」


「 っていうか王が動くのって正直かったるいよねー、なんで戦争始まった途端に王が毎回待避するの?、守らなくても攻めきれば戦争は勝ち、よく言うじゃんよー、攻撃は最大の防御ー」


「 その言葉には賛同致しますわ、動かす必要の無い駒は動かさない、攻撃は最大の防御ー」


「 王を詰ますゲームじゃなのに王を生き延びさせるゲームをやってる人多すぎー」


「 そうですわね、お姉様、取り敢えず囲って不利になるって人の多いこと、相手の動きを見ながら囲わないと自分から危険に飛び込んでる人が多いのですよね」


「 相手の動きを見ながら囲う?危険になったら逃げれば良いじゃんよー、危険でもないのに退避して、そこが戦場になるとかちゃんちゃらおかしいw」


「 お姉様とは笑いのツボが似てるような気がしますわ、ふふふっ」


「 百合ゆり-、桜ー、ごはんの時間よー降りていらっしゃーい」


「 はーい、すぐ行きますねー」


妹の桜が下の階に向かって答える


「 ママが呼んでるから行くしかないねー」


動きたく無さそうだが百合も動き出す。


「 うんうん、ママが呼んだら100%行くしかありません、行かないと詰んじゃいますからw」


「 まぁ良いや、ごはん食べたらまた棋指そうぜー」


「 うんうん、こちらこそお願いしますね、お姉さま」

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