自己紹介
私は小学六年生である。自分で言うのもなんだが、かなりスペックは高い。
私の名前は谷崎綾香。まず私が何で、どんなことをしていて、何故こんなことを考えているのか説明させていただこう。私は小学六年生である。自分で言うのもなんだが、成績優秀で、教師の方々からの信頼も厚く、写生大会も三年連続入賞するなど、かなりスペックは高い。そこで皆さん、私のことをクラスの片隅でくすぶっているような人間だと感じたかもしれない。だが、それが大きな間違いであることを声を大にして叫ばせていただこう。まず、私の親友を紹介しよう。
尾崎美穂。私の一番の親友で、全てを話せるといっても、過言ではない。下ネタも普通に言い合うし一緒に移動するときは、必ず恋人つなぎで並んで歩く。そしてこれは大きな声では言えないが、彼女のファーストキスを奪ったのは何を隠そう私である。何故そんな都合の良い百合漫画みたいな展開になるんだ、と思った方に言わせていただこう。原因は、ポッキーゲームである。それで、攻めに攻めていたら、いつの間にか唇が触れ合っていた。ただそれだけのことだ。彼女がいないと、性格が急変するほどに、彼女は私という存在を作り上げている存在といえるだろう。
次に、幼少の時から仲の良い親友、要光について紹介させていただこう。