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ニヴァエル界 共通① 霊界王候補
死者の世界ミガン。そこに貴族階級の霊が住む屋敷がある。
「ふわぁ……おはよ~」
「おはようございますレイリンナ様」
使用人が起床した私に頭を下げていく。一週間、私と食事をする者は一人もいなくなった。
当主であった母へ転生の命が下り、そのショックから婿の父は失踪した。
このオンカディーナ家の屋敷を私が継ぐことになったのだ。
「レイリンナ様、お客様がお越のようです……」
「こんな朝早くから?」
「ええ今は28時ですが」
この世界の一日は人間界でいう約50時間に相当するので時間などどうでもいいと思う。
「まあいいわ、お通しして」
「かしこまりました」
お茶は今からいれるとして、一先ずは来客を屋敷に招く。




