対決天人騎士団
「どうしようお金がない」
「ですね」
シンナどうすればいいの?
(偽装などはできないためギルドに登録しクエストをクリアして解放率も上げつつお金も集めることができるためギルド登録することがお勧めします)
まじかギルドなんてあるのか!漫画みたいだスゲェーヤベェー
おっと語彙力がなくなるぐらい興奮してしまったいい大人が恥ずかしい
「カナリス、ギルド登録してお金を稼ごう」
「はい!」
こうして俺たちはギルドに向かった
「すいませーん」
「はいなんでしょうか」
そうやって出てきたのはムッキムキのハゲのイカついおっさんだった
「あ、あのギルド登録しに来たんですけど」
「あぁお前だけかわかった」
「いえあのこの子もお願いします」
「はぁ〜この子何歳だ」
「私は9歳です」
へぇかナリスって9歳なんだ
(いえおそらく本当は180歳ぐらいでしょうおそらく9歳というのは魔族で言うところのものです)
こんな見た目で俺より年上かよ
「はぁ一応ギルド登録できる年齢ではあるがどうなっても知らんぞ」
おっさんはそういうと俺達を奥の部屋に案内した
「今からここで一人ずつギルド認定テストを受けてもらうギルド認定テストとは一人ずつ俺と戦ってもらう
ランクはF、E、D、C、B、A、A+、S、測定不可となっている測定不可は滅多に現れないここでいう天人騎士団団長などがそうだあとはあんまりなめて俺にかからないほうがいいぞ俺はA級戦士だからなあとは〜〜
なぁシンナA級戦士っと言ってるが戦士以外の職業はあるのか
(はい職業は下位が戦士、魔術師、暗殺者、タンク、話術師、召喚士、
上位が魔剣士、隠密、庇護者、守護者、欺魔師、格闘者、大魔術師、獣者、精霊使です
そして極稀に癒術師と呼ばれる回復魔法の使い手と他にもギルドでは認定できませんが教会で認定される
聖職者も存在します、そして許可されてない召喚士の派生である操者と呼ばれる犯罪の職業が存在します)
なるほどな
「おい聞いているか?」
「あ、すいません」
「はぁもう一回だけ説明するぞここにある武器は自由に使ってくれだが殺しは禁止されている」
「はい」
「じゃぁまずお前からだこっち来い」
大広間
「ここでギルド認定テストを行う武器は必要か?」
剣神解放があるから必要かな
「あぁ必要だ」
「あそこにあるからもってこい」
シンナこのなかの剣で一番俺に合う剣はどれだ
(奥から二番目の剣ですね魔力との共鳴性が高いです)
共鳴性って?
(共鳴性とは魔力との相性を指します共鳴性が高ければ高いほど武器本来の力が発揮されやすいです)
かなり重要らしいな
「わかったありがとう」
俺は奥から2番目の剣を持っておっさんのところに行った
「おっさん準備いいぞ」
「礼儀がなってないがまぁいいだろう開始だ」
『剣神解放』
俺がそう唱えると髪が靡き瞳が黒から金色に染まった
ジャキン
そう音が鳴ると俺は高速の速度でおっさんの剣を切っていた
「ほぉ素晴らしいここからは本気でいくぞ」
ギュンッ
「速い」
そうおっさんは素手で目にも止まらない速さで俺の腹に殴り込んでいたはずだった
剣神解放の力でその殴りに反応し剣で受け止めていた
そしてそのまんま俺は剣に獄炎をまとい切りかかった
「そこまで」
おっさんの声で俺は止まった
「素晴らしかったぞあとで結果は教える」
「ふー疲れた」
俺は魔力の効率の悪い剣神解放を維持したためか魔力がほぼ0になっていた
「あとちょっと長ければ俺やばかったかも」
そう思っているとそろそろカナリスのテストが始まった
『死之拘束』
「それ動いたら死ぬよ」
「ほう死ぬような魔法を使ったら俺が動いたら君は不合格だが?」
「そうだねそう思うんだったら動けば?」
シンナあの魔法は本当に動いたら死ぬのか?
(あの魔法はよっぽどの格下であれば動いたら死にますがあの者のレベルなら負傷で終わりです)
なるほどわかっててやってるのなら相当カナリスは頭がキレるな
「動かないならこっちから行くね」
『死之手品』
カナリスがそう唱えると動けないおっさんの周りに巨大な魔法陣がいくつも発生した
まじかあの小さい体にどれだけ魔力があるんだ
(カナリスの魔力量はあなたとほぼ同じですよあなたより魔力効率を良くしているだけです魔力回路を狭くすることで、あなたもできますよですが剣神解放を使うならやらない方がいいです)
カナリスには驚かされてばっかだな
「そこまで」
おっさんがそういうと『死之拘束』と『死之手品』を解除した
カナリスが終始圧倒してたな
(はいカナリスは自分の長所を存分に生かし短所を補っています)
「それでは結果発表だ時だったか?お前はA級の魔剣士だそしてカナリスだったなお前はA+の欺魔師だ」お前らはS級以上のクエスト以外は受けられるそしていつでもテストは受けられるから強くなったら来い」
そうしてギルド会場に戻ってきたそこでしばらく待った後俺らはギルドカードをもらった
「カナリス早速クエスト受けるか、」
「いいですね」
「どれがいいだろう?」
「これなんてどうですか」
カナリスがそう言い指さしたのは天魔族の討伐というものだった
難易度はA+だった
「確かにちょうどいいんじゃないかじゃあ受けに行くか」
「おっさんー!」
「なんだ早速クエストか?」
「あぁその通りだこれを受けたい」
「これは難易度がかなり高くて天人騎士団に頼んでいるんだgバコンッ
「なんだ!?」
「おいギルドマスターどれだ我々に受けてほしいミッションってのはん?」
あれこいつどっかでみたことあるような
(検問にいた騎士ですね)
まじか、
「お前は検問の時の怪しい男と女あの時はよくもコケにしてくれたな勝負しろ」
「あぁいいぜ俺が相手してやる」
「おいお前大丈夫かあいつS級だぞ」
威勢よく受けて立ってしまったが勝てる自信はないどうしよ
俺は全力で焦っている