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修行の結果

「う、うん〜なんだ?」

眩しい意識領域から出れたのか?

「時様おはようございますご無事で何よりです」

うん?このこえはカナリスか?

「カナリスおはようそれよりカナリスここはどこだ?」

「ここは魔法科学帝国グリモワルドという国です」

「国を移動したのか?」

「はい時様に回復魔法が効かず科学の力で回復することしかできなかったので移動しました」

シンナいるか?

(はいなんでしょうか?)

シンナいるのかよかったこの病室の扉の前に誰か立っているよな?

(はいおそらく天人騎士団の団長でしょう)

他国の騎士なのにいて大丈夫なのか

(天人騎士団は基本的に人類の味方と言われるため基本的な国であればどこにでも入っていいのです)

なるほどな話しかけてみるか

「カナリス一回席を外してくれるか?」

「はいわかりましたいつでも呼んでください」

カナリスが病室を離れた

「おい、扉の前にいる人、天人騎士団の団長だろ入ってこいよ」

俺がそういうと扉が開き青い髪の若い青年が入ってきた

「よく俺が扉の前にいることがわかりましたね」

「ふ、まあな」

「そんなことは置いといて先日は私の部下が迷惑をかけてすいませんでした部下は今かなりきつい修行をさせています」

青い髪の青年がそういうと頭を下げてきた

「あぁ別に大丈夫ですそれよりあなたの名前はなんですか?」

「は、すいません名乗り遅れました私の名前はサレオスです」

「あぁよろしくそれとサレオスお前カナリスが魔族なの気づいてただろ」

「ハハっすごいですねそんなこともわかるんですかはいあなたの言うとおりですここのカナリスさんが魔族であることは国に入った時に築きました」

まじかそんな早くとは思ってなかったぞ

(おそらく魔物が入れないようになってる結界を突破したことで一部のものには魔族が入ったと気づいたのでしょう)

「ですがあなたがいなくても誰一人襲わずなんなら人を助けたですから知っていましたがカナリスさんにだけ滞在を認めたのですそしてあなたが国に入った際に部下を気絶させたことについては私の部下があなたに攻撃を仕掛けてしまったことでなしにしていいと思っています」

「そこまでしてくれるのかありがたいだが以後気をつけるよ」

「お願いしますそしてあなたは怪我が治ってるため明日で退院らしいですよ」

「そうなのかなあこの後法皇国ギニアスに戻ってもいいか?」

「全然大丈夫ですよギニアスに行くのでしたら私が空間門(ワープゲーター)で送りますよ」

「助かるじゃぁ明日よろしくそういえばサレオスはどのぐらいここに入れるんだ?」

「今日は王に報告しなければならないのでそろそろ一度戻ります」

「そうなのかじゃあな」

「はい」

サレオスはそういうと空間門でギニアスに戻って行った


<カナリス戻ってきてくれ>

<え、!念話使えたのですか?>

<あ、なんか無意識にできてしまった>

<感覚でできるものなんですか?それは置いといてわかりました戻ります>


しばらくしてカナリスが扉を開けて入ってきた

「なんでしょうか?」

「明日退院だからギニアスに戻ってクエストを受けに行こう」

「はいわかりました」

さっきから気になっていたがカナリス色々と成長してない?

(魔族の成長速度は凄まじいですそして体は急に成長しますその影響でしょう)

まじか

そうこうしてるうちに看護師さんが俺とカナリス分の夕食を用意してくれた

とにかくそれは病院食とは思えないくらいとても美味しかった

ん?そういえば普通の食事なんて異世界に転生してから初じゃないか

今まで干し肉とかのちゃんとした食事じゃなかったから体にとてつもなく沁みたのだ

そして今日は時間も時間なのでとりあえず寝た


次の日無事退院して約束通りサレオスがきて俺らをギニアスに送ってくれた

「カナリスとりあえずギルドに向かうか」

「そうですねおじさんも心配してるでしょうし」

「だな、ついたぞ」

ギルドの扉を開けた瞬間おっさんが鼻水まみれの顔で抱きついてきた

「お前無事だったかぁぁぁぁよかったぁぁぁ死んじまったかと思ったよぉぉぉぉ」

「大丈夫です心配ありがとうございますそして苦しいです…」

「あっすまんすまんつい」

おっさん力強すぎだろ死ぬかと思ったこれでも俺鍛えた方なのに

「そういえば今日はどうしたんだ」

「あっそうだった今日はクエスト受けに行こうと思ってな」

「なるほどなそういえばお前がS級に勝ったからなそのことが認められてなS級クエストも受けられるようになったぞ」

「そうなのかなら力試しでS級受けてみようかなカナリスいいか?」

「私は全然いいですよ」

「じゃぁ決まりだなどんなのがあるんだ?」

「S級は今龍の祠しかないな」

「じゃあそれでいいよ」

「かなりないんどが高いが大丈夫か?」

「あぁやってみたいんだどこまで戦えるか」

「わかった行ってこい」


俺とカナリスは龍の祠にまで移動した

「ここが龍の祠かカナリス準備はいいか?」

「はいいつでもいけます」

「じゃぁ攻略開始だ!」

その中は龍の祠という名前に相応しく龍魔人という種族が出てきた龍魔人は全てのスペックが高かったが俺は時に教わった剣術で軽々と倒せただがカナリスは少々時間はかかったが全然平気そうだった

この龍の祠は敵が少ない代わりにトラップが異次元に送るなどとかいうトラップなど殺意全開のトラップがとても多かった敵はずっと龍魔人ばかりで何にも問題なかった

「うん?あいつは今までの龍魔人とは別物だカナリス気をつけろ」

「はい」

シンナあいつを解析しろ

(はいあのものは竜魔将と呼ばれS級の者より強いです)

警戒をゆるめちゃだめだな

「カナリスこいつは少々危険だ俺が相手するから危なくなったらサポート頼む」

「わかりましたが大丈夫なんですか?」

「あぁ勝ち筋はもう浮かんでいる」

俺はそういうと神月歩を使用した

「行くぞ!」

正直言うと思ってたよりは弱かった

俺は剣術と受け流しを使用しながら『鳳凰』『雷電』を纏い全力で斬り合った

だが修行のおかげで無傷で勝利した

そうこうして龍の祠の最深部に辿り着いた

おっさんから聞いた話によると大体の冒険者がボスでやられてるとのこと


そうしてボスとの戦いに挑むのであった

龍の祠は次の話の最初で詳しくやります

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