表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
金属魔法の使い方  作者: バリウム
5/76

コレカラ

朝起きるとそれはそれは素晴らしい朝だった。


しばらく窓から見える綺麗な自然の風景を眺めていると、良い匂いがしてきた。これはお姉ちゃんの朝ごはんの匂いかな。


と思いつつ起き上がり、リビングに行こうと思い床に足をつけた瞬間とてつもない、電撃が足を襲い庇おうとすると他の部分に電撃が走り全く動けないでいた。


てか、マジでいてぇぇぇ!!ぢにぞぅ!!


何故こんなに全身が大変なことになっているのかというと、一ヶ月寝たきり生活を送っていたからである。そのおかげで昨日急に動いたので今、全身筋肉痛になっているのである。


歯を食いしばりながらリビングに行きお姉ちゃんに挨拶をした。


「ぉねぇぢゃん、ぉばょぅ!」


歯を食いしばりながら言っているので正直自分でも何言っているか分からない。


「んー?あ、おはよ〜、あれどうしたの?」


悠斗はじぶんの顔を見えてないのでわかってないのだが、ベル側から見ると汗がダラダラで歯を食いしばっていて深刻な顔になっていた。


ベルに深刻な箇所全てに湿布もどきを貼ってもらったら楽になった。


朝ごはんを食べたあとベルが声を掛けてきた。


「ユウト〜今日はお散歩でも行かない?」


俺は少し考えた、確かに外に行ったほうがいいと思うけど、魔物いるんだろう?俺間違いなく戦力にならないよ?でも、お姉ちゃんが俺を誘うぐらいだし、お姉ちゃん戦闘力皆無そうだし、多分魔物がいないのだろう。


「そうだね、外の景色も見てみたいし行ってみたいし、行こう。」


ということで、一緒に散歩に出かけることにした。


外に出てみると、澄んだ空気が俺を迎えた。


スゥーと深呼吸をしていたら、お姉ちゃんが、すぐ横で話しかけてきた。


「ね、♪?空気が美味しいでしょ?ちょっと歩いたところに綺麗な湖があるの!早くユウトに見せたいからイコー!!」


と言いながら、ものすごい笑顔で左手を引っぱっていった。


てか、全身筋肉痛でめっちゃくちゃ痛いけどね。


しばらく歩いていると、目の前にでっかい

イノシシがいた、 でっかいってどんなデカさかだって?、とあるゲームに出てくる人よりデカイ奴だ。いやもうほんとにやばい奴。クソ!取り敢えず二人で逃げ切れる事だけを考えないと!


そうと考えている間にものすごい速さで人影が飛び出した。


あれは、お姉ちゃん!。片手に剣を持っている!


「お姉ちゃん!逃げて!!」


「今日はお肉料理かなぁ〜?」


ベルのその言葉が聞こえた直後にイノシシが半分に切れたのだった。


評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ