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雑談2《chat2》

あっ そういえば…

「ユリー お前らって俺以外のやつには見えるのかー?」

「んー、そうですねー 姿を見せようとすれば見えますが、普通にしてれば見えませんよ」

「そうなのか」

あれから一夜が明け、今は朝だ  今日は土曜日なので仕事は休み 部屋は前と変わらず、あいつら幽霊は寝たりしないそうで部屋はリビングでも構わないと言っていた

にしても…

「暇だなー」

「そうですねー」

「幽霊って暇なとき何してるんだ?」

「え~と、人間を驚かしに行ったりしてますかね」

「どのくらいの頻度で……?」

「三日に一回くらいでしょうか 多い人は毎日おどろかしてますよ?」

だから関係が悪化するんだよ… 恋人(仮)なんて言ってないでさっさとそれをやめろ! と、言いたかったが幽霊にも人間界でいう酒というものと一緒でストレス発散的なものが必要なのだろう うん…そう信じたい…

「あっ!じゃあデート行きません?デート!」

「デート?」

「はい!私たち仮にも恋人同士なんですから!いいですよね?」

「ネルも行くー!」

ネルちゃんまで…

「ちょっと待ってくれ。最近いろいろありすぎて疲れてるんだ。今日はゆっくり休みたい」

「えー?行きたいですー デート!」

「………(グスン)」

うわぁぁぁぁ ネルちゃん泣いてるし! 泣かれると困るんだけど… 仕方ない

「分かった分かった! 行くから!デート! ね!?」

「………(コクリ)」

「ほんとですか!?やったー!」

トホホ…

「ていうか、デートって何するんだ?」

「んー、映画とか買い物とかじゃないでしょうか?」

「でも幽霊って人には見えないんだろ?」

「姿を人間によせることくらい朝飯前ですよ!」

「ふーん で、どこに行きたいんだ?」

「そうですね… 私的には映画がいいと思いますが、ネルはどうですか?やりたいこととかありますか?」

「買い物」

「よし!じゃあ買い物に決まり!」

「えー!何でですか?私の意見も少しは尊重してくれたっていいじゃないですかー!」

「次はお前のやりたいことにしてやるから、我慢しろ」

「絶対ですよ?絶対!」

「はいはい」

「返事は一回!」

「はい…」

「よろしい」

こいつめんどくせー


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