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剣と魔法と転生者  作者: 将棋好き
2章
4/25

4話

ようやく異世界に移れた…

目が覚めたら薄ボンヤリとした光景が見えてきた。

ここはどこだ?と自分では言ったつもりだが、聞き取れたのは赤ん坊がなく声だった。

それを聞いた目の前の老婆が、嬉しそうに笑みを浮かべ抱き上げてくる。

そして、老婆から今度は別の誰かに抱き抱えられる、それは若く、イケメンの男性だった。

男は、俺を抱き抱えながら誰かになにか話しているように見える。

そして最後はに、一人の女性に手渡された。

その女性の、優しげな微笑みを見ていると、とても心地がよく、そのまま寝てしまった。


もう一度目が覚めた時には、周囲に誰もいなく少し寂しかった。

どうやら生まれ変わり、赤ちゃんになったせいで、かなり眠たい。

前世の記憶はちゃんとあるし、神様との会話の記憶もちゃんとある、どうやらちゃんと異世界に転生出来たらしい、今はもう夜で、ゆりかごの中に入れられているらしかった。

取り敢えず、神様からもらった鑑定眼が、発動するか確かめてみたい、しかしこの部屋は、ゆりかご以外は窓ぐらいしか無い、ここは朝になって誰かが、来た時に確かめるしか無いだろう。

今は、とにかく眠いので寝よう…






「あぁ………か…こだ」


誰かが、話す声で目が覚めてしまった。

せっかく気持ちよく寝てたのに…目を開けると、この前俺を抱っこしていたイケメンの男性と、見たことの無い若い女性がいた。


「ほら、グレン様が大きな声を出すから、起きてしまわれたでは無いですか」


「ああ、ソーヤごめんよ」


「でも本当に可愛いですね」


「まあ僕の子供だからね」


「ふふ、顔立ちは奥様に似ていますね」


「でも、目は僕に似ているとは思わないかい?」


「そうですか?」


「そうだよ、僕と同じ緑色の目だ」


話を聞いていて分かったことは、グレンと呼ばれたイケメンが、俺の父親ということ、近くにいるソーヤと呼ばれていた女性は、メイドだろうか?

早速鑑定眼を使って見ようか…いや、やめておこう。

今は、新しい世界と、家族を満喫しよう。


「見てくださいグレン様、レオン様が、笑っておられますよ!!」


「ああ、可愛いなあ」


「本当にグレン様の子供かと不思議に思いますね」


「え!!ソーヤそれってどういうこと!?」


「もう静かにしてくださいよ、レオン様が、泣いてしまいますよ」


「くっ!!後でちゃんと説明してもらうからな」


「そういえば、私はレオン様の食事の準備をしなければならないのでした、でわ失礼します。」


「あ、ちょっと待てソーヤ!!」


そう言って二人は出ていった、騒がしかったが、あれがいつもの調子なのだろう。

まあ喧嘩するほど仲がいいということで放っておこう。

しかし、本当に異世界に転生したことが分かった、何故なら使用人のソーヤさんの髪の毛の色が、エメラルドグリーンだったからだ。

ようやくこの世界が、異世界と分かり非常に興奮してきた。

ああ早く魔法を使って見たいなあ、エルフや、ドワーフ、ドラゴンにもあって見たい。

今からこの世界での生活が楽しみになってきた!!

そう思うと同時に睡魔がやって来て、眠りの世界に誘われるのだった。



誤字脱字や、アドバイス等ありましたらご連絡ください。

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