末節:次回予告
吾輩はニャルである。猫ではないが魚は良いな。生、焼き、干し何をしても美味い。臭さだけは抜くべきだ。
知らず知らずのうちに神を生んでしまった加瀬一派はその事実を知ることなく人形神の庇護下に入れられる。安穏とした日々をおくり続けられ、狂信的とも言える過保護はいつ彼らに伝わってしまうのであろうか。障害がなくなることは果たして彼らにとって幸せであるかは・・・
二年の後、人類の魔法技術は駆け上がるように躍進し、多くの人間が手軽に魔法の力に触れるようになる。しかしそれは常に魔法に触らられてしまう結果となり人々は人間関係に大きな不信をいだき始める。この考えは、感動は、愛は『本当に真実なのか』。そんな中Blackcatに舞い込む護衛依頼。護衛対象への箔付けのかと思えば何やら複雑な事情が。小さな歌姫に魅了されたモノが蠢き始める。
「私魔法が使えないんです。」
「それはあいつの為にならん。」
「無理ムリ無理。かんべんしてくださーい。」
「あなたには罰をあたえるわ。」
「次はもう逃さないんだからね。」
次回如月竜馬の章 第三部2132年 歌姫は英雄譚に憧れる




