婚約者令息あるあるその1
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「なんであんたが彼の横にいるの!?そこは私の場所よ!」
「俺の横は何時でも婚約者である彼女の場所だ。貴様こそ俺達に対して不敬罪だぞ」
入学式会場へ向かっていたら下位の令嬢から俺達はいきなり絡まれた。せっかく可愛い婚約者との楽しい学園生活が始まると思っていた矢先これだ。前途多難な学園生活になりそうだ。
俺には可愛い婚約者がいる。婚約者とは五歳からの付き合いだ。最初はお人形だった婚約者が次第に心を許し可愛い表情を見せてくれるようになったのは七歳の時。お互いに学ぶ事が増えすれ違い、話し合う事が大事だと気がついた十歳。可愛いと愛おしいと好きだと声に出さないと気がついた十三歳。そして、相思相愛の婚約者と楽しい学園生活を送るはずだった今。
俺はすごくしょげていた。この世界は乙女ゲームの世界だったのかと。てっきり普通に異世界に転生しただけだと思っていたのに。そう、俺には前世の記憶がある。極普通の人生でおそらく事故に巻き込まれ転生したのだと思う。
ん?前世の記憶があったなら、話し合う事もきちんと口に出す事も大事だと知っていただろって?
...婚約者が好みすぎて顔を見れなくて会話ができなくなっていたんだ!しょうがないだろ?誰だって好みの人が目の前にいたら緊張するだろ?!
閑話休題。
可愛い婚約者を守りつつ、最高な青春を俺は過ごしたい。学園帰りに寄り道デートをして、あーんを婚約者にしたい。精一杯婚約者との学園生活を守り抜いて青春を謳歌するんだ。
それから俺の親友や両親、婚約者の親友や両親に、あの変な令嬢を俺達に近寄らせないよう頼み込んだ。その結果、誰もが羨む青春を謳歌した可愛い婚約者との学園生活を送れた。本当に協力してくれた全員に感謝している。
一方、あの令嬢は学園から追放されいなくなっていた。原因はこの現実を乙女ゲームだと思い込み、俺の婚約者に危害を加えようとしていたからだ。俺達と令嬢は爵位が違いすぎる。それなのに危害を加えようとしたのだから不敬罪であっという間に修道院行きに。
いつか現実だと気づくことが出来たら良いと思っている。
卒業式から一週間後俺達は結婚式をおこなった。可愛い婚約者はウェディングドレスを着ると可愛く綺麗で女神な婚約者に。
これからも俺は婚約者、いや奥さんを幸せにできるようにずっと努力し続ける。
婚約者令息あるある物語、前世の記憶持ちの令息で婚約者の令嬢を溺愛end。
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