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ドロシー  作者: 田中ルアミ
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序章

ある日、日本では暑さが猛威を振るい始める少し前、梅雨の時期。

この日全世界で、異常事態が起きていた。

珍しいとか運が悪いとか、そういった気楽な話では断じてない。

未知の生物が攻めてきたわけではない。

いや、もしかするとあれはそういう化け物なのかもしれない。

そんな人類約70億人弱が恐怖し、実際に血も流れたその怪物は後に様々な名前で呼ばれた。

日本では有名な作品にかけて『ときかけサイクロン』なんていう俗称が付いた。

世界的にはアメリカで使われる名前が一番ポピュラーだろう。『ドロシー』と。

そう。その日人類を襲い、文字通り世界を混乱に陥れた怪物とは何の変哲もない、全世界に突如大量に、そして同時に発生した竜巻のことである。

そうして人類は、これまで積み重ねてきた10年間を取り上げられた。

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