剣武修行
『極雷』
「時様が勝った良かった負けるかと思った〜」
カナリスは安心で立っていた足が崩れ座り込んでしまった
私は時様が実力差はかなりあったから正直負けると思っていたでも天人騎士団の人は意識誘導に見事にかかった実力とは別の運で勝ったと言ってもおかしくない戦いだったし最後の極雷なんて技私の父であった魔王の技に匹敵するほどだった
「待って考え事してる場合じゃない時様のところに行かなくちゃ」
私は力の抜けた足で時様の元へ向かった
「時様大丈夫ですか?」
そこで会ったのは包帯でぐるぐる巻きになる程怪我を負った時様だった
「カナリス勝ったぜ!」
と時様は言って気を失ってしまった
その後癒術師に聞いた話だと回復魔法じゃ治せない系統で内側からの損傷がとてもひどかったとのことだっただが時様は正直怪我については大丈夫と言われ安心したこの後この国を出て魔法科学帝国グリモワルドの病院に送り込まれるらしい
「あれここはどこだ確か天人騎士団と戦って勝ったんだよな?」
シンナここをどこか解析してくれ
「無駄だよここにはシンナはいない俺がお前の肉体を守るように命令した」
「っ誰だ!」
「会ってちゃんと喋るのは初めてだから仕方ないか俺はお前の力の貸し出し主だこれでわかるな?」
「まさか常盤時か!」
「正解だがここでは常盤時が2人になるややこしいだろ?だから俺のことは師匠とでもよべ」
「師匠?まさか」
「その通りここでは剣術と武術そして魔力の効率のあげ方を学んでもらう、まずお前いつまで剣神解放と武神解放に頼る気でいた?」
「それは師匠が見つかったら来たようと思っていた」
「だろそれまであんな魔力効率の悪い方法で戦う気だったのか?だからここでは剣術と武術を学んでもらう正直に先に言う俺が使う剣術と武術は今後手にはいる権能に合わせて最適な形になっている」
「ついて来れるか?」
「あぁ元々師匠ができたら鍛えるつもりだったからやってやるよ」
「ふっ見ていた通り面白いな」
「まずは基礎体力だ剣術云々の前に鍛えなきゃいけないものだ」
『廻、重力操作』
「廻っtうお」
「これで重力を10万倍にした」
「はぁ??最初から10万倍って頭おかしいだろ」
「魔神と呼ばれてるからな、無理難題を押し付けるのは得意だぞまぁまずこれで武神解放次と同じくらいの速度で走れるようになれ」
「無理無理無理無理」
「いいのかできるようになんなきゃカナリスを守れなくなるぞ?」
「くっそこの魔王め」
「のんのん魔王じゃない魔神だよじゃ頑張ってね」
「クソ野郎が」
まずこんな中動くのは無理だ立つだけできつい動かなくても骨やら筋肉やらは鍛えらる動けるようになるまで待つか
「待つのはダメだぞほれ」
師匠はそういうと俺の背中にくらったら絶対死ぬレベルの火球を投げてきたのだ
「ヤベェ当たったら死ぬ逃げなきゃ」
クソっでも動けねえよ
「ぎゃああああ…あれ生きてる」
「いや正確には死んでるでもここはあくまで君の意識領域だ死んでも即復活されるだから頑張れ」
「やっとだいぶ動けるようになってきた」
「おいおいおせーぞその速度になるのに意識領域の時間で1年は経ってるぞま、でもそこまで動けるんだったら剣の修行始めてもいいかもな」
「やっとだーーーーーー」
「ほれ喜んでる暇はないぞこの剣を持て」
「長刀?」
「正解だ俺の権能を行使するのであればこのぐらいの長さがあった方がいい、」
「なるほどな」
「長刀を使うにあったてできるようになって欲しいのは四つだ一つ目神月歩二つ目陰陽抜刀三つ目流水転四つ目これはわかりやすいかな剣さばきだまず神月歩は足捌きだな陰陽抜刀は名の通りの抜刀剣だ流水転は受け流しだ手本を見せてやるから感覚で覚えろ」
その後俺は師匠に剣術を見せてもらい練習に入った
「神月歩は簡単だな」
「違う重心がうまく移動してないそんなんじゃ普通に攻撃されるしかわされるぞ」
こんな感じで四つのことをひたすら練習したその時間やく意識領域内の時間で100年はたった外の時間だと1週間ぐらいらしい
そんなこんなで俺は4つのことを教えてもらった
「これで終わりだあとは実戦あるのみだ」
「は?武術は?魔力効率は?」
「まだ気づかないのか?陰陽抜刀は相手の力も利用する陰の抜刀と自分から攻めることに長けた陽の抜刀を合わせた技だ勝手に武術になってるし俺の武術の基本は受け流しながら攻撃だ、それができるようになっているそして魔力効率は神月歩ができる時点で良くなっているこの技は魔力効率が高くないとすぐに動けなくなるような技だ十分だろ」
その通りなのだ神月歩は魔力を体の中で巡らせることで無意識な回避と攻めができるようになっているそのため魔力量がかなり必要な技だ、だが魔力効率を上げることで少ない魔力で長く使用可能になっているつまり高い魔力効率を維持できなくては体を無理に強化したことで動けなくなってしまうのだ
「まじかそんなことがこの期間で?」
「まぁなわかったならとっとと目を覚ましてカナリスを安心させてこい」
「ああ、ありがとう」
「あ、あとシンナ強化しといたぞここで使った長刀もやるよ」
俺はこうして長い時間をかけて自分の課題であったものを解決したのだった
ステータス
個体名 常盤時
種族 神に認められし者 魔王の素 (元々の時の方に)
魔法 改元素魔法 火水風雷氷
極雷(不完全なら使用可能)
移動魔法
下位権能 断罪者(使用一部不可)
使用可能 真眼 真実を見通す眼
衝撃半減
輝之翼 飛行可能
激怒 憤慨 体力が削られる代わりに身体強化
仲間の身体強化
操術 洗脳 偽装 意識誘導 意識剥離
権能 超越魔王の補助 シンナ (10%解放)
シンナ記憶之管理者
権能整理
重力操作
耐性 物理攻撃半減
火氷無効
状態異常耐性
技術 神の剣術
神月歩、陰陽抜刀、流水転
ここでの修行の話はまた別でやる機会があったらやります